堂場瞬一のレビュー一覧

  • 検証捜査

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    島流しに遭った左遷刑事を始め、訳ありの警察官達が全国各地から集められ、警察内部調査を行う特殊チームを編成。

    警備部や監察でまとめられそうなところを、あえて異例の寄せ集めチームというのがにくい。

    堂場氏の作品に共通する点は、人間の二面性が非常に多く感じる。

    救われる気もするし、やはりという悲しみも含む。

    著者がブン屋の社会部上がりというのも納得できる臨場感でした。

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    2022年12月19日
  • 標的の男 警視庁追跡捜査係

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    服役中の男からの証言で、お蔵入りになっていた事件が浮上する。

    正義の職に勤めようと、悪の生業に身を置こうと、人間には表の顔と裏の顔があり、何かが引き金で裏の顔が出てくることがある。

    置かれた環境が心を蝕み、年月が経つと鬱屈した精神はそれが日常になってゆく。

    絆という言葉のもどかしさと、人間という脆さが描かれた一冊でした。

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    2022年12月16日
  • 水を打つ(下)

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    ネタバレ

    小泉の人格形成について謎を持たせすぎた感はある。ミステリ的な作風が個人的にはミスマッチに感じた。
    でも、水泳競技者の心情描写は緻密で思わず頷いてしまうほど引き込まれた。
    ツールに頼ることを頑なに拒否する大河の在り方と ツールに依存する小泉や他の選手たちの在り方に、スポーツとはどう在るべきかを考えさせられる。

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    2022年12月16日
  • 水を打つ(上)

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    スポーツ小説にしては珍しく、選手だけでなく ツール(水着)やメーカーにも焦点を当てており、とても新鮮だった。
    同じ競技に関わっているため 肇さんの苦悩は読んでいて辛かったが、同時に現実の人間を見ているようだった。

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    2022年12月16日
  • 相剋 警視庁失踪課・高城賢吾

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    仕方がないけど「贖罪」でワクワクしたので中弛み(いきなり(^_^;)中学生の案件なんで緊張感がほぐれたのかな。

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    2022年12月12日
  • 焦土の刑事

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    東京大空襲最中の殺人事件。
    一旦は捜査を止められたものの、
    終戦を経て再び動く捜査。
    大変面白かった!
    シリーズみたいなので、他のも読んでみたいです。

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    2022年12月11日
  • 誤ちの絆 警視庁総合支援課

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    昨年(2021年)8月に刊行された「聖刻」の主人公だった女性刑事が犯罪被害者対策課改め総合支援課に異動しての作品。新たなシリーズになるようだ。「聖刻」の感想に「主人公が嫌いなんで、シリーズ物にするなら思い切り改心させて欲しい」と書いたが、改心してないので不快。私の結構長い人生では、これまでこういうタイプにあったことがないので良かった。事件は少年犯罪で、闇が深い。文章力で読ませるのはさすがの堂場さん

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    2022年12月01日
  • 敗者の嘘 アナザーフェイス2

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    シリーズ第二弾。
    子育て刑事大友鉄が、またもや元上司福原の命令により、穏やかな日常から事件現場の最前線に駆り出され、苦悩する人間ドラマが描かれています。

    事件がどうのというより、刑事だってサラリーマンなんですよ、っていうことで、「アナザーフェイス」ってことなのかな。

    テツ、捜査に子育てに大変そうなんだけど、なーんかまだ余裕ありそうなんですよね。

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    2022年11月26日
  • 砂の家

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    これからどうなるのかってところで、"はい、終了"みたいな終わり方かな、色んなことをちゃんと完結させてくれって感じ。

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    2022年11月23日
  • 凍結捜査

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    北海道大沼で雪の中から、平田の射殺体が発見された。函館中央署の保井凛は、平田に暴行されたと被害届が出ていたことを思い出す。早速、被害者の珠希を訪ねると、姿を晦ましていた。進展なく迎えた初夏、東京で女の射殺体が発見される。凛は、警視庁の神谷と捜査を進めていくが…。連続殺人の狙いは金か怨恨か?巧妙に計画された重大犯罪に熱き刑事魂の捜査チームが挑む。待望の「検証捜査」兄弟編。

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    2022年11月22日
  • 誤ちの絆 警視庁総合支援課

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    普通の捜査一課モノなら150ページくらいで終わりそうな浅い犯行だが、支援対象者が真相を語るまで時間がかった感じ。何とかして捜査無しの支援一本で一話書ききれないものか。

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    2022年11月22日
  • 壊れる心 警視庁犯罪被害者支援課

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    犯罪者を追って逮捕する、今までの堂場さんの警察小説とは違うタイプのシリーズの幕開け。
    今の時代、悲惨な事件・事故が多い世の中で、被害者にケアは重要だと思う。

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    2022年11月20日
  • 新装版 被匿 刑事・鳴沢了

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    アメリカから戻り、西八王子署刑事課に配属となった鳴沢了。

