平岡敦のレビュー一覧

  • 奇岩城

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     昔に児童向けの小説で読んだことがあるが、大人向けのものを読んだのは初めてかもしれない。ルパンと、若い高校生探偵が争う冒険小説。ホームズやクリスティのような推理小説というよりは、冒険小説。もちろん古い古い小説であり、古典的な感じではあるが、読みにくいことはない。奇岩城についてはあまりに突拍子もない設定のような感じがしないでもないが、それはそれで小説だからいいのだろう。

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    2025年11月01日
  • 第四の扉

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    ネタバレ

    密室×2は正直しょぼい…最近読んだ「スウェーデンのディクスン・カー」や「中国のディクスン・カー」と比べても派手さがまるでない。でもこのしょぼさがなんか嫌いになれない…というか好きだ。怪奇、憑依、密室、メタネタなどサービス精神旺盛なのに、ここまでコンパクトにまとまっている点も評価したい。(日本の作家だったら500ページは優に超えそうw)

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    2025年10月31日
  • 怪盗紳士ルパン

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    前回アルセーヌ・ルパンを児童書で読んだ時、少し物足りなさを感じたので、一般向け翻訳版で読んでみた。

    児童書よりもエピソード数が多いのが嬉しい。
    ルパンの「初期の仕事」のエピソードは、人間味があって親近感を抱かせる。
    ホームズと初めて会うシーンはピリッと引き締まる空気感が目に浮かんでゾクゾクした。

    ここに書く感想ではないが、前回読んだ南洋一郎版は児童書向けに解釈が変わっているところがあったようで、比較してみると児童向けに違和感なくアレンジされていることに気づき、その技量に驚かされた。

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    2025年10月28日
  • 恐るべき太陽

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    本書の感想は、「騙された〜」という感じです。

    ミシェル・ビュッシの「黒い睡蓮」を読んで、フレンチミステリーの面白さに目覚めました。

    本書も、読み進めないと収まらないくらい、謎が謎をよびました。
    途中から恐くなって…
    chatGTPに「クレムは、精神を病んでいるのか…?」と質問したくらいです。
    chat GTPの答えは…そう思わせるのが作者の意図だそう。

    最後まで読んでみて…複雑な構成だと感心しながらも、やや納得のいかないところもありました。
    犯行は短略的ですし、ハッピーエンド寄りの結末も取って付けたように感じました。

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    2025年08月24日
  • 死まで139歩

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    フランス人作家による、古色蒼然たる本格ミステリ。
    いかにも本格ミステリ然とした雰囲気がとても心地よい。
    魅力的な謎に較べて、信じられないくらいバカバカしいトリックだが、そこも含めて愛すべき作品。

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    2025年07月30日
  • 誰が星の王子さまを殺したのか?

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    洋書の同じ人物をいろんな呼び名で呼ぶのは、なかなか慣れない。話が思うように入ってこなかったところもあったけど、星の王子さまの世界観をこわさずに、新しい解釈をもらって興味深かった。サン・テグジュペリさんのことについて、あんまり知らなかったから作者の経歴などを知るのもその本の面白さを深める要素であると感じた。あとがきを読む時に、これからはは、そこまで楽しんで読みたい。

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    2025年07月26日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    評価、細いけど3.7
    ミステリー小説の先駆的な触れ込みがあって読んでみての感想は、時代的な文化や背景が昔過ぎていて
    今の捜査手法と違いがありすぎと感じた

    おそらく今の検察官だと思うが、あまりにも安直過ぎで捜査が暴走気味

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    2025年07月17日
  • 第四の扉

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    ネタバレ

    初めてのお方でいいのかな?カーに憧れてミステリを書き始めたとのこと。密室、オカルト、入れ替わり芸などとにかく情報量が多い。名前もなかなか覚えづらいのも読みにくさアップでちょっと苦しかったかも。読み進めていくうちに、作中劇から実はノンフィクション、そしてラストまでガンガン展開が突っ走り、ラストの一言でとどめって感じ。読みやすくはあったけど、肝心の部分がちょっと分かりにくかったかなあ。頭の整理整頓を上手くやりたい。

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    2025年06月25日
  • 誰が星の王子さまを殺したのか?

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    『星の王子さま』

    世界で一番翻訳された作品名で、本を読まない人でも『星の王子さま』のタイトルは知ってる人が多いはず!!

    私も、子供の頃はキツネやヒツジ、ヘビやゾウが出てきてとっても好きな物語だったし、どこか宮沢賢治さんの銀河鉄道の夜とリンクしたり、とても好きな物語だったけど、徐々にこの物語に違和感を覚えていくようになったのは、サン・テグジュペリの謎の死を知ってから。
    多くの人が言うように、この作品はサン・テグジュペリの遺書なのではないのか??
    彼がいなくなってからの『星の王子さま』の発行…
    ならば、今なおサン・テグジュペリの死体が見つからないのは、『星の王子さま』にそのヒントがあるのでは

