橋本治のレビュー一覧

  • その未来はどうなの?

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    「日本は、敗北を認めた方いいと思います。原発は使わない方がいいと思います。」同感。  経済発展だけが国の目指すところというのは、もう、古い。

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    2013年07月17日
  • 「わからない」という方法

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    フォトリーディング後、高速を交えて熟読。
    「桃尻娘」と言う小説を書いた作家の、自分の幅を広げる方法についての書。「わからない」と言う事を原動力に進む事を示している。

    著者を知っている人はもっと楽しめたのだろう。なるほどと納得する部分も多くあったが、著者を知らないので「セーターの本」について半分くらいを割いて説明されてもちょっと戸惑ってしまう。

    その他には「エコールドパリ」のなんたるかを知らずにそれをドラマ化するに至った話や、「枕草子」を桃尻語訳(現代少女訳)した話。

    それぞれの中に著者の世界観があって面白かった。ただ、著者を知っている人向けなのでは?と思わされた。

    星は三つ。

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    2013年07月15日
  • 小林秀雄の恵み(新潮文庫)

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    小林秀雄とは違う知性、橋本治が解説する昭和のインテリ小林秀雄。西行を自意識が彼の最大の煩悩だったと言い切る彼に小林秀雄は本当に哀れがわかっていたのだろうかと挑む橋本治、なかなか面白い。

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    2013年07月13日
  • 「わからない」という方法

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    さっぱりわからない。

    この本は「わからない」ことを肯定的に捉えて、行動を起こす原動力にすることについて述べた本である。
    それは良くわかる。
    理系(に限らないのだろうが)の美談には、必ずその手のエピソードが含まれる。
    時には偉大な発明・発見に繋がることもある。

    だが、この本に登場する「わからない」エピソードは、筆者の「男性向けセーターの本を書いたこと」「エコールドパリをドラマ化したこと」「枕草子を翻訳したこと」が、なぜそのエピソードに繋がるのかがどうもわからない。しかも本の6〜7割はセータ本の話である。はっきり言って筆者のエッセイである。

    ただ、それらエピソードを通じて、「わからない」を利

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    2013年06月29日
  • 上司は思いつきでものを言う

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    これまでを否定して、改めようとする若手と、これまでの誤りを認めたくない上司の間で、それでも「現状はだめだ」という認識が共有された時、上司の突拍子もない「思いつき」が生まれる、という話。
    後半は、歴史的な観点からの日本文化論。
    上に立つ人ほど徳があることになっている日本的儒教受容が、「上司はもしかしたらバカかもしれない」という前提のもと、上司を立てながらものをいう必要がある、という話。
    日本は「遅れた国」というコンプレックスから、努力により軍事的脅威を与えずにものを売ることに成功するようになった、という議論が終盤にあった。
    この歴史観は・・・どうなのだろう?若干疑問が残る。

    内容には全面的に同

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    2013年06月27日
  • 大江戸歌舞伎はこんなもの

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    ネタバレ

    歌舞伎の入門書のつもりで読み始めたら、とんでもない専門領域を扱っている本でした。著者もあとがきで「この本は私の中で一番読者を限定する本です」と書いています。
    現代歌舞伎ではなく、誰も観た事のない江戸時代の歌舞伎論で、歌舞伎の知識のない私には、部分的には面白い処もありましたが、全体には掴みどころのない本でした。
    歌舞伎が大好きで、書いてある場面をすぐに思い浮かべる事が出来ないと、読破するのが、大変です。

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    2013年06月16日
  • 橋本治という立ち止まり方 on the street where you live

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    この本は『橋本治という行き方』『橋本治という考え方』に続くもので、
    タイトルはすでに考えられていたものだというけど
    実際に難病を患って、立ち止まらざるを得なくなったというのが凄いというか。
    前半は政治的な話が多く、途中から病気が発覚し、
    入院して治療を受けながら書いたもので
    時事的な話の中にも、他に様々な個人的な背景が影響してたのがわかる。
    病院にいて「病人として生き方を変える」となるところが橋本さんだなと思う。
    終わりの方にある「自明の理は自明の理でしょう?」という文章が
    もっと普通に通らなければいけないなと思う。
    あえて問いただして解剖するまでもないものまで
    フラットな場所に置いてつつきま

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    2013年06月05日
  • これで古典がよくわかる

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    古典を読む/勉強する取っ掛かりには良いかも。

    古典に興味のないむきにも、分かりやすく説明するとはどういうことなのか知ることが出来て良い。

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    2013年06月05日
  • 双調平家物語4 奈良の巻

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    小葉さんのレビューの通り、だんだん同じ事(陰謀と保身)の繰り返しが描かれており、読むのが辛くなってきた。

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    2013年06月02日
  • リア家の人々(新潮文庫)

