橋本治のレビュー一覧

  • 掌篇歳時記 春夏

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    二十四節気、七十二候テーマの12作。
    日々の変化や季節の移ろいを表す、その言葉の意味の楽しさにはっとする瞬間。
    流されるままの同じ日々だと見誤っているわたしへの気づきになればいいな。

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    2019年05月21日
  • 掌篇歳時記 春夏

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    12人の作家さんが旧暦の七十二候をテーマに執筆した小説集。春夏編。
    気になる作家さんが書いているので読んでみたかったのです。それに12人! 豪華執筆陣。装丁も綺麗ね。季節を表す言葉、日々の生活で変化を感じたこと、素敵で、自分の生活も日々に流されるだけでなく、自然の声に目を向けたくなりました。それぞれ短いですが、作家さんの色が出ていて楽しめました…際立っていたのは村田沙耶香さん、好み的には前半の方。

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    2019年05月17日
  • 上司は思いつきでものを言う

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    話が深く、能力のない私には理解できない文章だったかもしれない。読者が理解する能力がないかもしれないことをもう少し考えて書いてもらいたかったかな。
    上司が思いつきでものをいうときは呆れるといいというが、あくまでそれは部下が絶対的に正しいという前提だろうな。全て思いつきではないし、検討外れなことをいうのが上司というわけではないだろう。上司に期待して、上司ならおれの考えわかるだろうという態度で物事を進めるとこういうことが起こるのだろうな。上司は上司の役割があり、担当からすればおそらくお客さまなんだろうから、上司が判断しやすいように説明する必要はあるんだろうな。んー、よくわからなくなってきた。とりあえ

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    2019年04月21日
  • 橋本治のかけこみ人生相談

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    20190325 回答がすっきりしていて楽しい。相談相手の悩みを細かいところまで読み込んだ上での回答だからだと思う。残念ながらもう相談することはできないが自分の悩みにはきっとこんな風に回答してくれるだろうと思うのも楽しい。

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    2019年03月25日
  • これで古典がよくわかる

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    今年の1月に亡くなった橋本治を偲んで。
    平安時代の文章から、鎌倉時代の文章へと、日本語がどのように変遷していったのか、その経緯がたいへんによくわかる。すなわち、それが「古典がよくわかる」ことの「肝」だったのだ。

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    2019年03月12日
  • 虹のヲルゴオル

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    何が言いたいのか理解できない言い回しが多く、何度も読み返して苦戦。知識や教養、洞察力はたしかにすごい。けど、なんか回りくどい。あと"オバサン"や"ブス"などの言葉がやたら出てくるのもなあ…。でも女優に対する興味があったし、面白く感じる部分もあったのでなんとか読み進められた。他の著書も少しずつ読んで橋本節を乗り越えたい。

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    2019年02月16日
  • これで古典がよくわかる

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    古典における、平安偏重傾向は、明治の王政復古のせい。事大主義、と。

    平安貴族には、文化のみある。政治はほぼない。関心事は恋と人事異動とお祭り。現代の政治家は、女と金と選挙、とか。月並みな比較をしてみた。
    言語の成り立ちと発展から、それぞれの有名古典の成り立ちを見ていくという試み

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    2019年03月17日
  • 雨の温州蜜柑姫

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    ネタバレ

    これにて終了。だってレナちゃんも大学なんかとっくに出てて30なんだから、青春小説の、青春がどこに行ったんだか。温州ミカン姫子と、醒ヶ井さんが主役で、大河青春ドラマも幕を閉じるのでした。だって、買おうにも、講談社文庫とかあるのかな?ところで、表紙を高野文子が書いてるんだよね。まあ、これも、過去の人か?

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    2019年01月30日
  • いとも優雅な意地悪の教本

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    橋本治の文章を読むには、アタマにも体力がいる。
    ちゃんと説明するには相応の長さ、回りくどさが必要なのだ。
    その中に、見過ごせない言葉が入ってるのが橋本さんだ。
    啓蒙というのはバカがいないと成り立たない、とか
    モーツアルトに対するサリエリの嫉妬の内実、とか
    今は正義のヒーローも金持ちで巨大組織にいるので、
    悪の組織を率いる役人も「幼な馴染み」にならないと出番が得られない、とか、
    論語は善は説いても、悪は考えないことになってるので
    悪が規定されない状況では、善の拡大解釈が起こる、とか。
    カッコ書きで視点を動かし、それくらい考えなさいとポンと連れていく。
    単細胞は暴力的になるが、頭のいい人は意地悪に

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    2019年01月12日
  • 橋本治と内田樹

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     橋本治って知らなかったのだが、いつも上から目線の内田樹を軽くいなし、叩いていくところが痛快。
     橋本治著、「窯変 源氏物語」も面白い(第一巻で挫折中)

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    2018年11月04日
  • 窯変 源氏物語1

