平岡敦のレビュー一覧

  • クリムゾン・リバー

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    ネタバレ

    凄惨な殺人や別の町で起こる事件との関連や次々と展開されていくのは面白い。主人公2人の刑事も魅力的で行動すれば何か起こるし起こす。事件の裏にある恐ろしい計画が見え始めてくると人間の歪んだ感情に驚かされる。もう少し2人の刑事に迫ってほしかったなという思いもあった。でも一気読みの作品。

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    2019年01月16日
  • 炎の色 上

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    1927年ー1929年
    1933年

    所はパリ。実業家の頭首が亡くなり、残されたのは娘と孫。葬儀の日に孫に起きた起きた悲劇。二人を食い物にする輩がそこにもここにもいる中で協力者はいるのだろうか

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    2019年01月03日
  • 天国でまた会おう 下

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    じわじわ高まっていく緊張感と、物語が結末に向かいはじめてからのスピード感は秀逸。クライム小説なんだけど、時代の描き方や、人物の描写が頭抜けているからか読み終わった後の満足感が凄い。

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    2018年12月04日
  • 天国でまた会おう 下

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    "スリルに満ちた物語、ページをめくらずにはいられない。
    父と息子の物語
    生と死の物語
    戦争をあざ笑うかに見える物語
    主人公は気の良いどちらかといえば控えめな青年。
    過去に経験のない読後の余韻を味わえる作品だった。"

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    2018年11月20日
  • 天国でまた会おう 上

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    第一次世界大戦の終戦間際。一旗あげたいと思った将校がとった行動に翻弄される一兵卒の二人。不思議なつながりで絡み合う人々。つい先が読みたくなる物語。まだ全貌が見えない前半が終わった。

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    2018年11月20日
  • 天国でまた会おう 下

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    フランスの作家ですが、日本ではミステリー作家として有名なようです。私は初めて彼の小説を読みました。

    あとがきで知ったのですが、題名は第一次世界大戦で敵前逃亡の汚名で、見せしめとして銃殺された兵士が妻に宛てた最期の手紙の中の言葉、とのことです。

    著者自身が言うように、戦争で人生を踏みにじまれた若者たちへのオマージュがこの作品の基調にあります。一方で主人公のエドウアール、アルベールによる社会への反抗が結末で達成され、主要な登場人物それぞれの物語が決着を迎えるところ、活劇のクライマックスのような高揚感を感じました。

    ”どんな問題にも結末は必要だ。それが、人生の定めだろう。耐え難い悲劇だろうと、

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    2018年11月10日
  • 天国でまた会おう 上

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    フランスの作家ですが、日本ではミステリー作家として有名なようです。私は初めて彼の小説を読みました。

    あとがきで知ったのですが、題名は第一次世界大戦で敵前逃亡の汚名で、見せしめとして銃殺された兵士が妻に宛てた最期の手紙の中の言葉、とのことです。

    著者自身が言うように、戦争で人生を踏みにじまれた若者たちへのオマージュがこの作品の基調にあります。一方で主人公のエドウアール、アルベールによる社会への反抗が結末で達成され、主要な登場人物それぞれの物語が決着を迎えるところ、活劇のクライマックスのような高揚感を感じました。

    ”どんな問題にも結末は必要だ。それが、人生の定めだろう。耐え難い悲劇だろうと、

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    2018年11月10日
  • 第四の扉

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    この頃はさっぱり手にしない推理小説。帰郷している週末、土曜日の新聞の紹介を見て日曜日に昔通っていた本屋さんで見つけ実家の自分の部屋で一気読みです。40年前ははそうやってカーとかクイーンとか読んでいたな…と読書気分タイムトリップになりました。実は本書もディクスン・カーとか本格推理小説への深いリスペクトを感じます。完全密室とか交霊会とか道具立ても万全。あまりの不可能性に「あれ?実は…」とも思ったりするのですが、そのタイミングで構成自体にサプライズが用意されていて、そしてその後は、本格派の嫡流というだけにとどまらないような展開に翻弄されました。動機の設定も全く衝撃的だし、ラストの着地も「マジ?」です

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    2018年09月03日
  • 狂人の部屋

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    やっぱ殺人事件だけ起きてそれを名探偵が解決するだけじゃ味気ないよねぇ。だから裏にはラブストーリーは突然にあっても良い、ってこれじゃ火サスか。
    でもコナンみたいに最初から最後までほとんど事件に関わってるのに何ら役に立たずに何人も死んでしまうような展開ではなく、その場に居合わせなかったからしょうがないぜよ、という探偵なら許せるよね。
    そんなこんなで今回は好きなのに気持ちを伝えられずに紆余曲折を経て最後にはハッピーエンドというわりかしオーソドックスなストーリーにさりげなく殺人事件をまぶしてみたという、そしてその二人を結び付けるためになんか都合よく人が死ぬっぷりが、全体的に硬派な流れに反してちょっと適

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    2018年02月14日
  • 天国でまた会おう 上

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    ネタバレ

    フランスは戦勝国であるが、苦労している描写に驚いた。
    (主人公二人が特殊な状況であだからかもしれないが・・・)

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    2018年02月01日
  • 天国でまた会おう 下

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    ネタバレ

    フランスは戦勝国であるが、苦労している描写に驚いた。
    (主人公二人が特殊な状況であだからかもしれないが・・・)

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    2018年02月01日
  • 天国でまた会おう 下

