南條竹則のレビュー一覧

  • 秘書綺譚~ブラックウッド幻想怪奇傑作集~

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    スタンダードな幽霊譚や幻想的な「転移」「野火」。どれも恐ろしい感じはしないのだけど、不思議と登場人物の表情や暗い風景がありありと浮かぶ。とりあえず、ジム・ショートハウスは怖い思いし過ぎだと思います。
    単純に私の感覚的な問題かもしれないけど「ホラー」という言葉には日本の小説がしっくりきて、「怪談」は欧米の古い作品がしっくりくる。

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    2014年09月06日
  • 木曜日だった男 一つの悪夢

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    G.K.チェスタトンさんという、イギリスの人ですね。1874-1936という生没年。当時のイギリスでの、ジャーナリスト・評論家・小説家・詩人、というような立場の人だったそうです。
    恐らく活動の大半は、政治から文学まで幅広くの評論批評的な、新聞などへの文章だそうですね。

    ちなみにコナン・ドイルさんが1859-1930。バーナード・ショーさんが、1856-1950。ジョージ・オーウェルさんが1903-1950。
    まあ、なんとなく、コナン・ドイルさんとチェスタトンさんは同時代人、というのが素人には判りやすいです。
    チェスタトンさんというと、いちばん有名なのは「ブラウン神父シリーズ」という探偵もの。

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    2014年06月26日
  • 盗まれた細菌/初めての飛行機

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    ピリッとしたユーモアの効いた短編集。表題作のひとつ「盗まれた細菌」と「紫の茸」が好み。私の読解力が足りないのでところどころ理解しにくい作品もあったかな。なんとなくテンポ良く読めなくて、思いの外時間が掛かってしまった。(この訳者さんなんとなく私とは合わないっぽい)2012/071

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    2023年09月13日
  • 木曜日だった男 一つの悪夢

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    日曜日から土曜日まで七曜のコードネームを持つ男たちの秘密結社。最初はスパイものかと思いきや…男たちの正体がばれていく過程と日曜日との対決にはハラハラした。黒幕もあの人だなんて…。でも最後のオチをどう解釈したらいいのかわからない。夢だったの?海外古典は聖書が下敷きになっているのが多いから無宗教の私には解釈が難しい。2011/620

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    2015年06月22日
  • 木曜日だった男 一つの悪夢

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    本書が執筆された20世紀初頭とは、世界から絶対性が失われた時代であった。科学や数学は危機を経験し、哲学や文学はモダニズムへの再考を迫られる。サイムは法と秩序の詩人と称して無政府主義者たちの集会と潜り込み、木曜日の男として潜入捜査を開始するが、追えど追われどもオセロが反転するが如く無政府主義者は煙の中へ。7つの曜日が創世記と照応するなら、そこに込められたのは古典主義的な回帰志向か。いずれにせよ、単純なドタバタ劇としても純粋に楽しめるのは確か。新訳に辺り、原文に忠実にとタイトルが過去形になった点も興味深い。

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    2013年04月25日
  • 白魔(びゃくま)

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    なんだろう、言い回しがくどい? 邦訳のさいにそうなったのか、原文がそうなのか。
    新訳なのに読みにくい。

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    2012年10月22日
  • 中華美味紀行

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    よし、これを読んでさっそく食べにいこう。
    と思うのだが、なんせ中国は広い。
    ほとんど、華北、華東地域が多かった気がするため、
    明日からためそうという訳にはいかない。

    羊肉スープのパンつけるやつ。
    あれなら、家でて左にありそうだが。

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    2015年07月14日
  • 盗まれた細菌/初めての飛行機

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    ウェルズだけどSFじゃない。短編集。結構笑える箇所が多かったな。先の展開は読めるようなものばかりなんだけど、素朴なおかしみに満ちていた。「パイクラフト関する真実」「小さな母、メルダーベルクに登る」がよかった。

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    2012年08月24日
  • 盗まれた細菌/初めての飛行機

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    対象年齢が高い、というか読者層を限定する星新一みたいな。
    一話一話はそれなりに面白いけど、ウェルズの長編のようなパンチに欠ける。
    やはり長編で作り込まれた話の方が真価を発揮する気がしてならない。

