平岡敦のレビュー一覧

  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    密室ミステリの古典的名作。
    当時としては画期的なのでしょう。
    斬新な密室ものが数多く現れてきた現在の視点では「なんだそんなことなの」と肩すかしを受けるかもしれません。
    それでもミステリがお好きなら一度は読んでおくといいかもと思います。
    新訳になって格段に読みやすくなってます!

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    2023年10月20日
  • 恐るべき太陽

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    ネタバレ

    最近選んだ本がたまたま主人公が犯人のものばかりで正直お腹いっぱい
    もう少し違う展開を期待して最後まで読んだが、やっぱりクレムが犯人だしエロイーズとかヤンも好きになれなくて何とも言えない終わり方だった

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    2023年09月24日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    「密室」で起こる事件、どれほど多くの探偵や刑事達が数知れないほどの物語の中で、その解明に挑戦しているか……。

    「黄色い部屋の謎」は、そんな「密室」ミステリーの古典中の古典。

    作者は「オペラ座の怪人」の原作者として有名なガストン・ルルー。
    巻末の「訳者覚書」にもあるように、日本で発表されるやいなや江戸川乱歩が本作を絶賛している。

    海外の「古典」と称される「名作」は、日本語への新訳がなされるたびに、新たなファンが生まれ、いく世代にも渡りファンに読み継がれるのも楽しみの一つ。

    また、どんなミステリー作家がどんな「密室」をうみ、どんな解決で物語るのか……読者の楽しみは尽きない。

    それだけでも

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    2023年09月24日
  • 吸血鬼の仮面

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    オーウェン・バーンズシリーズ第5弾。
    バーンズが関わったロンドンの変死事件が、小さな村の吸血鬼騒動につながってゆく。煙とともに密室から消える怪人、鏡にうつらない男、1年以上腐敗していない死体。吸血鬼が跋扈しているとしか思えない怪現象の真相とは…
    吸血鬼と噂される外国の伯爵に嫁いだ友人のもとを若い女性が訪れるパートは、まさにゴシックホラーという感じ。無理やり感もあるが、怪奇現象が論理的に解明されていくのは楽しい。

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    2023年09月22日
  • 赤髯王の呪い

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    ネタバレ

    フランボワーズのブランデーってどんな味か気になる。すもも酒も味見してみたい。

    内容としては複数作品いくつかが「赤い霧」の草稿かと思わせる。普仏戦争とかドイツの支配とか、あの辺の歴史が、当事国と外国とでは全く意味が違うのだろうな。

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    2023年09月03日
  • 恐るべき太陽

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    視点がコロコロ変わって読みにくい…!
    クレムやらクレメンスやらわからん。。。!
    もっと日本的に訳すことはできないんか?
    フランス文学、そのまま訳さなくていいとおもう

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    2023年08月25日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    古典らしい古典、良いところも悪いところも現代の視点からすれば同じように古家具のような輝きと匂いを放っている。それを好むかどうかは読み手次第だろう。
    新聞連載ゆえに必要以上の引き伸ばしはあるが豊かなキャラクターと適度な冒険によって物語が保たれている。犯人が探偵の宿敵的ポジションにあり、変装の達人であるところや、常に助手をけむに巻く探偵などからは二十面相や明智小五郎を連想させられる。江戸川乱歩が今作を高く評価しているのも頷ける。

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    2023年07月12日
  • 第四の扉

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    ネタバレ

    カーをリスペクトした作品だと知り読んでみた。
    舞台設定や雰囲気までならず、本作に登場する探偵役(?)ツイスト博士はカーのフェル博士がモデルらしい。モデルどころか、初めはフェル博士そのものとして書いていたそうで、著作権の問題でキャラを変えざるを得なかったという。

    立て続けに起こる謎に満ちた事件。
    当然、真相も犯人も分からなかったが、実はこのトリック、最近読んだある作品とそっくりで、後から思えばどうして気づかなかったのかと残念だ。

    二部構成になっていて、最後には驚くべき事実が明かされる。おもしろい構成の本だった。

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    2023年07月07日
  • 炎の色 上

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    上下一括感想下巻にて

    しかし、どいつもこいつも……
    嫌なやつがいっぱい!

