古事記

古事記

1,265円 (税込)

6pt

4.0

日本にまだ固有の文字がなかった八世紀初頭に成立した『古事記』は、漢字の音と訓を利用して、神話や古くからの言い伝えを書き表した日本最古の書物である。国の成り立ちを説いた歴史の書にとどまらず、古代の人々の想像力にみちた豊かな文学性を感じさせる。とりわけここに収めた「上の巻」には、イザナキ・イザナミの国生み、天の岩屋戸、スサノオの八俣の大蛇退治など、日本神話としてなじみ深い話の数々が、飾り気なく力強く描かれている。ここには、日本人の心と行動すべての原初の姿を見つけることができる。

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古事記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月02日

    古典を小中学生向け、少年少女古典文学館シリーズ。監修が司馬遼太郎、田辺聖子、井上ひさし、文章はそれぞれの巻で名作家たちが担当するという贅沢なシリーズ。
    古事記の文章担当は橋本治。三部ある古事記のなかで、上巻(天地創造から、神武天皇の登場まで)が入っています。
    たしかに「古事記」と言われて有名なのはこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月22日

    解説がたくさん載っているので古典文学初心者にとっては、歴史の勉強にもなり読み易い。
    「古事記」上、中、下の3巻の上の巻の分のみ。

    日本はイザナミが最初に淡路島を産んで次々と国土ができていった。神々は人間は作らない。

    あとがきに「神様は人間ではない。しかしいつの間にか、神様は人間になっていく」と。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月19日

    懐かしい本です。橋本治君がなくなってしまって、遺品整理をしています。子供たちに読んでほしいと思って、ずっと昔に同居人が購入した本です。
     名著です。少年少女に読ませるだけではもったいない。例えば、岩波文庫の古事記は、アマテラスが生まれる前にくたびれてしまいますが、この現代語訳だと眠くなりません。すら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月23日

    面白かったというより、興味深かったです。古事記を読むのは初めてだったけど、なんとも人間味溢れる神様たちにびっくりしました。なるほどなーと思うところもあれば、えっ?!と思わず読み返してしまうところもあり…笑
    もっと詳しく読み深めてみたいなと思わせるお話でした。
    でも神様の名前はどうしてあんなに長いのか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月20日

    初めてちゃんと読んでみた。知っている話も多かったが、なかなか面白かった。このシリーズを読破しようと思う。

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    Posted by ブクログ 2012年11月06日

    古事記を誰にでも分かるように書き直した少年少女のための本。神様しか出てこない本ですが、どの神様も神様らしくない。怒るは殺めるは自分勝手だは、その人間臭さにつっこみどころ満載です。子供向けとは思えない素敵な古事記入門書です。

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