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Posted by ブクログ 2022年01月13日
タイトルから示唆されるように、過去に不自然な死が起こった書斎を舞台に、謎の事件が続く。
取り憑かれたように、書斎に閉じ籠り、物語を書き綴っていた、館の現当主の大叔父。
彼の突然の書斎から出た瞬間の死、書斎の暖炉のそばだけ絨毯が水浸し、疑問は解かれることなく、不審死のまま、書斎と共に封印されてきたが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月14日
やっぱ殺人事件だけ起きてそれを名探偵が解決するだけじゃ味気ないよねぇ。だから裏にはラブストーリーは突然にあっても良い、ってこれじゃ火サスか。
でもコナンみたいに最初から最後までほとんど事件に関わってるのに何ら役に立たずに何人も死んでしまうような展開ではなく、その場に居合わせなかったからしょうがないぜ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月15日
2008年版このミス7位。
シリーズ物なのを知らなかったのですが
特に困ることなく読めました。
この作家の特徴なのか、
(事件にはそれ程、関係無く)1人称と3人称が
混ぜこぜな感じで、途中、読みづらいなぁ、と思ったのですが
読み進めるにつれて気にならなくなった。
さて、内容についてで...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
怪奇趣味が横溢している、カーが好きというのが全編通じて感じられる作品。
殺害現場(遡って、大叔父が死んだ部屋)の絨毯が濡れていた理由については、三者三様の理由が提示されていて、上手い。
特に第一、第二に関してはかなりスマートで、登場人物が驚いた逆説的な理由とも相俟っておもしろい。
そして問題の三つ目...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月05日
訳者によるとアルテの最高傑作とのことだけど僕にはそう思えなかった。僕自身の体調があまりよくなかったせいで、数名のメインの登場人物が出てくるけど、作者の視点があちこちに飛んでしまっていて、誰が誰だか区分けするのが難しかったのだ。それにしても、このような偶発的な要素が強い物語はアンフェアな感じがした―...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ジョン・ディクスン・カーを連想させる作家。全編を縁取る怪奇趣味、謎解きへのプロセス、さらにはキャラの雰囲気から読みやすさまで、“カー色”に溢れているが、決して猿真似というわけではない。むしろ、作品全体の統一感という点では本家に勝るのではなかろうか。これだけガチガチの本格で勝負されると、読むほうも無意...続きを読む
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