南條竹則のレビュー一覧

  • アウトサイダー―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    初ラブクラフト。なかなかいい!この暗い、奇妙な生き物が出てくる感じの世界観好み
    が、クトゥルフ出てこなかった…

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    2024年09月23日
  • アウトサイダー―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    クトウルー神話傑作選
    苦手なラグクラフトですが
    これは 全15編の短編集なので 
    思いの外楽しめました

    「アウトサイダー」 1926
    廃墟となった広大な城
    城の外はどこまでも続く森
    空をみたい
    塔を登り続ける
    自分が映し出された姿に驚愕する
    アウトサイダーは、誰だ
    人間社会に居場所を持たぬ存在の孤独

    「無名都市」1921
    アラビアの砂漠の奥地
    名前の無い都市
    アラビア人 アルハザート 架空の人物
    ネクロノミコン 架空の書物
    これらの詩が引用され 全体的に悪夢的
    私は一人無名都市にたどり着く
    そこには朽ちた神殿
    天井は低く 地下へと続く
    壁画には爬虫類系の生物
    人類以前の文明の歴史絵巻→狂気

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    2024年09月22日
  • 孤独のレッスン(インターナショナル新書)

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    寂しさや不安から来る孤独や一人ぼっちの孤独なら分かる気がする。17人の作家陣の考える孤独と孤独へのアプローチが様々で、孤独って奥が深いんだなと思った。想像力や創造力を生み出す有意義な孤独を味わいたいと思った。

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    2024年09月14日
  • 狂気の山脈にて―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    ラヴクラフト初体験。
    クトゥルフ神話の生みの親。ホラーが苦手ではあるが、これだけ有名な作品群なのだから一度は手に取ってみないとと思い挑戦。

    本作は表題作「狂気の山脈にて」と「時間からの影」という中編2篇を含む8篇から成る。
    真っ先の印象としては、ラヴクラフトが創出する恐怖を恐怖として堪能するためには、かなりの想像力が必要だなということ。
    卓越した想像力の結果を余すところなく文章に落とし込むので、それを再構築するのにだいぶ骨が折れる。
    おそらくホラーにはホラーを読むスキーマが必要なのだろうが、怖いの嫌いな私はそんなものもなく、ただひたすら彼の記述からイメージを構築する。
    ただ、私が再構築したイ

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    2024年08月25日
  • 中華文人食物語

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    さすが南條先生、東坡肉と蘇東坡の関係から、きっちりと中華料理の歴史や由来を、味わい深く解説してくださる。読み終わってから、あ、これ新書版読んだやんかと思い出したが、追加エピソードもはいっているのでヨシ!

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    2024年08月18日
  • アウトサイダー―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    原文がそうなのか翻訳のせいなのか、装飾過剰な文章を読んでいる内に内容を忘れてしまい、どうにも読みにくい。

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    2024年07月31日
  • 知りすぎた男

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    イギリスの上流階級に属し、国際情勢や政にも精通している知りすぎた男ホーン・フィッシャーが関わる連作短編集。「ついて来れるか」というチェスタトンの意地のようなものも感じる手強い作品。単純明快な切れ味鋭い推理ではなく、読者自らが文の中から真理を紡ぎ出し、推理を咀嚼し、自身を納得させなければならない。全て理解できたとは言いがたいが、一つ二つビビッときた作品もあり、必ずしもつまらない作品などではない。いや、もう本当ブラウン神父ものって優しかったんだな、と痛感する。

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    2024年07月08日
  • カーミラ~レ・ファニュ傑作選~

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     「緑茶」と「カーミラ」は随分前に読んだことがあるが、細部は覚えていなかったので、ほとんど初読のようにして読むことができた。

     「緑茶」は、読み終えてもスッキリしない。 ”あいつ” は一体何だったのか。なぜ現れたのだろうか?

     「カーミラ」が何者かは早めに見当がつくが、今回読んでみて思ったこと。「あなたはわたしのもの。わたしのものにしてみせる。あなたとわたしは永久に一つ。」というカーミラのローラに対する言葉があるが、この言葉を字義通りに取れば愛の台詞そのものだ。このほかにもローラへ向けるカーミラの視線、態度など、本作には同性愛的な表現がたくさんあることに、改めて気付かされた。

     本作には

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    2024年06月03日
  • カーミラ~レ・ファニュ傑作選~

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    土地柄でどうしても英国怪談と比較されそうだが、ときとして民話を思わせる、濃厚な土着性はあの手の洗練とは一線を画すもの。むしろロシア怪談あたりに近い手触りですかね。白眉の「カーミラ」もそういえば吸血鬼も本場はあちらだよな、とそんなことを思わせる。古典新訳と言うことで、レア作に拘らず、よく知られた作を集めてあるのも高評価。

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    2024年01月26日
  • 狂気の山脈にて―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    クトゥルフ神話と呼ばれるラブクラフト作の短編集。
    ジャンルとしてはSFと怪奇ものが混ざった、というべきか。ネクロノミコンや大いなる古きものらというモチーフが複数の話で出てきて、世界観として緩やかに統一されている。舞台は現代。登場人物たちは偶然か必然か、この世の常識では創造出来ない何かに遭遇したり体験したりした結果、精神に何らかの異常を来してしまう。
    研究科や探検など研究者の立場での主観で話が進むため、文章がやや学術的で表現が非常に複雑であったのが、あえての世界観ということは理解できるが非常に読みにくかった。