    読むのが嫌になる……。

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    2023年03月14日
  • 天国でまた会おう 上

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    久々のルメートル
    あれ、でもこれミステリーじゃないんだねとちょっとがっかり、壮大な復讐劇といったところか

    主人公のマイヤールはなんとなくぐずでのろまな印象、機転が利かないくせに、じっくり考えることもせずに自分からどんどん落とし穴にはまっていくタイプ、人はいいけど全くの善人でもないし

    ヒーロー要素のかけらも無い主人公だがそれだけに自分と重なる部分もたくさんあるな

    そんなマイヤールは戦場で上官のプラデルの悪事に偶然気付いてしまい、殺されそうになる
    九死に一生を得てパリに戻った彼だが、何もかも失ってぐすぐずと思い悩んで躓きまくり貧乏生活が続く
    一方でプラデルは悪事を重ねてのし上がって行くのだが

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    2023年02月15日
  • オペラ座の怪人

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    有名だけど初めて読んだ。古典だからもっと抽象的な話なのかなって勝手なイメージを持っていたけど、意外と読みやすくて現代的だった!ペルシャ人の存在が少し安心感を与えてくれて良かった。

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    2022年11月27日
  • 第四の扉

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    フランス人作家ポール・アルテの1987年のデビュー作。
    フレンチなのにノワールではなく本格ミステリーなのは、本人がジョン・ディクスン・カーのファンだから。

    洋館、屋根裏部屋、夜響く足音、奇術師、密室殺人、
    ……怪しげな霊媒師の女
    私にとって、どれも江戸川乱歩の香り漂うものばかり。

    こんな古風なムードでありながら、起きる事件はハチャメチャ。
    いつものように犯人のめぼしをつけようとしても、そのあとすぐゴチャゴチャにされてしまう。
    なぜこんな展開なのかは、読み進めるとわかるのだが、ネタバレなので✖

    実際あのまま終わっていたら、「なんじゃこれ!」に……危ないところでした。

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    2022年10月31日
  • 天国でまた会おう 下

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    「ピエール・ルメートル」の長篇作品『天国でまた会おう(原題:Au revoir la-haut)』を読みました。

    『死のドレスを花婿に』に続き「ピエール・ルメートル」作品です。

    -----story-------------
    膨大な犠牲者を出して、大戦は終わった。
    真面目な青年「アルベール」は、戦争で職も恋人も失ってしまう。
    画才に恵まれた若き「エドゥアール」は顔に大怪我を負い、家族とのつながりを断つ。
    戦死者は称揚するのに、生き延びた兵士たちには冷淡な世間。
    支え合いながら生きる青年たちは、やがて国家を揺るがす前代未聞の詐欺を企てる!
    第一次世界大戦後のフランスを舞台に、おそるべき犯罪の

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    2022年10月11日
  • 天国でまた会おう 上

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    「ピエール・ルメートル」の長篇作品『天国でまた会おう(原題:Au revoir la-haut)』を読みました。

    『死のドレスを花婿に』に続き「ピエール・ルメートル」作品です。

    -----story-------------
    膨大な犠牲者を出して、大戦は終わった。
    真面目な青年「アルベール」は、戦争で職も恋人も失ってしまう。
    画才に恵まれた若き「エドゥアール」は顔に大怪我を負い、家族とのつながりを断つ。
    戦死者は称揚するのに、生き延びた兵士たちには冷淡な世間。
    支え合いながら生きる青年たちは、やがて国家を揺るがす前代未聞の詐欺を企てる!
    第一次世界大戦後のフランスを舞台に、おそるべき犯罪の

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    2022年10月11日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    ネタバレ

