平岡敦のレビュー一覧

  • ルパン、最後の恋

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    著者没後70年目に出版された、かの“怪盗紳士ルパン”シリーズ最終作。もうそれだけで読まなきゃダメ。「奇岩城」や「カリオストロ」のような傑作じゃないけど、引退して慈善活動にいそしむルパンがいい味だしてます。ただ、翻訳に難アリ。

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    2014年06月29日
  • オマル―導きの惑星―

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    最初にタイトルからおまる(アヒルのヤツ)を思い浮かべてしまい、どんな物語だろうと粗筋を読んだらそのギャップがツボにハマりました(作者さん、すいません)。あまりSFは詳しくないので語れないのがちょっと悔しいなと初めて思いました。未知の世界と種族と言葉から説名がほとんどないため、想像の翼を広げるしかないので自分の脳内変換では力不足だけど謎が多過ぎるオマルの世界を結末まで見たいし知りたいのに翻訳がまだされてないのが残念すぎます。

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    2014年06月22日
  • ルパン、最後の恋

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    小・中と大好きだったルパンシリーズ。
    ハマったのはホームズよりも先。ホームズはなんか
    怖そうだったので、結局まともに読んだのは高校なんだよなあ。まあ、ドラマは観てたんだが・・・。
    奇厳城・青い瞳の少女・813の謎、などなど何度も何度も読んだなあ。とにかくわくわくした。
    つーわけで楽しみにして読んだのだが・・・・。

    うーん・・・・。まあおもしろくない、とはまではいかないんだが、正直あんまわくわくしなかった。
    子どもの心を失ったから???
    同時収録の一番最初の短編の方がおもしろかった。

    コラさん、四人のお友達、別に誰が好きとかでなく
    楽しく過ごしていたいだけ、とか言ってたわりに、
    ルパンなら愛

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    2014年05月16日
  • 怪盗紳士ルパン

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    なによりもルパンの人間らしさに惹かれました。

    『アルセーヌ・ルパンの逮捕』から始まる辺り
    逮捕?って疑問に思ったけど、そこにも、ルパンの素敵な人間性が垣間見れます。

    どの作品も『いつルパンはでてくるんだろう!』と期待させてくれて
    その華麗なる手口と、悪なる正義とも呼べるルパンの主義にはまりこみました。

    そして個人的には、『王妃の首飾り』が印象深かったです。

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    2013年11月24日
  • ルパン、最後の恋

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    ネタバレ

    ようやく!ようやく読むことができました。
    でも、あれれ?
    私の愛しのルパンはこんな?
    私が年取っちゃったのー!と寂しく思っていたら、推敲途中の原稿だそうで、ちょっとホッとする。
    骨格だけだったんだな。
    花の盛りの40歳になったルパン。
    自分とは世界が違うとか言いつつ、唇を奪ってしまうあたり、むふふ。
    ルパンだなー!
    最後の恋のお相手は箱入りなのに大胆な怖いもの知らずのお嬢様、コラ。
    肉食になったクラリス(アニメの)って感じ。
    あー、このお話にガッツリ肉がついていたらどんなになったんだろう。
    サー・ドースンとの駆け引きもきっともっとスリリング。惜しくて仕方がない。
    これを世に出してしまったことも

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    2013年10月03日
  • ルパン、最後の恋

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    ホームズ派だがポケミスのルパンという事で読んでみた。ルパンの男気と恋に揺れる感じがよい。でも、推理しないのはつまらないなぁ。

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    2013年07月23日
  • ルパン、最後の恋

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    面白かった。
    何となくルパンのイメージが違う気がする。ルパンⅢ世と混ざってしまってるのかも。^_^;

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    2013年12月26日
  • カリオストロ伯爵夫人

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    カリオストロといえば『ルパン三世 カリオストロの城』
    やはりネーミングは、この作品から取られているそうです。
    これはミステリというよりも、とあるミステリを巡る冒険小説に
    恋愛のエッセンスを濃厚に織り込んだ作品って感じかなぁ~
    時系列的にみると、ルパンの最初の事件になるんだろうけど
    ある意味、回想録的な位置づけみたいだし・・・
    天才的な才能を発揮するものの、ヒヨッコだったから詰めが甘い。
    っていうか油断し過ぎで痛い目をみる。
    そういうのがハラハラして楽しく読めました。
    続編にあたる「カリオストロの復讐」が気になります。

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    2013年06月29日
  • 水晶の栓

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    いきなり裏切られるルパンにびっくり。
    ルパンが仕事をしようとしても、先回りして妨害される。
    ドーブレックなのか、第三者なのか。
    どうやって情報を知っているのか全然わからなくて、読んでて混乱した。
    最後の最後まで気が抜けない展開で、水晶の栓がまさか「目」だったとは気づかなかった。
    そう言われれば、色々伏線があった。

    なかなかいいように進まなくてやきもきした展開とは裏腹に、ラストはルパンらしいスカッとした展開に。
    久々の切なくないラストでよかった。

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    2013年06月02日
  • ルパン、最後の恋

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    ネタバレ

    2013年の本屋大賞、翻訳部門2位の作品。
    著者の死から70年後の新作。
    最近翻訳された文章のため古い文体がなく読みやすいし、シリーズを全く知らない状態でも楽しめました。

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    2013年04月25日
  • ルパン、最後の恋

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    P190でジョゼファンとマリ=テレーズの夕食のメニューが
    おいしそう。
    おなかが空いてないのに、よだれが...。
    再現して食べたいな。

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    2013年04月06日
  • ルパン、最後の恋

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    ネタバレ

    大怪盗の冒険とロマンス、とっておき。

    以前より気になっていたけど、宝塚で上演すると聞いたので。翻訳調だからか、とても台詞がヅカっぽい。ルパンが40歳というところをどうするかな?

