平岡敦のレビュー一覧

  • 狂人の部屋

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    2008年版このミス7位。
    シリーズ物なのを知らなかったのですが
    特に困ることなく読めました。
    この作家の特徴なのか、
    (事件にはそれ程、関係無く)1人称と3人称が
    混ぜこぜな感じで、途中、読みづらいなぁ、と思ったのですが
    読み進めるにつれて気にならなくなった。

    さて、内容についてですが、サスペンスとオカルトの融合が
    うまいことできているのではないでしょうか。
    他の作品も読んでみたくなったので、星4つ。

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    2012年12月15日
  • ルパン、最後の恋

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    ルパン幻の最終作、いつもの盗みもあれば、恋もあり、家族も出てくるなど、ファンにとってはたまらない作品ですね。よかったー

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    2013年03月21日
  • 怪盗紳士ルパン

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    アルセーヌ・ルパンシリーズの新訳版。

    新訳ということで古臭い表現もなく、読みやすい感じでした。再読だったので改めてルパンってミステリーの古典なんだな、と感じました。

    好きなのは『王妃の首飾り』不可思議な状況で盗まれた首飾りの謎をめぐる話。ルパンが正体を現してからのルパンの迫力が鬼気迫るものがあって印象的です。

    『ハートの7』はわたし(モーリス・ルブラン)とアルセーヌ・ルパンの出会いの話です。
    ルブランの家に侵入しながら、何も盗らなかった強盗の謎が思わぬ展開につながっていき面白かったです。また作者自身が作品の中に出てくるということも、この話を初めて読んだ小学生の時には新鮮で、その意味でも個

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    2011年12月06日
  • 怪盗紳士ルパン

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    世界一有名な怪盗紳士。ちゃんと読んだのは初めてでした。泥棒というより気まぐれな解決屋みたいな感じです。ミステリー要素があり普通に面白い作品でした。

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    2011年09月30日
  • 殺す手紙

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    3/4まで読んで、「なんだ、某有名作品のパクリ」かと思ったのですが、最後のほうで裏切られましたね。あー…。
    最後のオチがよくわからなかったので読み返します。

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    2011年07月06日
  • 怪盗紳士ルパン

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    シャーロックホームズの冒険を読み終わった後にすぐ読んだので、イギリスと、フランスのお国柄の違いがかなりあって面白かったです
    さすがはフランス愛の国
    ホームズなど他の探偵小説では助手に当たる人視点で物語は進んでいきますが、この場合怪盗視線で、ぶっちゃけていてすごい新鮮でした

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    2010年09月19日
  • 狂人の部屋

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    怪奇趣味が横溢している、カーが好きというのが全編通じて感じられる作品。
    殺害現場(遡って、大叔父が死んだ部屋)の絨毯が濡れていた理由については、三者三様の理由が提示されていて、上手い。
    特に第一、第二に関してはかなりスマートで、登場人物が驚いた逆説的な理由とも相俟っておもしろい。
    そして問題の三つ目の理由……読んですぐは頭が理解を拒んだなぁ。
    ここだけ違う作者のトリックみたいだった。
    それしか考えられないとはいえ……いいのか、これで?って印象。
    でも、最後までプロットが練られていて、しっかり読めた。

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    2009年10月04日
  • 虎の首

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    バラバラ死体と密室殺人。このネタだけで中篇ミステリが二作完成する。それをひとつの長編として世に送り出した作者の構成力には素直に感心せざるを得ない。トリックも特に目新しいわけではなく、犯人も推理可能。部分的には平均レベルなのだが、ひとつの作品として見たときの完成度がずば抜けているのだ。パズルのピースがレドンナム村へ集まり、そこで事件が始まり探偵が登場する──よくある事件のアプローチもアルテにかかると吸引力は倍増。繋ぎ目がなくシンプルでスムーズで飽きがこない。お馴染みの怪奇趣味やラストのプチ爆弾(?)など、スパイスの調合も完璧。似て非なるネタのコラボに成功した海外本格の秀作。

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    2009年10月04日
  • 赤い霧

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    クドイ(笑)けど、発想力が奇抜で豊かだなと思う。”フランスのディクスン・カー”とはまさに良い得て妙かと。先が読めてしまうところはあるけれど、それはそれで許せるし楽しめるって思わせるのがこの作者の一番の見せ所かな。『第四の扉』も必読。

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    2009年10月04日
  • 赤髯王の呪い

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     短めの長編1作と現在の所発表されている短編3作を収録されたもの。

     赤髭王の呪い
     思春期に見せる回想、時代とその場所における出来事をうまい具合に動機に結びつけ、犯罪を成立させている。これが賞(アルザス=ロレーヌ作家協会賞)を受賞したというのも、なんか分かるような気がする。

     短編も全て不可能犯罪。短いページに上手くまとめたもんだなぁ、と思う。3作の中では「コニャック殺人事件」が好みです。

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    2009年10月04日
  • カリオストロ伯爵夫人