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    2012年08月07日
  • 新アラビア夜話

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    アラビア夜噺というタイトルを耳にした時点で膨らむ妄想。
    アラビアンナイトのようにわくわくした話を期待したけれど、なんか違う。

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    2012年05月31日
  • 秘書綺譚~ブラックウッド幻想怪奇傑作集~

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    乱歩が早くから紹介していたブラックウッドの短編集。光文社の古典文庫で、新しく翻訳されて読みやすい。作品も、幽霊話あり心霊現象ありサイコ系ありバラエティに富んでいて、読み飽きません。

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    2012年11月05日
  • 秘書綺譚~ブラックウッド幻想怪奇傑作集~

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    最近、寝しなに読んでいます。この作家は神智学協会員でもあって、心霊的現象の詳細な描写がいかにもという感じ。

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    2012年02月06日
  • 木曜日だった男 一つの悪夢

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    タイトルは有名なので気になっていた作品。

    なんだかよくわからなかった!
    だけども途中のコミカルな描写は楽しめたし、宣伝文句にある『黙示録』の意味が最後の方でわかった瞬間は「そうきたかー」と感心した。
    全体的には確かに面白かった。

    でもやっぱり、どういう作品なのかなんだかよくわからなかった。なので星4つではないかな。

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    2012年02月04日
  • 木曜日だった男 一つの悪夢

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    あー、笑った。
    陰謀小説かと思ったらとんだスラップスティックでした。
    まあ、四章後半でカラクリが割れ、
    その後の展開は想像できてしまうんですが。
    でも、ガブリエルがグレゴリーを嵌めて「木曜日」に就任する
    二~三章などは本当にスリリングで面白かった。
    初期のポール・オースターが好きな人にお勧め(?)

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    2017年05月04日
  • 白魔(びゃくま)

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    だらだらと日常が書かれるので少し退屈しますが、最後まで読むと少しずつ狂気に落ちていっていた事に気づく。人間の中に隠された悪や狂気を解き放つマッケンは読む人を少し選ぶかもしれない。

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    2011年07月20日
  • 盗まれた細菌/初めての飛行機

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     光文社古典新訳文庫から出ているH・G・ウェルズの短編集を発見。この文庫のラインナップ、なかなか面白いですなぁ。
     テロリストがコレラ菌を盗もうとして学者宅を訪れるタイトル作をはじめとして、皮肉に満ちたユーモア小説が続きます。
     しかしどこかファンタジック、SF風に思えるのはやっぱ気のせいか。
     主役の多くが小市民的なのも好い感じではあります。

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    2011年07月02日
  • 新アラビア夜話

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    なにがアラビアなのかがわからない。
    解説読んでそういうことなのねと気づく。アラビアンナイトを知らない僕にとってはそこからまず読むべきなのだ。
    とはいえ、中身はすごくオリジナリティがあり、ミステリアスな物語。かといって冒険活劇のような痛快さも含まれている。
    この著者のは、子供も大人も楽しめる作品がおおいよね。

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    2011年04月09日
  • 盗まれた細菌/初めての飛行機

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    H.G.ウェルズ(1866-1946)の短編集。世紀末的なナンセンスやデカダンスの趣が漂い、まるで stop motion animation を観ているような気分になる。「劇評家秘話」これは我が身を顧みても、気持ちはとても分かる。自己というのは、他者から受けた刺激から成るモザイクのようなもの。「初めての飛行機――"アラウダ・マグナ"」とその続編「小さな母、メルダーベルクに登る」は"トムとジェリー"的なスラップスティック。いづれも面白い作品だと思うが、奈何せん訳文が悪い。訳者の問題なのか、ウェルズ自身の文体の癖なのか。言葉がゴツゴツと突っかかり、文章とし

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    2011年03月27日
  • 白魔(びゃくま)

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     “魔”という文字が入っているけど、そんなに恐ろしかったりおぞましかったりはしない。ほんのり妖しくてほんのりエロティックな感じ。

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    2011年02月16日
  • 木曜日だった男 一つの悪夢

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    チェスタトンは初めて。
    ミステリかと思ってたんだけど、何というか奇妙な、とにかく奇妙な話。
    ブラウン神父ものも読んでみよう。

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    2011年01月11日