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     与謝野源氏、円地源氏、瀬戸内源氏、田辺源氏・・・どれも面白くなかった。どれもできるだけ正確に現代語訳しようとしているから無理が出る。
     この本は橋本の「印象」で描かれているので実に読みやすい。
     完全読破できる自信はないけど・・・

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    2018年11月04日
  • あなたの苦手な彼女について

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    表題の「あなた」とは、男を指す。曰く「男には、関心のある女と、関心のないどうでもいい女がいる。後者の女が、男女平等などの権利を声高に叫んだところで、男たちは、そんなのどうでもいい、と言わざるを得ない」。そのどうでもいいことに強い主張するどうでもいい女たちは、男にとって「苦手な彼女」となる。というようなことが、本書の主張。まあ、言ってみれば「田島陽子」論といったところか? 確かに彼女が自分のデスクの隣だったら、苦手だろうなー。

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    2018年10月23日
  • 宗教なんかこわくない!

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    オウム真理教の事件を取り上げ、日本における宗教についての筆者の考えを述べたもの。「内面に語りかける宗教」と「社会を維持する宗教」という分類は面白い。読み進むとうなずくところも多いが、どうも構成が混沌としてまとまりがなく思われる。

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    2018年10月20日
  • 知性のテン覆 日本人がバカになってしまう構造

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    小説 TRIPPER誌、2015-2017連載。ひと昔の知性は自分のあり方を考える自己達成的なもので、孤立・特権化したものだった。現代の知性は、みんなのことを考えるべく要請し、相手をムカつかせないよう納得に導くもの。少数の人間の頭がよければいい時代は終わった。

    まえがきとあとがきで、書くに至った経緯や、暗中模索で迷路のようだ、というのを先に読んだお陰で、読み進められました。思考のプロセスなのかな、結果ではなく。

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    2018年10月13日
  • 上司は思いつきでものを言う

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    部下が的を得た建設的な意見をしたときに、思いがけない思いつき発言が発生するのはなぜかを解説したもの。お互いの前提が共有化されていないからという。クリティカルシンキングでも学んだことだが、会議・打ち合わせで重要なことは、前提を共有すること。普段の感覚と一致していた。上司のそのような発言に対して、まずはあきれればよいと言うのも面白かった。
    ただし、著者はサラリーマンの経験がないので、ちょっと思い込みで書いているなあという箇所も散見された。

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    2021年08月08日
  • 古典を読んでみましょう

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    様々な古典を紹介する本かと思いましたが。
    (中には確かにいろいろな本が紹介はされているのですが)
    古典を読む技術を紹介する内容でした。
    そういう意味では新鮮でしたが。
    古典をそのまま読もうとはあまり
    思えません。いろいろ現代訳されているものも
    あるので、それを読んでいきたいと思いました。

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    2018年07月25日
  • 人はなぜ「美しい」がわかるのか

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    期待した内容とはややズレた。
    というか、

    「この本のタイトルは、『人はなぜ「美しい」がわかるのか』です。なぜ分かるのでしょう?
    知りません。」

    と冒頭3行で驚かされる。
    続いて、

    「人が美を理解するのは、きっと「脳の働きがどうとかなっているから」でしょう。「人はなぜ〝美しい〟が分かるのか?」は、「人はなぜ〝きれい〟と感じるのか?」であって、こちらをタイトルに採用すれば、この本は「理科系の知性による脳の本」にも見えるかもしれません。しかし私は文科系の人間で、脳のことなんかよく分かりません。」

    とまあ、言い切ってしまうのだった。

    美しいと感じるのは、どういう時か。
    筆者のかなり具体的な例

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    2018年05月26日
  • 国家を考えてみよう

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    知的6
    かかった時間65分

    国家について考える新書。ちくまプリマーは大好きだ。

    さて、本書は国家の2つの定義や成立までの歴史、その浅さなんかを述べたのち、最後の部分でナショナリズムについて語る。曰く、国家の危機に国家主義が台頭して独裁的な体制が望まれ、生まれやすくなる、と。
    また、憲法がほんらい君主や政治的代表者の独裁を防ぐものであるとし、憲法改正の危険についても述べている。もちろん、ちくまプリマーなので、むしろ国民国家の人間として、一人ひとりが考えて政治に参加する重要性を強調する形で、だけど。
    正直、前半はどちらかといえば大人には冗長だったが、後半の「アツさ」のようなものは、たしかによか

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    2018年05月19日
  • 巡礼(新潮文庫)

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    ゴミ屋敷の設定とタイトルとのバランスに惹かれ思わず手にとった。ボタンのかけ違えの妙。血の繋がりの強さを感じた。そして、衝撃のラスト。生きることは難しい。ドラマになったら、話題になりそうな一冊。

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    2018年03月23日
  • 窯変 源氏物語1

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    無学で恥ずかしいけど、間違って殺してしまったの?まさかそんな話があるとは思わなかった。古文でむずかしいのかと思っていたけど、生身の人間の話だったんだと今更びっくり。

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    2018年03月07日