平岡敦のレビュー一覧

  • あやかしの裏通り

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    ネタバレ

    20世紀初めを舞台にしたミステリー。序盤はなかなか読み進みにくかったが、終盤はなかなか面白く読めた。
    ただ、主人公のキャラクターは今一つかな。
    消える路地の謎については古き霧のロンドンならではかな。

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    2019年07月16日
  • 金時計

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    ネタバレ

    作風が変わった気がするのですが。いい意味でフレンチミステリーらしくないところが好きだったのに、ずいぶん変化球を投げてきたというか、こってりして結果的にフレンチっぽくなってきたというか。
    雪の中での不可能犯罪は、

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    2019年07月11日
  • 世界ショートセレクション1 ルブラン ショートセレクション 怪盗ルパン 謎の旅行者

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    短編集。ミステリ。
    ルパンといえば、日本のアニメのイメージが強かったけど、真っ当なミステリでした。
    読みやすくて良いです。

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    2019年06月04日
  • あやかしの裏通り

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    ネタバレ

    美術評論家でもある名探偵オーウェン・バーンズの家にアメリカの外交官でもある旧友ラルフ・ティアニーが飛び込んできた。
    正体不明の路地に迷い込んで妙な光景を目にしたという。実は同じようなことが過去にもあったと新聞は伝えている。
    その路地は通常存在せず、迷い込んだ者は戻らないか心を病んでしまう。彼らはその路地で不気味な人々を目にするのだが、そこでみたシーンはどうやら現実に起こることらしい。
    オーウェン・バーンズが捜査に乗り出す。

    というお話なのですが、このオーウェン・バーンズがなかなかの気取り屋で鼻につく上に、だらだらと描写が長い。
    よって面白くなるまでにやや時間を要する気がします。

    この名探偵

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    2019年11月30日
  • 炎の色 下

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    前作の続きと思っていたので、期待しすぎてしまった。
    これは、フランスの歴史を知っていたら、とても楽しめるのでは?
    過去の重大な事件も書かれているし、そういうのを知っていたらワクワクして読めたんだろうなぁ。そこがもどかしかった。

    でも次の作品も、楽しみにしています。

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    2019年04月29日
  • 天国でまた会おう 下

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    どうしても身近でない群像劇のため深入りできなかったが、時間が経つにつれ、よくよく考えると実は戦争の悲劇からくる個々の葛藤をみんなに考えて欲しい、と奥深い、著者のうまさなのかも。最後のスピード感は圧巻。何気にメルランが刺激を与えてくれる。

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    2019年03月28日
  • 天国でまた会おう 上

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    身近でなかった話なので新鮮でした。戦争の悲惨さは衆知のごとくですが、この時代ですでに欧州にアフリカ人だけでなく中国人もいたという、うわべだけですが実感、歴史知識なさすぎを痛感。さらに花粉症もあったなんて。日本語訳なだけで違うかもしれませんが。
    まだ序盤。ジェットコースターストーリーを期待して下巻をめくります。

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    2019年03月14日
  • 炎の色 下

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    「天国でまた会おう」がまさかの3部作の1作目だったと知ったときの驚きたるや、筆舌に尽くしがたい。あれはあれで、とてつもなく完璧に完成された一作だとおもっていたから。ただ続篇が出たとなれば、近いうちに買ってしまうだろう気はしていた。「天国~」が一時も目を離せない作品だったのに対し、本作はどちらかといえばじっくり読むのが合っている。単に恨みを晴らしたいだけではないマドレーヌの、失敗できない復讐劇。腹を決めた人間の逞しさは、倫理を度外視させる威力をもつ。そして、注目の第3作ときたら……あの人物が主人公だという!
    (“道徳”と書こうとして、いやいやもっとクソみたいなやつがいたではないか、とおもいなおし

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    2019年02月15日
  • 第四の扉

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    フランスの作家なのに、舞台はイギリス。
    密室殺人。次々と提示される謎。
    交霊会、雷雨、ほの暗い雰囲気。
    最後のどんでん返し。

    ただ、物語の進め方は、ごつごつとした感じ。
    デビュー作だからか。

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    2019年02月11日
  • 天国でまた会おう 上

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    ネタバレ

    戦場でプラデルの悪事を見てしまったアルベールは、そのプラデルに生き埋めにされてしまう。エドゥアールがアルベールを助けたがそのせいで爆弾を浴びエドゥアールは顔に大怪我を負う。
    戦後パリに戻った2人は貧しく暮らす。プラデルの出世を知った2人は落胆。国を相手に壮大な詐欺計画を企てるものの、エドゥアールはその成功を見ることなく、自分の父親が運転する車に飛び込み命を絶ってしまう。

    エドゥアールの父の描写が印象的でした。息子が生きている時は父親らしいことを全くしなかったのですが、息子の死を知って、失意と遺恨に悩む父親像が見てとれ、とても悲しい気持ちになりました。

    悪事を働いたプラデルが結婚し幸せに暮ら

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    2019年03月16日
  • クリムゾン・リバー