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    題名を見て想像されるようにシェークスピアの「リア王」になぞらえて書かれた小説です。舞台は戦後の日本、主人公は妻を40代で亡くした帝大出の文部省の官僚の砺波文三という設定です。
    彼には3人の娘がいますが、リア王に登場する娘たちと同じような配役になっており、末娘の静との二人の生活が中心となりお話は進みます。4部構成の章の最初に「リア王」から引用された台詞が入り、その話を象徴します。砺波家の人々を追いながら、実は敗戦後の日本の在り方や世の中の動きや、それに伴う人々のものの考え方、行動の変化に焦点があてられた構成になっています。
    小説ながら、橋本さんならではの言葉の使い方の説明があるので、舞台を見なが

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    2013年06月02日
  • 大江戸歌舞伎はこんなもの

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    ≪目次≫
    第1章  歌舞伎の定式
    第2章  江戸歌舞伎の専門用語
    第3章  江戸歌舞伎と曽我兄弟
    第4章  東と西と
    第5章  江戸の時制ー時代世話
    第6章  歌舞伎の時代錯誤と時代世話
    第7章  顔見世狂言とは何か
    第8章  顔見世狂言の定式
    第9章  江戸歌舞伎と≪世界≫
    第10章 江戸歌舞伎の反逆者達
    第11章 江戸のウーマンリブ
    第12章 江戸の予定調和

    ≪内容≫
    本人も言う通り、とても難解です。ただ、わかったこと。歌舞伎は形=定式がすべてで、「見栄」を斬る=感情の爆発、である。かな?

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    2013年05月15日
  • これで古典がよくわかる

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    古典を読んでみようと思い立ったので、手にとってみた本。

    古典作品とその成立の過程が平易に語られる。
    どの作品も面白そう。
    源実朝の和歌が紹介されていた。
    共感できるもので、興味が湧いた。

    古典をまず、土佐日記から読んでみたくなった。

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    2013年04月24日
  • 上司は思いつきでものを言う

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    難しい相手様と関わるようになったので、読んでみた。勉強になった。読みやすかった。
    上司の話⇨会社の話⇨社会の話⇨官僚と民間の話⇨歴史を振り返り儒教へ
    と展開していける作者がすごい。

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    2013年04月23日
  • 「わからない」という方法

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    ネタバレ

    生徒が、初めにマスターするのは、教師という「他人のやり方」なのである。それが「基本のマスター」であって、学ぶ側の人間は「他人のやり方」を、自分の特性に見合ったものとして変えて行かなければならない。「自分とは違う他人のやり方から自分に見合った個性的なものへの転換」なのである。「学ぶ」とは、教える側の持つ「生き方」の強制なのである。「その生き方がいやだ」と思わせてしまったら、その教育は崩壊する。ただそれだけのことである。学ぶ側は、手っ取り早くノウハウだけを学びたい。

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    2020年05月06日
  • いま私たちが考えるべきこと(新潮文庫)

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    ネタバレ

    橋本さんどうしてこんな本を書こうと思ったんでしょうね。他人・自分、社会、近代・前近代、国家等々について、いろいろこねくりまわして書いてあるものの、今一つ伝わって来ず。

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    2013年03月03日
  • 上司は思いつきでものを言う

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    上司も会社というピラミッドのなかの一員。

    さいごのほうの現場の意見を吸い上げたからこそ日本は発展したってのにちちょっとだけ救いを感じた。

    が、会社という組織で働き続けることに絶望。

    そうさんありがとうございました。

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    2013年02月05日
  • リア家の人々(新潮文庫)

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    平凡な高級官僚であった砺波文三は、戦後の公職追放を経て無為無感動となりはてたが、生きていくための安らぎを家族にだけ求めようとしても、それは初老の男の独りよがりである。娘と言えども一人ひとりの人間として文三の思惑に従うわけもない。昭和の時の流れ、社会の変化にあわせて戦前のノスタルジーは消えゆくのみ。だがもはや文三は淡々と坂道を下りていくのみだった・・・というところ。

    老いた父と娘達という配役で、リア王を本歌取りし、昭和時代の歩みが平凡な個人の歴史に様々な影響を与える様子を表現した小説。だがテレビドラマの脚本のようでもある。

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    2018年10月14日
  • リア家の人々(新潮文庫)

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    途中までは文三の駄目っぷりを何故か我が身に引き付けて読んだが、甥っ子が出てきてなにかやらかすかと思ったら説明要員みたいな扱いでやや拍子抜け。あと文三ってネーミングの適当さがすごい。

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    2013年01月24日
  • 上司は思いつきでものを言う

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    著者は、とても頭のいい人だと。
    話が飛躍し、時にどエスなバッサリ切り捨てるところなど。
    ドラッカー読むの辞めたほうがいいかも、なんて思わせる一面がありました。

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    2012年11月07日
  • 古事記

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    古事記を誰にでも分かるように書き直した少年少女のための本。神様しか出てこない本ですが、どの神様も神様らしくない。怒るは殺めるは自分勝手だは、その人間臭さにつっこみどころ満載です。子供向けとは思えない素敵な古事記入門書です。

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    2012年11月06日