橋本治のレビュー一覧

  • 浄瑠璃を読もう

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    浄瑠璃をユニークな視点で解説している。
    ちょっと理屈っぽいけど、おもしろい。
    文楽のお姫さんは恋をするために生きているとの視点には笑ってしまった。この次の文楽公演が楽しみになる。ちなみに11月公演は『仮名手本忠臣蔵』の通し狂言ですよ。

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    2023年10月23日
  • その未来はどうなの?

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    最新刊!
    患っておられるとのことで、心配…。
    今、脳を活性化というか、読んで次々に色んなことを考えてしまう本としてこの方の本に勝るものなし。
    あかん、日曜の夜やのに…。

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    2012年09月03日
  • その未来はどうなの?

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    分からないことを分かろうとして、橋本さんの本を読むと、分からないということが、さらに分かって、分からなくなるんだ。でも、その分からないという状態が嫌いじゃないんだなぁ。

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    2012年09月01日
  • 美男へのレッスン(上)

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    相変わらず一筋縄では行かない橋本評論です。「美男」について、さらに後半では「美女」についてまで考察を広げています。こんなに入り組んだ考え方していたら男でも女でも地獄だよー生きにくいよーと叫びたくなります。ジェンダーって難しい。自分の顔を自覚して生きて行くのって大変。最初のレッスンのほうでの洋画の引用は正直解らなかったです。洋画見ないんだもん…。後半の美術史の講義が個人的にはものすごく面白く読めました。下巻にも期待。

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    2012年08月24日
  • その未来はどうなの?

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    「「わからない」という方法 」から10年。リーマンショック、東日本大震災、原発事故、筆者自身の大病を経た、「未来」への指南書。

     橋本治とは、膨大な知識に裏打ちされた歴史認識と、独特の視点および想像力による批評が真骨頂である。まずは、目次を眺める。
    第一章 テレビの未来はどうなの?
    第二章 ドラマの未来はどうなの?
    第三章 出版の未来はどうなの?
    第四章 シャッター商店街と結婚の未来はどうなの?
    第五章 男の未来と女の未来はどうなの?
    第六章 歴史の未来はどうなの?
    第七章 TPP後の未来はどうなの?
    第八章 経済の未来はどうなの?
    第九章 民主主義の未来はどうなの?

    さすが、思索は多岐に

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    2012年08月20日
  • 橋本治と内田樹

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    有意義な雑談って感じですね。内田樹さんを知らなかったのですが、内田さん「私は性格悪いから」と繰り返し対談で語られてましたが、橋本治と比べるとかなり普通のおじさんに感じてしまいます。内田さんの聞き上手ぶりが冴えてる不思議な一冊だと思いました。橋本さん、借金は返せたのだろうか…(余計なお世話)。

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    2012年07月31日
  • 青春つーのはなに?

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    エッセイかな…?長い独語?口調がかなりダイレクト(遠慮がない…たまにキレてるのかなというくらい。)なので、ちょっと面食らう。けど言ってることはやっぱすごいわぁー
    ある程度橋本ファンじゃないと、読み通すことは難しい。語尾に♪とかもキツイし…んで、いつも思うけど題名がへん。

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    2012年06月08日
  • これも男の生きる道

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    橋本治の本は、いつも目からウロコな記述ばっかでほんとビックリする。当たり前と思って見聞き逃してたことが、げっ本当だ、すごいってなる。このこと、なんで誰も言わなかったんだろ。って。

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    2012年06月03日
  • 小林秀雄の恵み(新潮文庫)

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    橋本 治、「小林秀雄の恵み」を読みながら、考える。
    毎年、桜を、色々な場所で、微妙な開花する時間の違いにより、愉しむのを習慣にしているが、今年は、色々なことが、気に懸かった。というのも、一方で、大道寺将嗣の全句集、「棺一基」を、読みながら、他方で、この分厚い本を併読していたからだろうか、なかなか、時間が掛かかり、捗らない。俳句の中で、謳われている様々な情景は、記憶が、ますます、先鋭に、甦りながら、忘却ではなくて、逆に、どろどろとしたものが、クリアに結晶化してゆくところの果てのものなのであろうか?それとも、「美しい”花“がある。”花“の美しさというようなものはない。」、「美しい美がある、美の美し

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    2012年05月31日
  • 人はなぜ「美しい」がわかるのか

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    美しいとは、判断基準が自己にあるもの。他者との関係において発生するもの。幸福を知って孤独を感じるから、気付くもの。夕焼けのキラキラを、月を美しいと思う時、私のそれはそれは幸せの思い出と繋がっている。相変わらず、橋本治の本は難しくて、何度戻っては読み直し、やっと自分の中に言葉は入ってくる。時間がかかるが面白い。時をおいて再読したい本。

    夕焼けはなぜ美しいか?清少納言にわかって兼好法師にわからない理由。夕焼けは近代社会のもの。キラキラ輝くものが美しい理由。愛情とは介入しないこと。美しいとはある種の学習の結果。孤独(家制度からの逸脱)は、罪破綻を意味していたから、前近代に孤独はなかった。
    途中、橋

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    2012年05月19日
  • 双調平家物語11 平家の巻(承前)

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    ようやく清盛の時代へ。

    野心を出すと拒否され、出さないとあれよあれよと力が集まってくる。清盛の時代になるのは、時代の要請だったのか。

    自覚を持ち出した時が衰退の兆しなのは、今までの権力者と同じなのだろうなぁ。

    あと四巻、がんばろうっと。

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    2012年02月14日
  • 「わからない」という方法

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて購入.

