橋本治のレビュー一覧

  • あなたの苦手な彼女について

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    だめだ!全然意味が分からない!
    結局なんなんだろう…。
    本来「社会」っていうのはひとつしかないはずなのに、「自分にとって都合の悪いこの社会なんて間違ってる!自分の求める社会の方が正しい!」っていう人が増え始めたってこと?
    「女性は結局何がしたいの?」ってこと?
    新書って、タイトルから話がそれまくって終わるから訳が分からない・・・。

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    2012年07月08日
  • 橋本治と内田樹

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    橋本治と内田樹の対談。本書で内田先生が述べている通り、「橋本治とは何者なのか」を橋本フリークの内田先生が対談で解体していくような本。ところが橋本先生は、解体できるような、生半な存在ではなかったとまざまざと思い知らされる本。面白かったです。

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    2012年06月30日
  • 人はなぜ「美しい」がわかるのか

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    「美しい」がわかる、ということを筆者は「美しい」を個人が発見することと定義する。つまりいろいろな「美しさ」を知識として知っているのではなく、物事を見たり触れたりしたときに「美しい」と個別にはっ発見する能力について考察している。

    著者の幼体験からは青空ではなく台風のときの激しく動き続ける雲であったり、一日遊んだ後の夕焼けだったりする。

    さらには「徒然草」が「枕草子」よりも圧倒的につまらないのは吉田兼好が「美しい」を自分で発見できないつまらない中年男だったから、と身も蓋もない分析を行う。このくだりが非常に面白い。

    最後に杜甫の「春望」から冒頭の「国破れて山河在り」を引いて結んでいる。「世界は

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    2012年06月28日
  • 復興の精神

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    養老孟司:もちろん一致団結は悪いコトではありません。しかしそれが言論統制になってはいけない 茂木健一郎:復興の精神は、日本人の変化への希望の中にこそ、見出されるのだ山内昌之:公欲のために私欲を捨てよう 瀬戸内寂聴:私たちはどんな不幸の中でも決して絶望してはならない。暗闇の空に希望の星を見出す力を人間は与えられてここまで生きてきた 

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    2012年06月16日
  • 日本の女帝の物語 あまりにも現代的な古代の六人の女帝達

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    大河に触発されて『双調平家物語』を読むつもりだったのだけれど手軽さに惹かれてまずこちらから。
    読みかけの清張古代史と時代がかぶるので丁度よかった。

    飛鳥・奈良時代は数多くの女帝が即位した時代である。
    なぜこのような状況が生まれたのか。
    そしてなぜこの状況はこの時代(孝謙天皇)以後女帝は絶えたのかと、現代日本の構図と照らし合わせて紹介するもの。
    持統天皇=中小企業の社長夫人 とか
    孝謙天皇=キャリア官僚目指して英才教育受けた東大エリートってくくりは非常にわかりやすい。
    読んでいた『偽りの大化改新』を思い出した。

    結局の所、平安時代の院政の基礎となるものは奈良時代に確立されていて、それが男達に

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    2012年04月17日
  • 巡礼(新潮文庫)

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    ゴミ屋敷を軸に高度成長の波が色々な視点で描かれる。
    ----P192----
    その時代、「未来」というものは、やって来る前に思うものではなく、やって来られて初めて理解されるものだった。
    --------

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    2012年03月29日
  • 双調平家物語6 院の巻(承前)

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    系図とにらめっこしながら1巻〜6巻まで一気に読んだ。混乱の時代が生き生きと描かれていて、とにかく面白い。ただ、同じ文章が何度も出てきたり時代があっちこっちいったりで、慣れるのに時間がかかるかも。
    だいたいこの6巻が大河ドラマのあたりかな?好き放題やる白河院に伊東四朗さんがちらついてしょうがない。

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    2012年03月02日
  • 復興の精神

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    著名な作家などがそれぞれの3・11をふりかえり、これからどうすればよいかそれぞれの視点から提言を述べる作品。
    この本で一番驚いたのは、病を患っていたため、この震災で不安や無力感を感じなかったといった著者がいたことだ。このことから、他人や未来への不安や自分の無力感はある程度自分に余裕がないと生じない感覚なのだと感じた。
    しかし、震災直後に起こった買いだめの現象から、今回日本人が感じた不安のベクトルは自分に向いていなかっただろうかと感じた。
    また、どん底はつづかないと励ましている著者がいるが、何もなくても、毎日が先の見えないどん底だと感じている人々である現代人に伝わる言葉なのだろうかと感じた。

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    2012年02月16日
  • 復興の精神

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    ぜんぶは読まなかったなー
    面白いとこと面白くないとこ
    っていうと語弊があるか
    好きなとことあまり好きじゃない感じのとこがあって
    そりゃそうだけどいろんな人が書いてるから
    なんだかんだ結局養老先生が一番おもしろかったなあ。

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    2012年02月12日
  • 「わからない」という方法

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    「わからない」を方法にしてしまう、という考え方は衝撃的だった。恥や失敗を恐れず、「わからない」という手段で新たな可能性に挑む姿は前向きで明るい。21世紀をどう生きるべきか考えさせられる。新しい視点を得られる内容だが、全体的に話が冗長だと感じた。

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    2012年01月31日
  • 乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない(橋本治流ビジネス書)