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    2024年01月02日
  • 怪談

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    耳なし芳一、ろくろ首、雪女、幼少の頃、恐怖の世界に陥し入れてくれた物語がここにあった。
    ただ、今読むと恐怖というよりは不思議な物語ばかりだ。さらに言えば美しさすら感じる。私も歳を重ねたものだな。

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    2023年12月24日
  • 怪談

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    知人の主催されているオンライン読書会の課題本として、最初の三編を読み合いました。やはり「耳なし芳一」が圧倒的知名度でしたが、平家絡みの話とは知らなんだ。なぜ「耳」なのかについては、耳は世界との回路=異界との回路=あの世とこの世をつなぐから「見えていた」のではないかと考えました。また、語られた物語の当時は、「死」が身近だったために、より「生」への思いや執着が強かったのではないかと考えました(以下、つづく)。

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    2023年11月05日
  • 狂気の山脈にて―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    20世紀アメリカ。ラヴクラフトの暗黒神話。クトゥルー(邪神・発音できないのが目的なので便宜上)
    神話、短編8作。

    「狂気の山脈にて」
    冒険ありの怪奇小説。
    南極大陸の探検隊が、驚くべき発見をする。
    独特な進化をした大型生物の化石群。
    広大な都市跡。
    人類史よりも古く、壁画に謎の文明の歴史を残す。
    栄華を誇っていたその文明の崩壊は、下等生物の反乱か。
    しかし、隊員隊は、未知の生物の復活により危険が迫る。
    脱出できた隊員達は、この危険な場所を秘密にする。
    なかなか大作で、込み入って、同じような表現がぐるぐる出てくるので、上手く説明できません、が!
    2017年ドラえもん「南極カチコチ大冒険」が、オ

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    2023年09月24日
  • アウトサイダー―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    初心者が噂のクトゥルーを読んでみるぞ三冊目!
    今回は「ハイファンタジー」も含む一冊で、前二巻とはまた毛色が違っている。
    不気味で湿度の高い陰気な屋敷や町並みが展開する一方で、夢の中で幾度を旅するきらびやかなファンタジー世界も作者のなかに広がっている。

    個人的な読書体験になるけれど、直前に『文豪怪談傑作選 妖魅は戯る』(ちくま文庫)を読んでいた。
    夏目漱石の「夢十夜」に連なる「夢」をもとに描いた作品を中心に収録した一冊で、
    独特な夢日記を展開する中勘助、うす暗さと怪談味を帯びる内田百けん、見た夢をその都度分析する寺田寅彦と、
    「夢」の世界、「夢」への向かい方、作品の描きかたなど、それぞれの個性

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    2023年09月23日
  • 狂気の山脈にて―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    SFかホラー。クトゥルー神話。太古の地球を支配した宇宙からの生命体が甦る、かも知れない。訳文が読みづらい。2023.9.6

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    2023年09月07日
  • 狂気の山脈にて―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    南條竹則編訳のクトゥルフ神話作品集第2作。
    編訳者解説でのクトゥルフ神話の説明──「人類が現れるよりもはるか以前に宇宙から飛来して、この地球を支配していた存在がいる。かれらは事情(わけ)あって地球の表舞台から姿を消したが、今も海底や、人跡到らぬ山林や、次元の隙間に身を隠して復活の機会をうかがっており、太古以来かれらを崇める秘密の教団がある──」というものも、とても分かりやすく、各話コメントも理解の助けになる。
    『狂気の山脈にて』や『時間からの影』における旧支配者たちの設定はおぞましいながら壮大で面白い。

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    2023年09月05日
  • 不思議屋/ダイヤモンドのレンズ

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    ★このような陶酔と歓喜の瞬間を享しむためなら(p.49)
    古き良き怪奇と幻想という感じです。きょうびの読者には物足りないかもしれませんがこういうタイプのはゆったり楽しめます。

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    2023年05月21日
  • 消えた心臓/マグヌス伯爵

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    150年くらい前の作品。雰囲気はあるような気もするが。全然頭に入ってきませんでした。短編というのもあるんですが、いわゆる読者に全然おもねらない文章で、(もしかしたら原文(イギリス産)は違うのかもしれませんが)私個人の感想としては頭も要領もよく、金持ち健康で、それが理由で感受性が養われなかったのか?とかいつものような僻み根性がでてきてしまいました。この文章、インテリでない、その日暮らしのような身の上の人が書いたという触れ込みであっても、おまえらは、お前たちは、このように絶賛の嵐をおーこーしてー、すーべーてをー。

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    2023年04月11日
  • 奇商クラブ

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     ブラウン神父で知られるチェスタトンの短編集ですね。 旧版は本筋の短編集の他に凄く面白い中編が2つも入ってるらしいのですが今回読んだのは新訳版になります。 奇抜な手法で利益を上げる秘密結社「奇商クラブ」、主人公たちの前に訪れる面妖な人物たちは一体どんな稼ぎの術を・・・?

     奇譚の名にふさわしい六編でした。 自分の職業柄「家宅周旋人」が好み、実際すっごくニッチな分野ありますもの。 世の中が益々便利になっていき、個々の思想が具現化しやすくなった今世紀、如何なる者にも奇商クラブの会員に成り得るのだ。

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    2023年03月01日
  • 奇商クラブ

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    面白い、と感じるんだけど、今ひとつ入り込めなかった……。

    「ブラウン少佐の途轍もない冒険」、「赫赫たる名声の傷ましき失墜」が結構よかったかな。

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    2023年02月13日