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    どこかで紹介されていてそれで読んでみようと思ったのだけれど、『ルメートルの作品』だからじゃなく、『第一次大戦を扱った小説』というような括りじゃなかったかな。それで実際に手に取って「あ、これ書いたのルメートルだったか」って知ったという。でも、文春文庫の三作を読んだ後だからか、ルメートルってよりJ.アーチャーを読んでるような気分だったけど。

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    2017年07月25日
  • 奇岩城

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    「奇岩城」モーリス・ルブラン。

    とても有名な、アルセーヌ・ルパン物語の長編。

    なンだけど、改めて読むとこれ、ルパンのほぼ一方的な敗北の物語でした。

    #

    ルパン・シリーズは、どうやら、1907年の短編集「怪盗紳士ルパン」から始まります。

    そのあと、中編集、とでも言うべき「ルパン対ホームズ」1908。

    そして戯曲の小説化である「ルパンの冒険」1909。

    そして同年1909に長編「奇岩城」。

    なので、簡単に言うと、「初のルパン物の長編」として構想された、と想像できます。

    想像なんですけど、短編中編ではなくて長編になると、「ルパンすごいぞ勝ちました」では、もたなくなった。むしろ、「ル

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    2017年03月03日
  • カリオストロ伯爵夫人

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    世紀の怪人物の末裔を称し、絶世の美貌で男たちを魅了するカリオストロ伯爵夫人ことジョジーヌ。彼女は権謀術数を駆使する怪人ボーマニャンを相手に、普仏戦争のどさくさで失われた秘宝をめぐる争奪戦にしのぎを削っていた。その闘争の最前線に一人の若者が割り込む。その名はラウール・ダンドレジー。彼こそは、のちの怪盗紳士アルセーヌ・ルパンその人だった。妖艶なる強敵を相手にした若きルパン、縦横無尽の大活躍。

    2017年最初の一冊はルパンでした。文庫を買ってから大事に積みすぎた作品ですw青年ルパンの原点とも言えるカリオストロですが、やっぱりいいなあ。ダンドレジーが若くて有頂天になったり恋におぼれたりと隙は多いけど

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    2017年01月04日
  • 天国でまた会おう 上

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    悲惨な戦争を潜り抜けた戦友たちが主人公となり物語を繰り広げ、そこに戦争を経て肥え太った元兵士も絡んでくる…といった図式から、オールスンの「アルファベット・ハウス」が髣髴された。

    「その女アレックス」で一躍我が国では有名になったピエール・ルメートルの作で、ミステリー仕立てではないが、行く末が気になって焦れてくる巧みな筆運びはさすが。
    生々しい負傷の描写などをぼかさず、直截的に書き切るあたりも、"らしい"。

    作中世界がとにかく濃厚で、読者は知らないうちにそこにどっぷりと引き込まれてしまっているので、カウントしてみると僅か1年余りのスパンの物語なのだが、なんだか長大な大河作品

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    2016年08月30日
  • 天国でまた会おう 上

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     売れっ子のピエール・ルメートルの版権を獲得した早川書房は、その快挙に欣喜雀躍したに違いない。ハードカバーと文庫との同時出版となったのもその表れだろう。

     しかし、実のところルメートルの作品は、あの怪作『その女アレックス』の登場後、即座に、過去に翻訳出版されていたにも拘わらずその時点では全く注目を集めなかったルメートルのデビュー作『死のドレスを花婿に』、そして少し後にカミーユ・ヴェルーヴェン警部のシリーズとしては第一作に当たる『悲しみのイレーヌ』も出版されるというルメートル旋風が、翻訳小説界に巻き起こることになる。

     『その女アレックス』が世界に席巻するルメートルのブームの発端となったにせ

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    2016年11月15日
  • 天国でまた会おう 上

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    第一次大戦末期から戦後にかけてのドラマ。戦場で九死に一生を得た兵士、下顎を失う兵士、出世欲が強い没落貴族の下士官、が登場。この上巻はまだ本筋はあらわれてこず、下巻で一気に物語が回転する予感。

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    2016年02月08日
  • 天国でまた会おう 上

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    読者の浅はかな予想を翻弄するかのごとく展開した「その女アレックス」とは趣を変え、本書は第一次世界大戦の戦場における場面からじっくりとした語り口で惹きつける。上官の私欲による愚かな惨劇の被害者となった二人の若者が辿る運命が重い。

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    2016年01月17日
  • 天国でまた会おう 上

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    去年の読み始めはアレックスで楽しませていただいたからというわけでもないのだが今年もピエール作品でスタートすることになる。
    顔を溶かした前作同様今回も顔半分を吹き飛ばしまさに畸型フェチ全開ミステリーかと思いきやどうやら趣きが異なるようで…ググればゴングール賞なるものはエスプリの効いた純文学に贈られる仏版芥川賞らしくそこは納得。
    しかしながら我々日本人と西洋人の思想の乖離は如実(特に戦争というとてつもないものには)で前説然とした展開と併せて非常に読みにくい。
    さて後半はどうなるのか?期待感だけは半端ない

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    2016年01月06日
  • 天国でまた会おう 上

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    やっぱりピエールルメートル、負傷の描写がハンパない。こういう風貌の方がいたら度肝抜かれます。これから何かが起こる期待感が募ります。こういうもっていきかた、巧みです。

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    2015年12月03日