ミゼレーレ 下
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ミゼレーレ 下

アルメニア使徒教会の殺人事件後に続いた同様の殺人事件。両耳の鼓膜を突き破られ、周囲には、血文字で書かれた聖歌『ミゼレーレ』の歌詞。元警部と薬物依存症に苦しむ刑事というはぐれ者ふたりによって明らかになっていく聖歌隊の少年たちの失踪事件と、殺された指揮者の秘密。彼は、ピノチェト軍事政権下の南米チリから亡命してきたドイツ系チリ人だった。南米のナチ残党と秘密兵器研究、謎のカルト教団のコロニー……。そして明らかになる、捜査権のない二人の驚くべき過去。グランジェの強烈な筆致に読者は翻弄され息を吞むこと間違いない!

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ミゼレーレ のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ミゼレーレ 上
    1,400円 (税込)
    採譜が禁じられていた、システィーナ礼拝堂だけのための聖歌『ミゼレーレ』。少年モーツァルトが聴き覚えて楽譜を起こし世に広まった、喩えようもなく美しい聖歌と、パリのアルメニア使徒教会で起きた聖歌隊指揮者の謎に満ちた殺害事件にはいかなる関わりがあるのか? 遺体は両耳の鼓膜が突き破られていた。凶器は? 遺体のそばには子供の足跡……定年退職した元警部と、優秀だが薬物依存で休職治療中の青少年保護課の若い刑事が、それぞれのこだわりのもと、バディを組んで事件に挑む。『クリムゾン・リバー』の著者による圧巻のミステリ!
  • ミゼレーレ 下
    1,400円 (税込)
    アルメニア使徒教会の殺人事件後に続いた同様の殺人事件。両耳の鼓膜を突き破られ、周囲には、血文字で書かれた聖歌『ミゼレーレ』の歌詞。元警部と薬物依存症に苦しむ刑事というはぐれ者ふたりによって明らかになっていく聖歌隊の少年たちの失踪事件と、殺された指揮者の秘密。彼は、ピノチェト軍事政権下の南米チリから亡命してきたドイツ系チリ人だった。南米のナチ残党と秘密兵器研究、謎のカルト教団のコロニー……。そして明らかになる、捜査権のない二人の驚くべき過去。グランジェの強烈な筆致に読者は翻弄され息を吞むこと間違いない!

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ミゼレーレ 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    怨恨か、ヘイトクライムか、国家の垣根を超えた陰謀か、
    二転三転、時には振り出しに戻り、どこへ連れて行かれるか予測できないページターナーで一気読み。惨い描写もあり、魂の傷付いた刑事と元刑事2人の捜査は地獄巡りの様相を帯びるも目を逸らすことは出来ない。

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    音楽、武器、宗教、社会問題に対する深い知見を材料に、そうくるか!の連続する展開。しばらくこのストーリーテラーにハマりそう。

    0
    2025年06月04日

    Posted by ブクログ

    ジャン=クリストフ・グランジェ『ミゼレーレ 下』創元推理文庫。

    下巻に突入。型破りのフランチ警察ミステリーである。何しろ、捜査権を持たない62歳の元刑事とヘロイン依存症で休職中の若手刑事がコンビを組み、謎のベールに包まれた巨悪に挑むのだ。

    久し振りにグランジェ劇場を堪能した。


    アルメニア使徒

    0
    2024年10月03日

    Posted by ブクログ

    これでもかと続く拷問実験の描写に嫌悪しながらもカスダンとヴォロキンの動きに目が離せられない。
    事件の真相に近づく度に消される参考人達。もう紙面が残りわずかなのに、と言う所で明かされるカスダンとヴォロキンの本当の過去。犯人との対決。最後が早すぎて気持ちがついていけなかった。

    0
    2024年10月29日

    Posted by ブクログ

    上下巻合わせて。

    パリの教会で、聖歌隊指揮者兼オルガン奏者が殺される。遺体の両耳の鼓膜は破られ、周囲に血痕があった。あまり大きくない足跡も。
    凶器は見つからなかったが、この教会に通っていたアルメニア出身の元警部リオネル・カスダンは、これは事故や病死ではなく、殺しだと直感した。そして退職後の身であり

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    あんなに親切で優しいJCが、こんなおどろおどろしいミステリを書くということに、創作の神秘を感じる。これまた血みどろで、まさかの国際戦争犯罪につながっていくスケールのでかさ。彼の作品が時を経て邦訳出版されていることに乾杯。

    0
    2025年01月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2025年の12、13冊目は、フランスの誇るジャン=クリストフ・グランジェの「ミゼレーレ」です。
    タイトルの「ミゼレーレ」は、イタリアの作曲家グレゴリオ・アレグリが、旧約聖書詩篇第51篇を元に作曲した合唱曲です。この合唱曲が、当然ながら全編を通して大きな鍵となって来ます。アルメニア使徒教会で聖歌隊の

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    グロかった。
    カスダンの過去、ヴォロキンの過去も明るみなるし、2人とも信頼し合ってるようでなにより。
    声を武器にするってまぁ、突拍子もない考えだけど、せっかくなら使ってみて欲しかった。
    あと数ページしかないのに結末が見えなくてもしかしてハルトマン倒さないで終わる?ってドキドキしたけど、ちゃんと決着つ

    0
    2024年10月10日

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