橋本治のレビュー一覧

  • 双調平家物語16 落日の巻(承前) 灌頂の巻

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    一ノ谷の合戦から先が短くて、少し駆け足過ぎた感じがする。それでも朝廷との争い事のけりをつけたこととして、承久の乱にまでふれていたところは意地みたいなものだったのだろうか。

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    2010年07月29日
  • いま私たちが考えるべきこと(新潮文庫)

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    ヴィレッジバンガード横浜店で手に取った一冊。「なぜ、自分のことを考える前に他人のことを考えてしまう人がいるのか?」について考えることを起点に、近代について、国家についてと広がりました。

    頭がぐるぐるする一冊。

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    2010年07月21日
  • 日本の行く道

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    こんなタイトルの本、誰が買うんだろうか?
    自分は、橋本治の新刊だからということで購入したけど、橋本治を知らない・興味ない層を除けば、後は「本気で」将来の日本を憂いている中年のおじさまくらいしか購入しないだろう。

    それはさておき、「日本の行く道」。
    個別に見ていけば、確かに具体的に「日本」というものを検討しているように見えなくもないが、総論として考えると、「日本の行く道」というよりも、「橋本治」の思考法を、「日本」という題材を通じて、披露しているだけのような気がしてならない。
    それがどういう思考法なのかって説明するのはなかなか難しいけど。
    まあこれが氏の文章の醍醐味なんだけど、非常に癖のあるく

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    2010年06月12日
  • 上司は思いつきでものを言う

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    [ 内容 ]
    この本はサラリーマン社会の閉塞を嘆じるものではありません。
    「上司は思いつきでものを言う」ということが、なぜ起こってきたのかを、儒教の伝来まで遡り、とてもスリリングに解剖していく本です。
    日本の男たちが、なぜ戦国時代と幕末維新の時代ものが好きなのか。
    こんな「なぜ」も見えてきます。
    そして、では日本はどうするのか―「現場」の声を聞く能力の復活に向けて、上司のみなさんにも、上司でないみなさんにも、懇切丁寧な今後の道中案内の書であります。

    [ 目次 ]
    第1章 上司は思いつきでものを言う(「思いつきでものを言う」を考えるために いよいよ「上司は思いつきでものを言う」 ほか)
    第2章

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    2014年10月26日
  • 乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない(橋本治流ビジネス書)

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    [ 内容 ]
    従うべき理論がなくなって、どう生きて行けばいいか分からなくなった日本人は、「勝ったか、負けたか」の結果で判断するしかなくなった―本書は、こんな “腑に落ちる”話から始まります。
    そして、「生きることが幸福でありたいという感情。
    これこそが経済という人間行為の本質ではなかろうか」と、一筋の光明に向かって、力強く語り始めます。
    乱世の時代に対する、著者からの「解」がぎっしり詰まってます。

    [ 目次 ]
    第1章 乱世と勝ち組(「勝ち組・負け組」の原理 「乱世」を考える)
    第2章 たった一つの価値観に抗する(隠されたトリック 「勝ち組」という基準を持ち出した人達 ほか)
    第3章 悲しき

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    2014年10月26日
  • 乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない(橋本治流ビジネス書)

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    実際に読んでみると、掴み所のない本だった。

    何しろ、著者自身がまともな構想もないままに
    書き始め、思いのままにわずか2週間で書き上げてしまった本なのだ。

    しかも、著者は東大の文学部卒のバリバリの文型人間。
    著書は何度も大学の入試問題に出題されてたりする。
    そんな人が『勝ち組負け組』を論じるから、
    全く一筋縄ではいかない。
    一つ一つの文章は平易なんだけど、
    結論ありきでなく、著者自身が考えながら書いているような文章なので、
    話は二転三転し、結局この人はどういう立場で何を一番言いたかったのか
    と言うのがよくわからなかった。

    とはいえ、『わからない』を連発するには、
    経済の本質的な部分をよく洞

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    2010年04月15日
  • あなたの苦手な彼女について

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    橋本治さんの思考回路は迷路のようで、ついていっていると思うと行き止まりで、迷ったと思ったら元の道に降り立ってたりしていておもしろかった。
    いろいろな要素が盛り込まれているので、欲張りな気がします。

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    2010年04月04日
  • 窯変 源氏物語1

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    源氏物語を光君という『男性の視点』で書いている。今まで読んだ源氏物語の中では一番好き。4巻までしか持ってない(´・ω・`)

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    2010年04月03日
  • 日本の女帝の物語 あまりにも現代的な古代の六人の女帝達

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    たぶん権力の日本人・院政の日本人のダイジェスト版。権力&院政の日本人は何せその膨大な情報量と絡み合い具合から私の貧弱な脳みそではさっぱり頭に入らないぐらいなので、このぐらいがちょうどいい。エッセンスが抽出されてるのかどうかはわかりませんが・・・。

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    2010年02月18日
  • ちゃんと話すための敬語の本