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    ひょんなことから著者のグランジェ氏と知り合いになったところへ復刊されたので、急いで読む。98年の刊行作かー。今や証拠品に触るだけでも記録がないと「汚染された」と裁判で役立たなくなる、アメリカの科学捜査と異なり、この時代、フランスの刑事たちは熱情的で直情径行で、手がかりをつかめば自らガラス割って侵入したり破天荒。ちょっとジョー・ネスボのハリー・ホーレな風。ちょっと浪漫がすぎる感もあるけど、なかなかの読み応え! JCに会ったらいろいろ聞きたいことあるなー。

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    2018年12月16日
  • 炎の色 下

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    ピエール・ルメートル『炎の色 (下)』ハヤカワ文庫。

    下巻。主人公・マドレーヌの復讐劇が綴られるが、どうにもスッキリしない。ネチネチした復讐の過程と端折って慌ててまとめたような結末に、どうにも納得出来なかったのだ。読み終えてみると、まだ上巻の方が幾分ましなように思えた。

    そう言えば、タイトルの『炎の色』は何の色だったんだろう。

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    2018年12月06日
  • 炎の色 上

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    ピエール・ルメートル『炎の色 (上)』ハヤカワ文庫。

    『天国でまた会おう』の続編。個人的には『天国でまた会おう』は今一つ受け入れることが出来なかったので、本作はどうかと一抹の不安を覚えつつページをめくる。

    読んでみれば、続編と銘打ちながら、独立した物語のようだ。本作の主人公・マドレーヌが『天国でまた会おう』の主人公・エドゥアールの姉という設定が続編としての唯一の接点である。

    莫大な父親の遺産を相続し、その葬儀の最中に息子が悲劇に見舞われる悲劇の主人公・マドレーヌがその相続を善しとしない親族や知人にはめられ、全財産を失い窮地に立ち、復讐を誓うというところまでが上巻の粗筋。

    やや冗長気味な

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    2018年12月06日
  • 世界ショートセレクション1 ルブラン ショートセレクション 怪盗ルパン 謎の旅行者

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    残念ながら今回はヨシタケさんのイラストは合わない…。ルパンを知ってる大人が昔を懐かしんで読むならともかく、子供向けにはタイトル作のようなルパンとしての冒険作品を選んだ方が良かったのでは?

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    2018年11月18日
  • 第四の扉

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    ネタバレ

    数々の謎と次々と展開されていく事件と推理。そのひとつひとつは興味深く次はどういう展開が待っているのかと先が気になる。どういう結末でそこまでどう辿るのか。不思議な雰囲気のある作品。

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    2018年09月02日
  • オペラ座の怪人

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    ネタバレ

    怪人の愛と悲劇。

    劇団四季を観に行ったので。本当は観る前に読みたかったのですが、ちょっと取り掛かりが遅く。原作とミュージカルは割と印象が違った。原作の細かい部分をそぎ落とした感じ。

    ラストで怪人の気持ちがわかってしまったような、一緒に震えたような、そんな自分に驚く。愛するということは、どういうことか。愛されたことのない怪人が、自分への愛を感じて、愛を知り、クリスティーヌを開放する。ラウルとクリスティーヌは身分としては結ばれない恋だった。この事件と共に二人は行方をくらます。世間に広まるのは、一連の悲劇。怪人を掘り下げたという宝塚の方も、機会があれば観たい。

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    2018年04月23日
  • 天国でまた会おう 下

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    女性がみんなかっこいい。男性はみんな女々しい。笑 だからちょいちょいイライラしたけど。エドゥアールの顔の描写が、好き。

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    2018年02月16日
  • 世界ショートセレクション1 ルブラン ショートセレクション 怪盗ルパン 謎の旅行者

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    理論社の世界ショートセレクションの1~逃亡真っ最中のノルマンディー地方行きの列車で乗り合わせた婦人はあとから乗ってきて男がルパンだと言い、本物のルパンは不意を突かれて拘束されてしまった。逃亡した偽ルパンを警察を使って追い詰める。ガニマールを招いたルパンは偶然橋の上から降ってきた品物から殺人事件を見抜き、ガニマールにサファイアが縫い込まれている証拠品のショールを持って来させる。精神を病んでいる夫を待ちきれないオルタンスは男と駆け落ちしようとしてレニーヌ大公に邪魔され、山奥の叔父の過去の殺人事件を知る。レニーヌ大公と腹違いの妹主演の映画を観たオルタンスは共演者と恋に落ちた妹を探し出す~1941年に

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    2017年08月27日
  • 天国でまた会おう 下

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    ネタバレ

    どうなってしまうの?と、割とドキドキしながら読みました。
    これまで読んできたルメートルの作品と少し違う印象でした。
    メルランの存在が効いている。実際に自分の近くにいたら嫌だけど、なくてはならない人。
    最終的にアルベールがしあわせに?なってくれたのが良かったですし

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    2017年07月16日
  • 天国でまた会おう 上

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    あの、「悲しみのイレーヌ」で有名な著者の作品。

    うーん。「悲しみのイレーヌ」は、非常に衝撃的な作品だったけど、こちらはどうか。紙面ぎっしりと文字が配置されているページもあったりするので、読み進むのには、少し力がいる。また、内容的にも、すこし入り組んでいるので、そういう意味でも力がいる。

    上巻では、テンポが良いとは言い難い。下巻で、どう巻き返すか。

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    2017年06月30日