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・「オーウェン・バーンズ」シリーズ第3弾は
連続・予告・不可能・見立て殺人!
・「探偵のなかの探偵、オーウェン・バーンズがお力添えに参りました」
殺人を芸術と嘯く美学者探偵が挑むのは、「世界七不思議」見立て殺人!
・【特別寄稿】時を越えた名探偵の共闘!
刊行を記念した芦辺拓氏によるトリビュート短編『解凍された密室』収録
ある灯台守は荒波に閉ざされ、密室と化した灯台で生きたまま焼かれた。
――「アレクサンドリア大灯台」
ある貴族は衆人環視下で、虚空から放たれたとしか思えない「女神の矢」に射抜かれた。
――「エフェソスのアルテミス宮殿」
警察に「世界七不思議」に見立てた犯行予告を送りつけ、次々とそれを成し遂げる謎の連続殺人鬼。捜査に乗り出した美学者探偵・オーウェン・バーンズのもとに、「私は犯人を知っている」との報せが届く。ある令嬢を巡っての恋敵であるふたりの青年が、互いを犯人だと名指ししたのだ。
令嬢はパーティの席上で、彼らに言い放ったという。「わたしを愛しているなら人を殺してみせて。美しき連続殺人を」。
不可能犯罪の巨匠ポール・アルテが贈る、絢爛たる「殺人芸術」!
刊行を記念した芦辺拓氏によるトリビュート短編「解凍された密室」も収録。
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Posted by ブクログ
オーウェンの元に届いた一通の手紙。
次々と予告されては実行される不可能犯罪。
世界七不思議になぞらえた事件の捜査に乗り出したオーウェンは、二人の青年と一人の美女の関係に注目するが……。→
7つの事件はどれも不可能でアクロバティック。予告は毎回絵画にまだ乾かない絵の具で直書き。
どの事件もまるで作られた芸術作品のようで、まるで動機が見えない。
振り回されるウェデキンド警部がなんとも悲しい……。
登場人物の一人である美女アメリーが苦手なタイプでなかなか嵌まれず→
気づけば読み終わっていた感じ……うぐ。
あと、「あやかしの裏通り」では「ほっそりとした長身で顔つきは若々しく」だったオーウェンの描写がこちらでは「ぽっちゃり太って長身」になっていて脳がバグっていたり。原作では8年経っているから、その間に痩せたのかな?とか思ったり笑
Posted by ブクログ
オーウェン・バーンズシリーズ。「世界七不思議」に見立てた七つの不可能殺人。芸術的にすら見えるその数々の事件と、次々と予告状を送り付ける大胆不敵な犯人。ミステリとしての楽しさがもうめいっぱいに詰まっている印象です。振り回される警察は気の毒ですが。
ただ、数々の事件のトリックは明かされてみると意外にシンプルで逆に驚かされました。解決編でテンポよく明かされていく謎に唖然茫然。そんな単純なことだったの? 中でも第四の事件の真相に一番びっくり。ていうか、そんなんありか! とぶっ倒れそうになりました(笑)。
そしておまけというには豪華すぎる芦辺拓「解凍された密室」。ツイスト博士と森江春策の共演という読みごたえばっちりの短編ミステリ。現場がまるまる湖の底って……冒頭の光景だけで壮大すぎて絶句してしまいました。
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