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    敬語の話し方じゃなくて、敬語はどういうものかという本質的なもの。
    相手との距離を測る手段であると同時に、隔ててしまうものにもなりえます。
    敬語がなんで存在するのかを理解して、素敵なコミュニケーションを取りたいものです。

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    2009年12月03日
  • 生きる歓び

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    誕生日プレゼントで頂きました、ありがとうございました。
    包みから出した瞬間、タイトルを見て、じわーっと心が温かくなりました。それは多分、今の私が求めてたものだったからかもしれません。

    橋本治の短編は『蝶のゆくえ』、『夜』に引き続いて、この『生きる歓び』。「日本に一億の人間がいれば、一億の物語があるはずである」という橋本の発言には共感しますが、これまで私は自分の物語を紡ぐことに精一杯で、橋本の指摘するその点に、あまりにも無自覚だった気がします。
    『生きる歓び』なんて、大層な名前だけど、日常を丹念に描いた作品には、読者にページをめくらす力を確かに秘めているものでした。甲乙つけがたい作品群ですが、

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    2009年10月07日
  • 宗教なんかこわくない!

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    オウム信者は麻原に田中角栄をみた。孤独な官僚たちは田中に人間関係の心地よさをみた。
    日本人は、宗教は信じるものだから難しいものではない、哲学は考えて勉強するものだから、難しいと信じている。
    日本人に一番必要なのは、宗教ではなく、自分の頭でものを考えるという習性。
    自分の頭でものを考えられるようになること。日本人は真面目になろうとすると、無意識に自分の内に宗教を求める。
    宗教は生産をしない。

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    2010年02月20日
  • 大不況には本を読む

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    (本文抜粋)

    「大不況が収束したらどうするのか」と考える−「その時に我々はどう生きる
    のか」を考える。

    経済の第一義は「グルグル回ること」です。

    「我が身のありよう」を考えるのも大事なら、現実生活を維持するために働く
    『金稼ぎ』も大事です。

    「豊かになったら貧乏のあり方を取り入れて理解しろ」

    「データ化する」ということは、つまり現実を捨象してしまう。

    「1度は豊かになった者の困惑」

    農業は、「限界」の存在を前提として成り立つものです。

    本を読む上で一番重要なのが、「行間を読む」ことです。

    これまでのあり方を振り返って、未来を検討する。

    本というものは、「時間あたりの単価」

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    2009年10月04日
  • 大不況には本を読む

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    本を読むハナシはあまり書いてない。橋本治を読むと「なるほどそうかっ!」って思うんだけど、人に話そうとすると話せない(^^;)

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    2009年10月04日
  • あなたの苦手な彼女について

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    この著者とは長い付き合いだけどやっぱ男受けが悪そうだし、この本もオンナしか読まないだろうなぁ、的な一冊。重複が多くて冗長だしなによりオチが弱いよ!まぁでもこれ小説じゃないからなぁ。つまりいつのまにか一人称語りの小説として読んでいた、という。

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    2009年10月04日
  • 乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない(橋本治流ビジネス書)

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    桃尻語訳の人ってゆうイメージが強かったけど、

    意外とマルチな知識人やったんやね。

    賢い人です。

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    2009年10月04日
  • 上司は思いつきでものを言う

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    タイトルはセンセーショナル、でフランク。
    が中身は軽いとは決して言えない。

    面白かった。発見が多かった。けど、自分の中で、これって
    こういう本だったってまとめることができないのは何故。
    せめてあと10ページ増やしてまとめて欲しかった。
    一般人の脳みそじゃ、あの話を立体的に組み立てることは
    ちょい難しいぞ。と思うのだが。
    特に儒教の話辺りからギブアップ気味でした。

    新書でこれは珍しいかもしれないけど、この作家っぽい
    自分の世界観築きすぎました的な感じが私は好きだけど。

    悔しいのでもう一度読んでみようかしら。
    橋本治の本も他にあれば読んでみよう。

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    2015年11月12日
  • 人はなぜ「美しい」がわかるのか

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    美しいを「夕日の美しさ」で切り込んでいくところが印象的。
    結局「美しいものは美しいから美しいんだ」っていう話に落ち着ける訳だけど、そこに至るまでに、相当な説明が入ります。
    自分には絶対こんな風には言えない。すごすぎます。これももっかい読みたい。

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    2009年10月04日
  • いま私たちが考えるべきこと(新潮文庫)

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    作家らしい社会論。「言論とは合意を得るためのもの」「『自分=自分たち』という錯覚は多数決原理の民主主義の中でとても起こりやすい」など、まさにいま、考えるべきことが書かれている。

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    2009年10月04日
  • あなたの苦手な彼女について

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    所属が無いことへの葛藤というべきか。

    なんだか分かった気もするし、なんだか分からない気もするけれど、
    やっぱりどうでもいい気もする。

    古来からの定義として、
    父の娘というスタンスがあったこと、
    古記でも、
    位置づけが難しい、あいまいな存在であったこと、
    近年になって、
    寄る辺を探すために、権利の拡大が起こったこと。

    そして次に何が起こるのか・・・

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    2009年10月04日