橋本治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
話が深く、能力のない私には理解できない文章だったかもしれない。読者が理解する能力がないかもしれないことをもう少し考えて書いてもらいたかったかな。
上司が思いつきでものをいうときは呆れるといいというが、あくまでそれは部下が絶対的に正しいという前提だろうな。全て思いつきではないし、検討外れなことをいうのが上司というわけではないだろう。上司に期待して、上司ならおれの考えわかるだろうという態度で物事を進めるとこういうことが起こるのだろうな。上司は上司の役割があり、担当からすればおそらくお客さまなんだろうから、上司が判断しやすいように説明する必要はあるんだろうな。んー、よくわからなくなってきた。とりあえ -
Posted by ブクログ
橋本治の文章を読むには、アタマにも体力がいる。
ちゃんと説明するには相応の長さ、回りくどさが必要なのだ。
その中に、見過ごせない言葉が入ってるのが橋本さんだ。
啓蒙というのはバカがいないと成り立たない、とか
モーツアルトに対するサリエリの嫉妬の内実、とか
今は正義のヒーローも金持ちで巨大組織にいるので、
悪の組織を率いる役人も「幼な馴染み」にならないと出番が得られない、とか、
論語は善は説いても、悪は考えないことになってるので
悪が規定されない状況では、善の拡大解釈が起こる、とか。
カッコ書きで視点を動かし、それくらい考えなさいとポンと連れていく。
単細胞は暴力的になるが、頭のいい人は意地悪に -
Posted by ブクログ
期待した内容とはややズレた。
というか、
「この本のタイトルは、『人はなぜ「美しい」がわかるのか』です。なぜ分かるのでしょう?
知りません。」
と冒頭3行で驚かされる。
続いて、
「人が美を理解するのは、きっと「脳の働きがどうとかなっているから」でしょう。「人はなぜ〝美しい〟が分かるのか?」は、「人はなぜ〝きれい〟と感じるのか?」であって、こちらをタイトルに採用すれば、この本は「理科系の知性による脳の本」にも見えるかもしれません。しかし私は文科系の人間で、脳のことなんかよく分かりません。」
とまあ、言い切ってしまうのだった。
美しいと感じるのは、どういう時か。
筆者のかなり具体的な例 -
Posted by ブクログ
知的6
かかった時間65分
国家について考える新書。ちくまプリマーは大好きだ。
さて、本書は国家の2つの定義や成立までの歴史、その浅さなんかを述べたのち、最後の部分でナショナリズムについて語る。曰く、国家の危機に国家主義が台頭して独裁的な体制が望まれ、生まれやすくなる、と。
また、憲法がほんらい君主や政治的代表者の独裁を防ぐものであるとし、憲法改正の危険についても述べている。もちろん、ちくまプリマーなので、むしろ国民国家の人間として、一人ひとりが考えて政治に参加する重要性を強調する形で、だけど。
正直、前半はどちらかといえば大人には冗長だったが、後半の「アツさ」のようなものは、たしかによか