われらが痛みの鏡 下
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われらが痛みの鏡 下

ドイツ軍機甲部隊がパリに迫るなか、ルイーズはまだ見ぬ兄の行方を求めて、レストランの店主ジュールとともにパリを脱出する。だが、ロワール方面へと向かう道は避難民であふれ……パリ陥落目前の1940年6月、脱走兵ガブリエルとラウール、機動憲兵隊曹長のフェルナンとその妻アリス、いかさま神父デジレなど、戦火にもてあそばれる人々による息もつかせぬ群像劇! 『天国でまた会おう』『炎の色』に続く第3部堂々完結!

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われらが痛みの鏡 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • われらが痛みの鏡 上
    990円 (税込)
    かつて傷痍軍人エドゥアールの仮面造りを手伝った無口な少女ルイーズも、いまでは30歳になり、教師をするかたわら、週に一度、近くのレストランでウエイトレスをしていた。だが常連客のひとりである老医師の奇妙な願いに応えてから、次々に驚くべき事件に巻きこまれてゆく……歴史ミステリ三部作待望の完結篇!
  • われらが痛みの鏡 下
    990円 (税込)
    ドイツ軍機甲部隊がパリに迫るなか、ルイーズはまだ見ぬ兄の行方を求めて、レストランの店主ジュールとともにパリを脱出する。だが、ロワール方面へと向かう道は避難民であふれ……パリ陥落目前の1940年6月、脱走兵ガブリエルとラウール、機動憲兵隊曹長のフェルナンとその妻アリス、いかさま神父デジレなど、戦火にもてあそばれる人々による息もつかせぬ群像劇! 『天国でまた会おう』『炎の色』に続く第3部堂々完結!

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われらが痛みの鏡 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    防衛線を次々突破して
    迫りくる独の装甲師団。

    我さきと逃げ出すパリ
    ジャン・パリジェンヌ。

    街道に溢れる何千何万
    もの避難民。

    そんな歴史的な背景の
    なかに描かれる、

    登場人物たちの数奇な
    運命。

    それぞれの抱く想いや
    様々な感情が渦巻き、

    個々の物語が重層的に
    絡み合い、

    やがて大き

    0
    2024年04月25日

    Posted by ブクログ

    ピエール・ルメートルの壮大でかつ人間味あふれた歴史群像劇。
    20世紀の二つの戦争に翻弄されたフランスの人たちの三部作、完結編。

    上巻からひきつづき「ルイーズの物語」「ガブリエルとラウールの物語」「デジレ・ミゴーの物語」が進む中、新たに「フェルナンの物語」が加わって、下巻は4本同時に進行していく。

    0
    2023年03月24日

    Posted by ブクログ

     今年はピエール・ルメートルの作品が二作立て続けに読めた年。しかも先に読んだ『僕が死んだあの森』の後は、ルメートルはミステリーをやめたという話もあるくらいだから、今後は本書のようにハヤカワ・ミステリで出版されてはいるものの、冒険小説に近い普通小説の枠で書いてゆくのだろうか?
     本書は第一次と第二次世

    0
    2021年10月26日

    Posted by ブクログ

    19世紀から始まった三部作は、1940年独が仏に侵攻した時間の苦しい時間が最も重きを置いたイメージの群像絵巻で幕を閉じた。
    表題「われらが痛みの鏡」は下巻160㌻に描かれているパリ市民が難民となって逃げ伸びる人々のあり様からとったとある。

    仏が独に宣戦布告したとは言うものの、「まやかしの戦争」とで

    0
    2023年10月05日

    Posted by ブクログ

    前2冊のようなサスペンス要素やどんでん返しを期待しながら読み進めていたのだけれど、ストレートな歴史活劇だったので結構肩透かしを食らった。
    歴史状況の方が大きく動きすぎて、人物一人一人がそこに埋没してしまった感じはある。
    ドイツに侵攻されるフランス大衆の様子はとても興味深く面白く読んだ。
    追記
    主要キ

    0
    2024年08月10日

    Posted by ブクログ

    戦争って・・・
    もっと者がない事かと思ってたのに
    あるところにはあるのねえ

    それでもやっぱり
    タイトルには・・・

    0
    2022年03月22日

    Posted by ブクログ

    三部作、終了。
    様々な人間模様が楽しめた。

    最終的に登場人物が同じ場所に行きついて、「集結した!」と声を出してしまいました。

    デジレ気になる。
    詐欺師でも、人を救えるらしい。今までの罪滅ぼし?とも思ったけど、違ってた…デジレだけで、1冊書いてほしい。

    ジュールさんも素敵。パリに戻った翌日にはお

    0
    2021年09月10日

    Posted by ブクログ

    ピエール・ルメートル『われらが痛みの鏡 下』ハヤカワ文庫。

    3部作の完結編の下巻。戦火の中で運命に翻弄されながら、歴史の1ページを刻んだ登場人物たち。ミステリーの要素は希薄で、歴史大河小説のような趣の作品だった。はっきりとしたテーマや結末は見当たらず、読み終えても満足感は得られなかった。

    密林で

    0
    2021年08月11日

    Posted by ブクログ

    上巻までは全く関係なく描かれていた4人(組)が集結する下巻は俄然面白くなりました。前2作は実際の出来事をモデルにしていたとのことですが、本作はどれくらい事実が元になっているんでしょうか。それにしても戦争は悲惨ですね。

    0
    2021年08月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    下巻は一気に読みました。
    フランスの南に位置するベロー礼拝堂で、今まで別々の行動をしていた主要な人達がたどり着くあたりでは鳥肌が立ちました。登場人物達のプライバシーを守るために読者である我々もその場を離れるくだりは、なんとも言えない余韻を得られます。作者に感謝したくなりました。
    とても印象に残る作品

    0
    2022年08月25日

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