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    ルパンがルパンになる前の物語。
    けなげな女性に恋をしたルパンは結婚を申し込みに彼女の父親のもとを訪れる。
    しかし身分を口実に反対された彼は、その父親が持つ秘密をネタに結婚を承諾させようとその秘密を盗み出す。
    そこに隠された秘密とは・・・。

    普仏戦争にまつわるお宝を追うグループと100年前からまったく年をとってないと思われる怪しい麗人、そしてその麗人に協力する事で事件に絡んでいくダンドレジー。
    そのダンドレジーがルパンになる前のルパンです。

    アニメのルパンシリーズでも名作の呼び声の高い「カリオストロの城」の原作ともいえる物です。

    物語はルパンと名乗る以前の話なんですが、ルパンの持つニヒルで

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    2009年10月04日
  • 赤い霧

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    19世紀を舞台にした密室殺人事件モノ。なんだか黄金時代の本格を読んでいる印象がずっとあった。密室殺人のネタはまあまあだけど面白い。
    ただこれが中盤からがらっと雰囲気変わる。まさかこういう趣向で来るとは。「えっ?」と驚いたあとはドキドキしながら先を読み進めた。いや、すごかった。

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    2009年10月04日
  • 赤い霧

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    切り裂きジャックの話とは途中まで全然気づきませんでした。
    でも、異常者になってしまった原因がちょっと、安易すぎないかなあ、と思ってしまいました。
    なかなか、ぐいぐい読ませる力は
    感じました。

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    2009年10月04日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    大昔の古典密室モノ。
    名探偵コナンで今ありそうなトリックを、大昔に既にやっていたところに凄みを感じます。

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    2026年02月16日
  • 恐るべき太陽

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    南の島に集められた5人の作家志望の女性達。人気作家の指導の元、課題の文章に取り組む。
    しかし作家は失踪し、参加者の1人が遺体で発見される。
    作中に妙な念押しをしてくるなと思ったが、アガサ・クリスティへの挑戦を謳ってるだけあり、巧妙な仕掛けだった

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    2026年01月21日
  • 恐るべき太陽

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    南太平洋 仏領ポリネシア(通称 タヒチ)
    ゴーギャンの絵画で世界中に知られている場所。
    世界地図で見てみるとどうしてここが仏領なのか、とても理解できないほどヨーロッパから遠い。
    その地理的遠さと異文化の環境が“密室”を高める、もちろん“島”でもあるし……。

    主要な登場人物による語りで物語は進む。
    でも、時系列で進んでいるにもかかわらず、行ったり来たり行ったり来たりして、なんだかのめり込めない。

    その理由はラストでわかる。

    確かに驚愕な結末で、結末は面白かった。
    が、やっぱり叙述トリックは好きになれない。
    だって、一生懸命に読んで理解しようとしていた途中の自分がかわいそうすぎるから。

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    2026年01月03日
  • シャーロック・ホームズの誤謬 『バスカヴィル家の犬』再考

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    シャーロック・ホームズの長編「バスカヴィル家の犬」でホームズの行った推理の疑問点・矛盾点を指摘し、作者コナン・ドイルをも考えていなかった新たな推理を展開。
    嫌な粗探し感はなく、新説はなかなかの説得力がある。面白く読めた。

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    2025年12月02日
  • ルパン、最後の恋

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    所々スムーズに読めなくて苦労する作品だったが、訳者あとがきにこの作品が世に出た経緯が書かれていて納得した。
    モーリス・ルブラン本人はもっと推敲したかったかもしれないが、一読者としては公開してくれて嬉しい。

    カリオストロ伯爵夫人では無邪気な青年だったのが、すっかり壮年期を迎え世のため後世のためにどう生きるかに重きを置いていて、人としての円熟味が心地よい余韻をもたらした。

    その一方で惚れっぽい性格・気障な愛情表現は相変わらずでラブロマンスが作品に色を添える。

    シリーズの締めくくりとして穏やかにクローズしていくので、派手なアクションや展開を求める人には少し物足りないかもしれない。
    ハッピーエン

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    2025年11月11日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    ネタバレ

    序盤から密室殺人かつ犯人消失というとびきりの不可能犯罪で引っ張ります。さすがに古色蒼然というか、色褪せを感じさせる真相ではあるものの、100年以上前の作品であることを考慮すると水準以上ですね。古典はやはり雰囲気が良いな。
    しかし、何の元祖なんだこれ。てっきり心理密室の元祖なのかと思っていたらそうでもないらしい。単純に密室ものとしてよく出来ているから今も評価されてんのかな。

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    2025年11月08日
  • 奇岩城

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    これまたスケールの大きな物語だった。
    ライバル役が少年というところが良い。
    怪我は負わせても殺人はしない、ある意味で純粋な怪盗紳士の好敵手役にぴったりだ。
    ボートルレ少年が謎を解いていくシーンは必死にページをめくった。

    しかし、コナンドイルのホームズが好きな私としては、ルブランのホームズはどうにも受け入れ難い。
    そこを除いてはとても良かった。

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    2025年11月01日