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Posted by ブクログ 2013年01月20日
「幻想怪奇」という言葉に惹かれて。
一つ一つの話が「アレは何だったんだろう?」という後味の悪さを残して終わっていく。特に表題作「秘書綺譚」のアレは何だったろう?感が凄い。こういう引っかかる感じが、本読みにはたまらない。
確かに幻想怪奇な傑作が詰まった素晴らしき1冊。江戸川乱歩が絶賛しただけあるな...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月28日
百年前の作品なんて信じられないです。
最近は妙に凝った作風のものが多いせいか、こうあっさりとしたプロットなんだけど文章力で勝負! ていう作品がひどく新鮮でした。
本当に面白い。
じっくりと読みたいって思っていたのに、この後どうなる? で、どんどんページをめくってしまい、すぐに読み終えてしまいました。...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月14日
表題作他10編の、英国式古典的怪談集。
蝋燭の仄明かりを頼りに暗がりを進んで行くと、
フッと何者かの顔が視界に飛び込み、
またすぐに消えた……が、
それが何だったのか、説明がつかないまま終了――とか。
このモヤモヤ感が堪らない。
本体が死すとき、
その分身(投影、あるいは副産物)も共に滅びる、
とい...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月25日
・私がアルジャノン・ブラックウッドですぐに思ひ出すのは短編「柳」である。これは超のつく有名作で、ブラックウッドにつ いて書く時には、誰もが必ずといつて良いほど言及する作品である。あの自然の怪異と畏怖には圧倒的なものがあり、一読讃歎、彼の代表作と いふにふさはしいと思ふ。同じく、「古い魔術」も彼の代表...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月29日
1906年から1923年に書かれたアルジャーノン・ブラックウッドの短編を集めたアンソロジー。
ブラックウッドといえば、どの作品だかもう分からないが(本書にも入っている「秘書奇譚」かもしれない)高校生の頃読んでひどく衝撃を受け、「これは凄いかも」と思ったことがある。しかし、その後創元推理文庫『ブラ...続きを読む
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