インスマスの影―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

インスマスの影―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

ラヴクラフトは不遇のままその生涯を閉じた。だが、彼の創造したクトゥルー神話は没後高く評価され、時代を越えて世界の読者を虜にしている――。頽廃した港町インスマスを訪れた私は、魚類を思わせる人々の容貌の恐るべき秘密を知る(表題作)。漂流船で唯一生き残った男が握りしめていた奇怪な石像とは(「クトゥルーの呼び声」)。英文学者にして小説家、南條竹則が選び抜いた、七篇の傑作小説。

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クトゥルー神話傑作選 のシリーズ作品

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1~3件目 / 3件
  • インスマスの影―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)
    825円 (税込)
    ラヴクラフトは不遇のままその生涯を閉じた。だが、彼の創造したクトゥルー神話は没後高く評価され、時代を越えて世界の読者を虜にしている――。頽廃した港町インスマスを訪れた私は、魚類を思わせる人々の容貌の恐るべき秘密を知る(表題作)。漂流船で唯一生き残った男が握りしめていた奇怪な石像とは(「クトゥルーの呼び声」)。英文学者にして小説家、南條竹則が選び抜いた、七篇の傑作小説。
  • 狂気の山脈にて―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)
    825円 (税込)
    地質、生物、物理学者らによるミスカトニック大学探検隊が、南極大陸に足を踏み入れた。彼らは禁断の書『ネクロノミコン』の記述と重なる、奇怪きわまる化石を発見する(表題作)。一九〇八年五月十四日、ピーズリー教授の身に異変が起きた。“大いなる種族”との精神の交換がなされたのだ(「時間からの影」)。闇の巨匠ラヴクラフトの神話群より傑作八篇を精選し、新たに訳出。あなたに、眠れぬ夜を約束する。
  • アウトサイダー―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)
    649円 (税込)
    廃城をさまよう天涯孤独の男。彼はそこで何と遭遇したのか(表題作)。ランドルフ・カーターは、二百年ぶりに発見された銀の鍵と共に消息を絶つ(「銀の鍵」)。冥(くら)き伝承の蟠(わだかま)る魔都アーカム。ギルマンの棲む屋根裏部屋で起きた、人智を超越した事件(「魔女屋敷で見た夢」)。唯一無二の光芒を放つ作品群から、おぞましくも読む者の心を掴んで離さぬ十五編を訳出。これがラヴクラフトの真髄だ――。

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インスマスの影―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    深い恐怖と興味の入り混じった作品でした。
    特徴的なホラー要素が詰まった物語に、一瞬で異様な世界へと引き込まれます。

    登場する街は全て、その描写からして非常に不気味で異様な雰囲気を漂わせています。廃墟となった建物や奇妙な住民たちの描写を通じて、常に一貫した不安感を与えられました。特に、町の住民が人間

    0
    2024年07月21日

    Posted by ブクログ

    ラブクラフトは初体験だが、翻訳ものの小説でここまで一気に読めたのは久しぶりという気がする。何かが起こりそうな予感が濃密な書きぶりに惚れ惚れする。

    0
    2023年03月26日

    Posted by ブクログ

    クトゥルーやラブクラフトの名前は知ってるけど、よく知らないという状態で挑戦。
    これは面白い!
    化物じみた「名状しがたい」あれやこれやが出てくるのも面白いが、その前のじわじわじわじわやってくる心理的恐怖、雰囲気や舞台設定がたまらなくいい…!
    怖いけど、気になる。でも見てしまうと、アワワワワ…。
    日本

    0
    2022年09月21日

    Posted by ブクログ

     初出1920-1936年のラヴクラフト短編小説を集めたもの。昨年読んだ『狂気の山脈にて』と同じく新潮文庫版「クトゥルー神話傑作選」。
     ラヴクラフトの文章はどこか変で、つながりが悪く、明らかにおかしな箇所もあったがそれは原文のせいか翻訳のせいか分からない。いずれにせよ悪文に属する文体だろう。読みに

    0
    2022年01月05日

    Posted by ブクログ

    掘り出し物。
    ラブクラフトは読んでみたかった作家だった。
    すべてクトゥルーに関する恐怖小説。
    怖い、すごい、忘れられない。
    この本を読む時は、グーグルで航空地図を見ながら読むことを進める。
    特に「インスマスの影」はマサチューセッツの地図でグロテスクな海岸沿いを見ながら読むと恐怖が倍増する。

    0
    2019年08月17日

    Posted by ブクログ

    2021年の新潮文庫の100冊。3年半積んでた。
    様々なゲームやアニメの下地となっているクトゥルー神話。その原点をまとめた短編集。7篇収録。→

    表題作「インスマスの影」が一番好き。ホラー×サスペンス。ハラハラした後のラストにはゾクリとする。上手すぎる〜!!
    「異次元の色彩」もいい。寓話感がたまらん

    0
    2025年01月27日

    Posted by ブクログ

    クトゥルフ神話の中でも ネームバリューの高い「クトゥルフ」や「ニャルラトホテプ」が出てくる作品、他にも有名な作品が8作収録されている
    異形の描写が読んでるだけで怖気立つほど精細で鬼魅の悪さが引き立たされる
    クトゥルフデビューとしておすすめ

    シリーズの最初だからか、「ダンウィッチの怪」や表題作の「イ

    0
    2025年01月02日

    Posted by ブクログ

    大半の作品が創元推理文庫版の全集いらい数十年ぶりの再読だったが、内容をほぼ(覚悟していたもののそれ以上に)憶えていなかったことに驚く。特に「インスマスの影」こんな逃走アクション場面あったっけ⁈ 私、TVドラマ版とだいぶ混同してたかも。

    0
    2021年05月08日

    Posted by ブクログ

    ラヴクラフトの傑作ばかりを集めた贅沢な1冊。しかも新訳なので、再読勢も楽しめます。
    収録作は、異次元の色彩、ダンウィッチの怪、クトゥルーの呼び声、ニャルラトホテプ、闇にささやくもの、暗闇の出没者、インスマスの影、の7篇。ね、どれも傑作揃い。
    一通り読んでみて「やはり何度読んでもインスマスの影は名作だ

    0
    2019年08月11日

    Posted by ブクログ

    宇宙的恐怖(コズミックホラー)の始祖
    売れ出したのは死後らしいですが、
    他の作家たちが、話を広げていったエピソードが、ファンが2次創作で広がっていったスターウォーズの流れにも似てます。
    そんな、作家の入門編

    表現しづらい見えない怪物(蟹、鳥、烏賊蛸、菌、山のキメラっぽいやつなど様々)、怪奇現象に気

    0
    2019年08月08日

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