    古典ミステリを読もうと思う周期があり、ちょうど新訳しかもカバーデザインがクラフト・エヴィング商會なので買った。

    翻訳ものは苦手で敬遠していたのですが、こちらはとても読みやすかったです。

    まず勘違いしていたのが、黄色い部屋は何か犯罪後の異常な事態でそうなっていたのかと思っていたら壁紙が黄色い部屋のことだった。
    密室の謎も物理というより心理によるもので、そこは確かになるほどなと思わなくはないが、少し拍子抜けでもある。

    廊下の消失は、変装そんな凄いの⁉︎服装同じじゃない⁉︎あ、これオペラ座館のやつだ!(一番ダメな気付き)数十年越しにオペラ座だから同じ作者の作品からパクったと知りました…。

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    2022年09月02日
  • われらが痛みの鏡 下

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    ネタバレ

    (上巻より)

    レストランのシェフと車で逃げる途中で銃撃され、
    シェフを残し見知らぬ赤ん坊三人と逃げだしたときには、
    いったいどうなるのかと思ったが、
    避難所となっていた教会にたどりつき、
    無事だった時には安心した。

    軍隊でずる賢く立ち回っていた部下の男がエレーヌの兄で、
    出生の秘密を知ったとたん改心したのは、
    「レ・ミゼラブル」のお国柄なのか。

    詐欺師デジレの存在意義が今一つわからなかったが、
    シェフも結局無事だったし、
    エピローグでみんなが幸せそうで良かった。

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    2022年08月23日
  • われらが痛みの鏡 上

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    ネタバレ

    「天国でまた会おう」の三部作の最終作。

    小学校の教師で週1回レストランでウエイトレスとして働いているエレーヌ。
    レストランに訪れた客の男から、裸を見せてくれと頼まれる。
    逡巡したあげく望みに応じると目の前で拳銃自殺をされてしまう…。

    一方、ドイツ軍の侵攻に備える軍隊の軍曹。
    調子が良く賭け事や物資の横流しに長けている部下に振り回される。

    三部作のはずがどこにつながりが、と思っていたら、
    エレーヌが「天国でまた会おう」に登場した、
    二人の主人公が住んでいた家の貸主の娘だった。

    拳銃自殺をした男が母の昔の恋人であり、
    二人の間に息子、エレーヌの兄がいるとわかり、
    探そうとするエレーヌ。

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    2022年08月23日
  • 第四の扉

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    冒頭読み進めて、まず思ったのが「雰囲気が軽い!」ということでした。
    ギミックとしては、幽霊屋敷、密室殺人、交霊、生まれ変わり、etc…。
    意外な展開の連続で、実は何十年にも渡る殺人絵巻的なストーリーだったり、メタミステリぽかったりもします。

    重厚なゴシックミステリを期待すると肩透かしを食らうと思いますが、物語の仕掛け自体は楽しめました。

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    2022年08月17日
  • 死が招く

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    ディクスン・カー風の怪奇味こそ横溢しているものの、謎とその解明以外の、物語的要素をかなり思いきりよく切り捨てた感じのミステリ。この手の趣向は、本邦でもよく見られるが、大体がクイーンを崇めるというタイプの作家さんが好むもの。ディクスン・カーの名前を出す作家さんなら、犯人らの人物造形と、おぞましきその動機的なところに、本編と同じくらいに力が入るのがスタンダードな気がする。そう考えると、解説に密室好きなのに、あっさりした作風の大山誠一郎氏というのはぴったりかも。

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    2022年07月25日
  • 混沌の王

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    オーウェン・バーンズシリーズ第一作。
    毎年聖夜に現れて誰かの命を奪ってゆく「混沌の王」という仮面の怪人、交霊会、雪密室、とクラシックなガジェット満載の本格ミステリ。
    魅力的な謎に比べて解決はいろいろ都合がよすぎな気もするが、ワクワク感があって楽しく読めた。
    探偵役のバーンズがいまいち好きになれないのが残念。

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    2022年07月01日