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    2025年06月15日
  • 白い女の謎

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    名探偵オーウェン・バーンズシリーズ。
    出会った者の命を奪うと言われている《白い女》が名門リチャーズ家の周囲に現れ、人々を脅かす。そしてついに怪死事件が…
    解説にあるように、このシリーズは「幻想的な謎を論理的に解体する」パターンが多くて好き。今作も神出鬼没の白い女が怪奇性を高めている。わかってみればそんなのあり?という真相も多く、解決編はちょっとテンション下がったが、雰囲気はよかったし、解決後のラストも驚いた。この探偵はやはりよくわからない。
    巻末のシリーズ既訳全作品の解説も読み応えがあった。

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    2025年05月15日
  • 第四の扉

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    この物語は起承転転転転転。
    小さなトリックに注視すると、背後の思惑に気づかない。

    やられた!
    と思わせるラスト1行。
    爽快な気持ちで本を閉じ、さてお会計をと席を立つ瞬間、いやまてよ。。
    再度席を正し本を開いた。
    物語を辿ると、なるほど、もう一段階「転」があるのか。。私は最後まで犯人が誰か分からなかった。

    薦めてくれた友達に感謝する。

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    2025年04月30日
  • 金時計

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    1991年の初夏――劇作家アンドレは、子供の頃に観たサスペンス映画を探していた。スランプに陥っていたアンドレは妻のセリアの助言もあって、自身の創作の原点といえるほどの影響を受けながら、タイトルすら忘れてしまったその映画にもう一度向き合おうとしたのだ。隣人の勧めで、アンドレは映画マニアの哲学者モローを訪ね、彼の精神分析を通じて少年時代に立ち返っていく……。名探偵オーウェン·バーンズの2作目ということですが、1作目を読まずに先にこちらを読んでしまいました。名探偵?というほどの活躍でもなかった気もしますが…面白かったので良しとします。

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    2025年04月27日
  • 恐るべき太陽

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     画家ゴーギャンや歌手ジャック・ブレルが愛した南太平洋仏領ポリネシアのヒバオア島。この地に、出版社の企画で、同社のお抱えベストセラー作家が指導する創作アトリエに作家志望の女性5人が選ばれ参加するが、5人に加え夫が1人、義理の娘1人も同行した。ところが作家は突然失踪してしまう。果たして彼は生きているのか、死んでしまったのか。そうしているうちに彼女たちが1人、また1人と死体となって見つかる。これは皆を殺すことを狙っているのだろうか?

     作中でも言及されているように、『そして誰もいなくなった』を想起するような展開。もちろん宿泊するペンションのオーナー家族や島民もいるのだが、警察がすぐには駆けつけら

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    2025年04月14日
  • 誰が星の王子さまを殺したのか?

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    鳥取砂丘がね、出てくるのよ! 「豊岡と米子のあいだで」迷子になったら入り込んでしまったという…壮大だな! 「世界で一番翻訳された本」を著者の遺言であったとして謎を解いていく話で、こんなテもあったか。虚実ないまぜの大人のファンタジックミステリーという感じで、特に『王子さま』ファンでなくても興味深く読める。

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    2025年04月05日
  • 恐るべき太陽

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    注意深く読み進めたつもりなのに、まんまと騙されました。意表を突くやり方だったけど、ああ確かに!と後から気付いて悔しい。ヒントはいっぱいあったのになー。

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    2025年03月18日
  • ルパン対ホームズ

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    ルブランが書くのだからルパン優勢なストーリーなのは仕方ないかもだが、ホームズの相棒ワトソンが、水戸黄門のうっかり八兵衛的な書かれ方なのが不思議な感覚だった

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    2025年03月05日
  • ミゼレーレ 下

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    上下巻合わせて。

    パリの教会で、聖歌隊指揮者兼オルガン奏者が殺される。遺体の両耳の鼓膜は破られ、周囲に血痕があった。あまり大きくない足跡も。
    凶器は見つからなかったが、この教会に通っていたアルメニア出身の元警部リオネル・カスダンは、これは事故や病死ではなく、殺しだと直感した。そして退職後の身でありながら、この事件を追いかけることにする。
    被害者は両耳の間を貫通するように細長いもので刺されたと考えられた。そのような殺害法を実行するには強い力でかつ正確に急所を狙わなければならないだろう。
    一方、被害者の内耳にはいかなる微細な金属片も残されていなかった。凶器はどのようなものなのか?
    被害者は聖歌隊

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    2025年03月03日
  • ミゼレーレ 下

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    あんなに親切で優しいJCが、こんなおどろおどろしいミステリを書くということに、創作の神秘を感じる。これまた血みどろで、まさかの国際戦争犯罪につながっていくスケールのでかさ。彼の作品が時を経て邦訳出版されていることに乾杯。

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    2025年01月01日
  • 世界ショートセレクション1 ルブラン ショートセレクション 怪盗ルパン 謎の旅行者

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    最初のお話は、ルパンがルパンらしく出てくるのでおもしろかった。
    でもその後の展開が気になるところで終わる…。

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    2024年11月15日
  • 恐るべき太陽

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    騙された〜〜〜
    解説を読むと「ああ確かに!あそこはちょっと違和感あったわ」ってなるけど、本編読んでる間はわからないよね〜

    でも、だから何?とは思う。うわ〜騙された〜ってなって終わり。

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    2024年09月09日