【感想・ネタバレ】Sの継承(下)(4件)のレビュー

レビュー

Posted by ブクログ 2017年12月25日

ネット社会が進展し、SNSが日常的に波及している現在、小説家もそれらを題材に加えざるを得ないだろう。
60年代の事件を記した上巻とは、まるっきり趣を異にした下巻。現在の事件を記す下巻では、SNSが大きな役割を帯びる。
かつて、クーデターなり大きな変革を目指すならば、忠実で信頼に足る多くの仲間と入念な...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年04月11日

なるほど、上巻がこうやって繋がるんですね。

毒ガスや銃を19歳の青年がそんなに簡単に作ったり持ったりできるのか、とは思いましたが、内容は引き込まれました。
リアウィンドウだけ防弾じゃないって、ちょっと都合良すぎですが。もうちょっと頑張って欲しかったね。

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Posted by ブクログ 2017年12月09日

毒ガス犯人だけど、何か質問ある?―捜査一課の峰脇らを嘲笑うかのように、ネット掲示板にスレッドが立つ。犯人しか知り得ない事実を次々書きこむスレ主の「S」を、警察は追う。やがて、毒ガスを盾に国会議員総辞職を求めたSは、国会議事堂前で車に立てこもる。噴射のタイムリミットまで、約七時間。峰脇はSを止められる...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年11月01日

下巻で、話は現代へと戻ります。
そして都内で毒ガスがまかれます。Sを継承しているらしき犯人はどういう経緯で犯行を実行に移すにいたったのか。
警視庁捜査一課特殊班の峰脇警部補を中心に犯人像を探りつつ、話が展開され、おもしろかったです。

下巻が楽しめたのは上巻の長い事件背景の物語があったからこそです。...続きを読む

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全巻のレビュー

Sの継承(上)

Posted by ブクログ 2017年12月25日

全体としてみれば、警察小説といえるだろうが、上巻はまるで政治小説の感がする。
時は戦後17年を経過したばかりの、高度成長前夜の日本。
財界の重鎮がクーデターを計画?
ちょっと、あり得ないケースだと思うが・・・
彼の戦争体験が、その信念を納得させる。
「真の独立、真の民主主義を目指し、世界に類のない政...続きを読む

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Sの継承(上)

Posted by ブクログ 2017年12月09日

捜査一課特殊班を翻弄する毒ガス事件が発生。現場で発見された白骨死体は、五十年の時を超え、過去のクーデター計画へと繋がっていた。―東京五輪前夜の一九六三年、国を正す使命感に燃える理系の大学生・松島は、財界の重鎮である国重に誘われ、毒ガス開発に踏み出したが…。政治家を排除しての直接民主主義は、実現できる...続きを読む

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Sの継承(上)

ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年11月01日

上下巻で、上巻は序章と第1部(317頁)、下巻は2部(323頁)の構成となっています。
序章で、犯罪かと思われる事件が発生し、第1部でその背景となる50年前の事柄が語られ、第2部で現在に戻って事件継続、そして解決へ向かいます。
第1部がとにかく長い。2百数十ページにわたり、それだけで独立した社会小説...続きを読む

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