【感想・ネタバレ】幸いは降る星のごとくのレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年01月07日

物語の語り方、構成については、結末がもうほんと、最後の最後のところでオチがついて、そこに収束するものはあるんだけれど、小説の面白さとしては、ただ雑多(ではないかもしれないけれど)なあれこれの記述・描写にあると思いました。くだけた感じで構成されていますかね。帯に、椿鬼奴さんが「主人公の女性芸人に、あの...続きを読む芸人に似てるな、あの後輩こういうとこあるな、わかる!とフンフン共感しました。」とコメントを寄せています。で、読んでいると、最後の方に「阿蘭陀おかね」という女芸人が登場するんですけれども、これは椿鬼奴さんをベースにして書いているんじゃないのかな、というキャラクターでした。主人公コンビのモンスーンパレスにしても、なんとなくですが、オアシズの二人が連想されて、まあ、もっと過剰にキャラクターを作り込んでいる感じですが、現実のお笑い業界事情をちゃんと見ていて書いたのかなあと思うところ。

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Posted by ブクログ 2018年01月24日

著者の小説デビュー作は今から40年前に出版された『桃尻娘』。いつだったか、高校生だった私にその本を薦めてくれた姉御がいて、たいそう面白く読んだことを覚えています。そんな思い出を胸に、実に久しぶりにこの著者の本を読む。

女芸人がまだ珍しかった頃のこと。キャラが確立するきっかけとは実際こんな感じで、「...続きを読む離れがたい絆がある」よりも「離れる必然がない」というコンビも多いのかも。

文体は万人受けしないでしょう。落としどころはどこかしらと思ったら、そこですか(笑)。人は出会いがしらにぶつかって恋が始まることを求めている!?

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Posted by ブクログ 2016年04月29日

ブスという言葉が頻繁に使われていながら下品さは薄く、なぜか不愉快な思いはわかない。物語に大きなうねりは起こらないが、いまやテレビのバラエティ番組と称されるものに欠かせない存在となった女芸人たちの創成期の息吹が伝わってくる。

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