    着任早々、西八王子署管内で衆議院議員・畠山悠介が水死体で発見された。事故死として処理されるが…

    一方で、東京地検特捜部より、畠山に汚職の疑惑があるとの情報が、鳴沢にもたらされる。

    鳴沢が現場で聴き込みをするうちに現場付近で言い争う男女を見たとの目撃情報が…

    しかし、畠山の周辺からの圧力が…
    西八王子署内でも事故死として、鳴沢の捜査に対して、圧力が…

    孤立する鳴沢…

    なぜ⁇

    地元の人たちの口も重くなっていく…

    そんな中、畠山の後援会長・権藤の運転手・大崎が自殺を図る。
    大崎の娘が行方不明になっていることが明らかになる。

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    2022年11月19日
  • 傷

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    事件はこんな風にも始まるんだろうか、と青井由記は内心驚いていた。誰かが警察に相談に来て、それで捜査が動き出すこともあるんだ。まず現場があって、慌てて飛び出す──という経験しかしていなかった青井としては、新鮮な体験だった。  同席した強行犯係長の上杉は、明らかに不機嫌な様子だった。デスクを挟んで座る弁護士の三澤と名刺を交換した後、腕組みをして黙りこんでしまう。しきりに貧乏揺すりをしている。そんなに弁護士が嫌いなのだろうか、と青井は訝った。先月まで交番勤務だった青井は、弁護士と直接話をしたことがない。警察にとっては敵にもなる人間なのだが……青井はメモ用のノートを広げて、二人が言葉を交わし始めるのを

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    2022年11月18日
  • 誤ちの絆 警視庁総合支援課

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    タイトルも変わって新装開店。加害者支援という今までの警察モノにはないモノなので期待していたが、かなり捜査をしていて支援の色が薄いなと思っていたが主人公たちも誰を支援しているのか、そもそも支援しているのかを自問自答しておるシーンがあり、作者も試行錯誤しながら描いているのかなと感じた。
    主人公の晶に関して言えば、人に厳しく自分に甘い印象。自分も加害者家族という背景があるせいなのか自分のすることは全て正しいと思っているように感じ好きになれないけど、村野や神岡達と関わることによってどう変わっていくのか見て行きたい。

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    2022年11月17日
  • 弾丸メシ

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    あまり一人称が、俺のエッセイは読んでいない気がするが、平松洋子との対談があり、解説は宮田珠巳なので、お買い得。

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    2022年11月05日
  • ボーダーズ

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    11月-3。3.0点。
    警視庁、SCU(特殊事件対策班)が結成され、捜査一課から異動した主人公の八神。クセのあるメンバーに囲まれながら、捜査。
    かつての学生運動時に警官を殺害し、指名手配されていた男が殺害される。捜査する内に、男がどうやって40年逃げ続けていたか捜査していき。。

    後半二転三転。まあまあ。また新シリーズか。

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    2022年11月05日
  • 新装版 血烙 刑事・鳴沢了

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    ニューヨーク市警で研修中の鳴沢了。
    恋人・優美の息子・勇樹がバスジャックに巻き込まれたとの一報が…

    現場に向かうが、バスジャック犯の遺体が…
    勇樹は…

    因縁のチャイニーズマフィア・トミー・ワンの影が…

    なぜ、勇樹がトミー・ワンに攫われたのか…

    ニューヨーク、アトランタ、そしてマイアミへ。
    誘拐犯を追い、勇樹救出に向かう了。

    徐々に明らかになる勇樹が攫われた理由…

    七海、優美にとっての両親の仇、トミー・ワン。

    了の勇樹を助けるという信念。
    FBI、地元警察からやっかいもの扱いされながらも、
    了の信念は、旧友・B.J、ホセを動かす。
    異国でも了はひとりではない。

    了の熱さは変わらな

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    2022年11月03日
  • 身代わりの空(上) 警視庁犯罪被害者支援課4

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     東京発の飛行機が富山空港で墜ちた。前のめりになって前半分が激突した。20人の犠牲者がでる。警察庁の要請を受けて、犯罪被害者支援課は、富山に繰り出す。その中に身元不明の遺体があった。飯田基康という名で搭乗した男。村野たちは必死に彼の身許を探るが、その男が毒殺事件で指名手配中の犯人・ライターの本井忠介だと判明する。逃げていたのだが、偽名で飛行機に乗っていた。
     さらに、意識不明の男がいた。村野秋生は、富山の警察と少しづつ、つながっていく。
    そして、犯罪被害者支援課の役割や意味を伝える。
    ふーむ。富山は、電車がユニークだし、富山ブラックも出てくる。とにかく、村野は、グルメではないが、食べることが好

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    2022年11月02日
  • アナザーフェイス

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    初めての堂場作品。

    堂場警察小説史上、最も刑事らしくない刑事、大友鉄が主人公。確かに生活臭を感じさせる、彼個人の生き様には親近感がありました。

    元上司の福原がいい味出してます。

    シリーズ化されているようなので次も読んでみようかな。

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    2022年10月30日