    もうちょっと練り込むつもりだったのかな、と思わせる単純な筋。でも、おもしろいです。ここから膨らませた完成版を読んでみたかった。最後についている「アルセーヌ・ルパンの逮捕」もおもしろかった。

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    2013年03月17日
  • ルパン、最後の恋

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    ルブラン没後70年目の2012年5月に出版された、ルパンシリーズの未発表作ということで手に取った。またシリーズ第一作の「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が併録されており、1冊で楽しめる。どちらかというと、併録の方が面白かった。
    いずれにせよ日本の翻訳レベルの低さに辟易する。作品の魅力が半減してると思う。

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    2013年03月03日
  • ルパン、最後の恋

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    父親が自殺してしまった一人娘のコラには四銃士という四人の友人がいた。父親の遺書には四銃士の中にアルセーヌ・ルパンがいるらしい。コラを狙う陰謀の中でルパンは彼女を守ろうとする。
    ミステリというよりは冒険譚。ルパンの正体ももっと誰だか分からないように引っ張るかと思いきや、あっさりと判明する。分らないコラの方がオカシイ。全体的に古臭くはあるが、面白く読む事が出来た。
    最初の読書が中1ぐらいの時に読んだ「奇岩城」だったのを思い出した。

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    2013年03月02日
  • ルパン、最後の恋

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    ルパン最新作ということで、ある程度の贔屓目はあるとしても、けっこう楽しめた。ユニークかつ紳士のルパンの魅力はちゃんと残されていました。

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    2013年01月27日
  • ルパン、最後の恋

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    ネタバレ

    ルブラン没後70年で発刊された遺稿。推敲途中だったとのことで構成が粗い印象。悪人をやっつける仕掛けとかも、イマイチ理解できず…。
    40歳になったルパンが、愛する女性の前で過去を恥じたり、社会貢献に活動の軸足を移したりと、今までのイメージ変わります。
    ロマンチックなラブストーリーとして映画で見たら面白そう。小説としては、ちょっと読みにくい。

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    2013年01月12日
  • ルパン、最後の恋

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    子供のころ大好きだったルパンシリーズ。
    まさか新作が読めるとは・・・久しぶりのルパン。
    相変わらずのあっぱれな紳士っぷり。
    推敲途中ということで、未完成感は否めない。
    悪人大ボスがちょっとキャラ弱く、残念でした。

    しかし、ルパンのカリスマ性、お茶目感、
    頭のよさ、育ちのよさ、たくさんの魅力は十分に伝わってきました。

    ルパン館のセコム的な仕掛けは想像をこえていて
    不思議。ちょっと笑える?

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    2012年12月26日
  • ルパン、最後の恋

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    ルパンを読むのは何年ぶりだろう?
    昔のシリーズを本棚から探し出して、また読みたくなった。

    ただ、今作品は未完成と言われているだけあって、やはり昔からの読者にとっては少々物足りなかったのは否めない。

    しかし、ルパンの作り出すこの世界観、ルパンの人間性の魅力、正義感、騎士道、高慢さと卑屈さ…いろいろあるが、やっぱりこの独特の雰囲気はルブランならではと言わざるを得ない。

    未完成だろうがなんだろうが、読まないわけにはいかないだろう。

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    2012年12月26日
  • ルパン、最後の恋

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    ルパン、最後の恋


    ルパンと言っても三世じゃなく、恋の相手も峰不二子ではない

    ルパン三世の口上 「俺の名はルパン三世。かの名高き怪盗ルパンの孫だ。」

    に出てくるお爺ちゃん、怪盗紳士アルセーヌ・ルパンのことだ

    子供のころ、ポプラ社の子供向け翻訳全集にアルセーヌ・ルパンシリーズがあったが 、ルパンのロータスでエスプリに溢れた活躍ぶりは、孫のルパン三世に負けず劣らず 華々しいものだった

    「奇岩城」 「813」 「虎の牙」 「緑の目の令嬢」 「八点鐘」 「金三角」 「ラ・ヴァール・イヴァ荘」 「三十棺桶島」 「カリオストロ伯爵夫人」 「ルパン対ホームズ」

    全集をコンプしていた私は、その作品

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    2012年12月19日
  • ルパン、最後の恋

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    アニメのルパンの印象が強いんだけれど アニメのルパンも本のルパンも紳士でかっこいい。
    ルパンにも人を心から愛する気持ちがあるっていうのがわかってなんだかほっとした。人間らしい生活も送ってほしいし。

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    2012年12月19日