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    著者は何が書きたいかわからないまま書きはじめたらしい。正直、著者は頭が良すぎるのか言いたいことがよくわからないことも多々ある。ひとつ、歴史は繰り返すのでなくシステムを作り変えることでここまで来た。「正➡反➡合」であり経済も社会も同じシステムがずっとうまく行くようなことはない、というのはためになった。

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    2012年01月15日
  • 双調平家物語1 序の巻 飛鳥の巻

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    大河ドラマ「平清盛」とは関係なく、平家物語に関心を持ち、解説本等をいろいろと読んでいるうちに、この作品に出会いました。

    全16巻で、初めは原典の現代語訳をもとに橋本治が発展させた作品かなと思いましたが、第1巻をパラパラとめくってみると、冒頭にこそ「祇園精舎の鐘の声には」とあるものの、その後はどうも平家や源氏とはあまり関係ないことが続いていて、「?」と思ってしまいます。

    しかも、18ページからは古代中国の秦の時代の話が始まります。

    そして、ようやく日本に話が戻るのが285ページ。しかし、それは「飛鳥の巻」と題された章で、蘇我蝦夷や中臣鎌足の名前がでてきたりします。

    背表紙の解説によれば「

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    2012年01月14日
  • 宗教なんかこわくない!

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    宗教だけでなく、思想についても全く染まらず、自ら考える癖をつける必要性を感じた。

    ネトウヨのような権威主義的パーソナリティの持ち主や、左翼のように現実を無視した理想論などに注意して対応したい。

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    2012年01月06日
  • 上司は思いつきでものを言う

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    私にとって、橋本治著 6冊目

    会社・上司・部下という身近な関係におこる現象を、なぜそう言うのか?なぜそう言おうと思うのか?…といつも通り思考の次数をあげていく。

    さらに時代を超えたり、規模を国や世界に広げたり、関係性が相似のままスライドしていくのが非常に爽快である。

    本著の意図などとは全く関係ないと思うが、私自身は
    「がんばろうっかな…」「日本もいいとこあるな…」
    と、ふんわりと前向きになる一冊だった。

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    2011年12月26日
  • BA-BAH その他

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    読みたい本がなかったので、別の作品を選んで
    目次で「赤い彗星・・・」というタイトルに惹かれて読んでみたが
    「なんじゃこりゃ?」
    最後まで読んでみたが、「しつこい」、自分にはダメだ
    よく見てみると、著者を間違ってる、無駄に時間を使った感じ

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    2011年12月06日
  • 復興の精神

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    もともと雑誌化状況にあった新書界の、311後の加速たるや…。本書は発行2011年6月。
    しかし絶対に全てが緩んでくるはずの半年過ぎにこそ、読んで兜の緒を締めようと、満を持しての(?)トライです。
    筆者9人がそれぞれに挙げた声であれば、その言葉をこそ復興の精神として留めたい!と胸に響いた一節もあれば、この人がこんなに底の浅いことでなんとする?と首をかしげる部分もありましたが。。。そんな感想をもてるのも、今だから、なのだということです。
    「復興の精神」というガッツなタイトルの中で、ひとつ橋本治氏による“病人の視点”は目からウロコでありました。

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    2011年10月26日
  • 復興の精神

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    この度の震災は、「日本人」を強く意識せざるを得ない機会だと感じた。善くも悪くも日本人の一人として背負っていくべきことがある。そう感じた。
    橋本治の箇所が個人的には印象に残る。

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    2011年10月11日
  • 蝶のゆくえ

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    女性心理を描いた6つの短編。いろんな年代の歪んだ、揺れるちょっと哀しい女性達が描かれている。最初の「ふらんだーすの犬」は子供の虐待を扱った内容でドキュメントのようなリアル感があってゾッとした。個人的には「ごはん」と「金魚」が好きかな。

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    2011年09月21日
  • 夜

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    妻子ある男が、ある日突然別の女のところに行って帰ってこなくなる。ほぼ同型のストーリーが、関係者ごとに主人公を変えて、輪を描くように綴られていく短編小説。どこかで現実にありそうな話で、どの人生の断片も壮絶で生々しかった。

    すべての物語の背後では、世の中がバブルの熱で浮かされたようになり、しかる後崩壊を迎えて冷ややかに沈んでいく時代が静かな旋律のように流れていて、読後に全体を思い返せば、その旋律は、諸悪の根源となった男の満たされぬ空虚感とも、その男に振り回された登場人物たちの人生とも微妙に重なるように感じられた。

    「男の身勝手いいかげんにしろ」という胸のムカつきを随分長いこと引きずれるほどの小

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    2011年08月04日
  • ちゃんと話すための敬語の本

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    非常に読みやすくて、文体が柔らかく丁寧で、
    かゆいところに手が届くような内容の本でした。

    「ちゃんと話すための敬語の本」というタイトルですが、
    本文中に書かれているとおり、
    「正しい敬語の使い方を教える本」ではなくて、
    「みなさんでそれぞれ、正しい敬語の使い方を考えてください」という本です。
    そうやって、敬語の使い方を考えるための、
    言葉というものや尊敬の気持ちや、敬語がうまれた背景としての
    身分というものについての説明をしてくれています。
    つまりは、「敬語を実践するための準備を整えてくれる本」なのでした。

    面白い本だなぁと読んでいたら、最後の方に、読者の対象を10代の初めにした、
    なんて

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    2025年06月17日