    教育に携わりたい身としては「わかる」や「わからない」といった言葉に対して鋭敏でありたいと思うし,こういう本は読んで損はないなと感じた.別に教育云々が書いてあるわけではないが.

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    2012年01月19日
  • 乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない(橋本治流ビジネス書)

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    もっと早くに読んでいればよかったと後悔した本。
    流石は橋本治、現代の経済社会を解りやすく解説。特に室町幕府末期の状況と現代を重ねるあたりが、非常に納得。

    また冒頭で、勝ち組・負け組の流行における、プロセスを紹介。勝ち組・負け組とは、単なる意識の変化にとどまらず、表現の平等性を揺るがす危険な社会の側面をあらわすという意見は慧眼!

    2005年に書かれたものとは思えないくらい、小泉改革に対する冷静な分析も非常に鋭いところを突いている。
    今後の中国経済におけるバブルとバブル崩壊の予想も、あたりそうで怖い。
    もしかして・・・。
    経済学初心者には、かなりオススメです。

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    2012年01月17日
  • 橋本治と内田樹

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    ファンを公言しているので、内田先生が橋本氏に多少寄っているところがあるのはやむを得ないとして、まあそれを差し引いてもとてもおもしろい対談集であった。けっして引かれたレールの上を歩こうとしない、というのが橋本氏の一貫した姿勢なんだろうけれども、内田先生もよくその姿勢に合わせられるなあと、頭のいい2人だからこそできた対談ではなかったかと。

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    2012年01月03日
  • 復興の精神

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    各界著名人が復興についての考え方を述べた共著。
    この本の存在は知ってたけど、もっと早くに、もっと震災についていろいろ考えた時期に、読んだらよかったかも。
    日本に好きになる一冊。

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    2011年11月04日
  • 双調平家物語5 女帝の巻 院の巻

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    ネタバレ

    女禍の歴史。
    あるいは男目線から見ているから女禍だと感じるだけなのか・・・。

    藤原氏の最盛期から没落まで。

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    2011年11月03日
  • 少女論

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    社会が少女をどのように捉えていたかを考えていたときに読んだ本。

    本田和子氏をトップバッターに10人以上の「少女論」に触れることができます。
    やや記号論的な語り口の論考が多いお勉強の本です。

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    2011年10月23日
  • ちゃんと話すための敬語の本

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    ネタバレ

    職員室に呼ばれて、先生に「来たよ」と言うのか、「お召しによりまして参上仕りましてございます」と言うのか、どっちがどうなのかを考えましょうという本でした。 

    敬語は、人と人との「上下関係」や「距離」をしっかり認識し、TPOに応じて人間関係をスムーズに動かすためのものだと、改めて気づかされました。 

    「あなたとの上下関係はわかっていますよ」と示すのが尊敬語、謙譲語で、「あなたとは距離がありますよ」と示すのが丁寧語なのかなと感じました。 

    昔どおりに正しく使いすぎると時代劇みたいになりますが、社会人として重要な敬語。硬直的にならずに、現代版の敬語をスマートに使いこなしたいものです。

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    2011年09月23日
  • 人はなぜ「美しい」がわかるのか

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    三回目。自分の中で過渡期になると再読しだす本の一つ。



    完全に自分の土俵での感想ですが…、
    最近自分は「悲しい」とか「哀しい」という感情について気になっているのだけど、橋本さんは「孤独」についてどんなに言及しても「かなしい」という感情については言及しないんだなぁ…と思った。どことなく、「かなしい」と思うことを敗北のように捉えている気がする。

    例えば、ラストに杜甫の詩について語っているのだけど、悲哀を感じさせるような言葉が語られてる部分を好きでは無さそうなところとか。


    ただ、自分にとっては「かなしい」という気持ちと「美しい」という気持ちは不可分にひとしいようなところがあるので、逆にこ

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    2011年11月14日
  • 復興の精神

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    3.11以降の心象風景は変わりました。正に本編の直哉先生の言葉の通りなのですが、彼らと私を分けたのは何だったのでしょうか?私はどうしようもない断絶と無常を感じ言葉がありません、自分は何をすれば良いのか、これからどうすれば良いのかという問いは、全て人の問いでもあると思います。この本に寄稿した方たちの思索が我々の足元を照らす一助になることを期待します。

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    2011年06月21日