【感想・ネタバレ】奇商クラブのレビュー

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Posted by ブクログ

前例のない独創的な商いによって生計を立てていることが条件になる『奇商クラブ』。
そんな不思議な商いの事件に巻き込まれる短編6篇が収録されています。

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2024年06月16日

Posted by ブクログ

 ブラウン神父で知られるチェスタトンの短編集ですね。 旧版は本筋の短編集の他に凄く面白い中編が2つも入ってるらしいのですが今回読んだのは新訳版になります。 奇抜な手法で利益を上げる秘密結社「奇商クラブ」、主人公たちの前に訪れる面妖な人物たちは一体どんな稼ぎの術を・・・?

 奇譚の名にふさわしい六編でした。 自分の職業柄「家宅周旋人」が好み、実際すっごくニッチな分野ありますもの。 世の中が益々便利になっていき、個々の思想が具現化しやすくなった今世紀、如何なる者にも奇商クラブの会員に成り得るのだ。

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2023年03月01日

Posted by ブクログ

面白い、と感じるんだけど、今ひとつ入り込めなかった……。

「ブラウン少佐の途轍もない冒険」、「赫赫たる名声の傷ましき失墜」が結構よかったかな。

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2023年02月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正直に言えば、アシモフの「黒後家蜘蛛の会」シリーズのようなクラブメンバーが奇妙な事件に出くわす、といった内容を期待していた。
本作はミステリーと言えばミステリーだが、巻末解説にあるように奇譚とも言える。
バジル・グラントの“探偵”ぶりはホームズやポワロとも異なっているが、変人さ/面倒臭さは負けず劣らず。
最後に収録されている「老婦人の風変わりな幽棲」のオチは、少しずるいと思った。

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2022年09月11日

Posted by ブクログ

チェスタトン初期の連作短編集。話の手法は、後のブラウン神父シリーズを彷彿とさせる、
発端は奇妙な出来事の発見→探偵役のさらに奇妙な行動→理由が判明してすっきり
という例のパターン。毎度、読んでる最中に訳がわからず読者すらも翻弄する読書体験がとても楽しい。
さらに、本作に感心したのは、タイトルにもなっている「奇商クラブ」というキーワードを使ってこの1冊を仕上げてきたという事。詳細は実際に読んで汲み取ってほしい。
解説も丁寧でわかりやすくて良かった。
(もし、本文を読んでて、チェスタトンの文章が理解しづらく躓きそうになったら、まず解説の最初の2頁程を読んでから本文にとりかかると少し楽になるかもしれませんw)

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2018年12月16日

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