堂場瞬一のレビュー一覧
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ネタバレ藤巻
行動全てが気持ち悪く思えた
惚れた女性を焼死させ
彼女が頼った友人を焼死させ
彼女が相談した警察をも焼死させようとした
吉野
最初に殺された彼女の恋人であり、藤巻を撃った彼は非常に惨めな男であった
恋人に頼られなかっただけでなく、警察官の正義もなく、憎む気持ちに駆られている様
例え、藤巻を殺せたとして満足出来たのだろうか
頼られなかったという事実は変わらないのにと思った
計画的な藤巻の行動に振り回される澤村
澤村は澤村で、独断での行動が目立つ
それがいい方向に転がるのが澤村の持つ運なのだろう
途中戦線離脱した橋詰に対して
自分とは合わないと思いつつも、心配し、彼ならどう考えるかと動く -
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初めて著者の作品を読みました。
妻を事故で亡くし、小学2年生の一人息子を育てるために捜査一課を外れ、定時退社する日々を送る主人公・大友が、かつての上司の指示で誘拐事件の捜査応援に加わる。
銀行員の一人息子が誘拐され、身代金の1億円が奪われる。子供は無事に保護されるが、犯人を追ううちに、大友は事件の真相に気付くー。
序盤で、捜査二課の同僚から不正融資の話題が出ていたり、犯人を絞っていく方法がスマートでなかったり、一方で直感めいたものでスムーズすぎるくらいに展開があったりと、構成には満足できない点もありましたが、大友の家庭環境が活きた心理描写などは好きでした。
男性が好きそうなジャンルかと思 -
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『捜一の鬼』と言われた、父・鳴沢宗治が亡くなった。
葬儀の翌日、ひとりの男、鷹取正明が鳴沢了を訪ねてくる。『時効になった殺人事件を再捜査して欲しい』と。鷹取は、15年前に父を殺人事件で亡くしており、『犯人は羽鳥だ』と告げる。
その殺人事件は、父・鳴沢宗治が唯一未解決の事件であった。
父への挑戦、父への想いから、新潟の街で、鳴沢は事件を調べ始める。
父の未解決事件への想い。
父の家族への想い。
事件を調べるうちに、明らかになる自分の知らなかった父の姿。
事件の真相は…
未解決事件は解決できるのか…
もっと、父と話すべきだった…
わかりあえたはずなのに…
今ならわかるんじゃないだろ -
Posted by ブクログ
全572ページ。長いです。
序章は現代。群馬県の製薬会社の工場跡地で毒ガス事件が発生。
第一部は50年前、安保闘争が起きていた日本が舞台。
クーデターを起こそうと準備を進める集団の動きが描かれていますが、計画はとある事情で頓挫。
ただ、革命への情熱を失えない若者が。
第二部。再び現代。
群馬に続き、都内でも毒ガス事件が発生。
50年前の思想をとある流れで受け継いだ者が再び革命を試みるー。
広げた風呂敷が大きく、構想もしっかり練られているので興味深く読めるのですが、収束の仕方がやや物足りない感じ。
でも完璧に描けちゃったら、実現しちゃうかもしれないので描けなくていいのかもしれません。
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ネタバレ天才的感覚派というのか
作中では人より目がいいと表現されているが、過去にトラウマを持つ主人公の澤村
ストーリーの起点の事件である連続殺人事件が10年前の事件と繋がっているのではないか、
10年前の事件の詳細を知っているのは、犯人と警察…
ここから犯人が絞り込まれ一気に浮上した鬼塚
澤村と鬼塚
非常に似た思考を持つ2人だが、自己評価は異なった
それぞれが一度の失敗をきっかけに
こんなにも道を違えてしまうのか
その失敗に対し、彼らを取り巻く環境は大きく異なり
澤村は自分を責め続け、
鬼塚は周りを卑下した
正義から生まれた『悪』だろう
鬼塚の話を真剣に聞く相手がいたら、
共に闘ってくれる仲 -
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警視庁のSCU(特殊事件対策班)という架空の部署に所属する八神警部補が主人公。
発足のきっかけは、社会が複雑化し、どこが担当していいかわからないような事件を捜査するためということだが、あまりいい評判は聞いてなく、1か月前に異動になったばかりの八神には、具体的な役割がはっきりせず、もやもや感を引きずりながら、上司の意味も理解できない指示のまま操作に携わる。
主人公のもやもや感は、読んでいる読者にもそのまま引き継がれたままなため、頁を繰る手も止まりがち。
しかし、このSCUのメンバーの個性が明らかになるにつれ、俄然面白くなる。
なかでも、部下からは”謎”と言われ私生活も明かさないキャップの結城。最