【感想・ネタバレ】時限捜査のレビュー

あらすじ

太陽の塔、USJなど、大阪の名所で連続爆破が発生。府警が混乱する現場に出動するなか、大阪駅で人質を盾にした立て籠もり事件が起こる。犯人は現金10億円と逃走用ヘリを要求。駅を封鎖した管轄署長の島村は、早急な解決を目指すが……。膠着した現場に、東京の神谷刑事から、驚愕の情報が入る。島村はある策を得て、巧妙に計画された犯罪に挑む! 「検証捜査」の魂を継ぐ警察小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『駒』対『駒』

今作の主人公は島村
シリーズ1作目から
周りがよく見え、立ち回りが大人
上にも下にも慕われる大ベテランという好印象だったが
指揮官としての振る舞いもあっぱれだった

事件は首謀者死亡、実際に事件を起こす『駒』だけが残るという
駒の人間たちには何とも可哀想な事件

ドローンでの挑発、立て篭もり、銀行強盗
『銀行強盗です』の連絡にはつい笑ってしまった
やると思ったと
先が読めた訳ではなく、何かまだ起きるというわくわくした気持ちだったと思う

島村側の『駒』、下倉という巡査長もすごく面白い
アスリートとして、府警の看板のような扱いを不服に感じているが、それに対する反発心ではなくただ自分が全うしたい事に忠実に意見する姿がかっこいい

やはり生きた指揮官がいる方が強い
有能な『駒』が集まった方が強い
そんな試合だった


気になる事が多い終わり方だったが
興味が無い訳ではなく、どっちだっていい
島村の日を跨いだ瞬間からの引き際の良さを見習いたい

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2022年05月17日

Posted by ブクログ

検証捜査メンバーの登場する4作目で、今度は大阪の島村さんが主役。梅田署(実際には曾根崎署)の署長最後の日に連続して起きる事件。島村さんらしい署長が描かれている。神谷も絡んで来て、健在のようだ。大阪の街、キタの描写もなかなかいい。

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2018年03月18日

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神谷軍談の島村警視正のエピソード。
梅田署長の異動日に発生した、立て篭り事件。
ライフル射撃選手の下倉が、警察の仕事と協議会参加の板挟み。
多くの警官の息遣いが聞こえてくるようなストーリー。
Twenty Foreを思わせるストーリー展開に、ドラマ化を期待してしまう。

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2021年08月26日

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大阪で連続爆破事件が起こり、さらに大阪駅の時空の広場で事件が起きる。阪神間在住のため、どこも土地勘があるので想像しやすく読めた。動機とかはね、ちょっと??だったり

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2021年03月06日

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堂場作品にしては珍しくアクション性が高く、緊張感のある一冊でした。警察官の内面に焦点を当てるいつもの作風だけじゃなく、たまにはこんなのも良いなと思います。
機動隊やSATや射撃のオリンピック候補選手など、それぞれの役割でプロ意識を見せるところが格好いい。
検証捜査の時に生まれた横の繋がりが毎回登場するのですが、少ししか顔を見せない割に肝心なところで事件解決に大きく貢献するところがこのシリーズの見所の1つです。

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2020年08月02日

Posted by ブクログ

タイトルから、あまり高い期待をせずに読み始めたのだが、読み進んでいくうちに、ぐいぐい引きずり込まれていった。
躍動感があって面白い。
欲を言えば、犯人の動機や手口がもっと明かされたらよかったのにと思った。

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2020年06月21日

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大阪での連続爆破、大阪駅での人質をとっての立て籠もり。
署長として最後の事件になる島村と。
東京で起こった殺人事件を追う神谷。
「検証捜査」での繋がりが事件解決に役立ちました。
東京では、知った地名が出てきて思わずニヤリとしてしまう。
次に「共犯捜査」読みます。

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2019年12月05日

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捜査シリーズの第4弾。
今回は、異動を翌日に控えた梅田署署長の島村が主役。
次々に起こる不審な事件、さらに大阪駅での人質立てこもり事件が勃発し、警察機能はマヒ寸前。
深刻な事態にも拘らず、署員たちの会話は大阪弁のため、緊張感・ひっ迫感が感じられない。大阪弁の効能か(笑)
東京で発生した事件とも絡み、「検証捜査」でチームを組んだ神谷刑事との連携で、膠着した事態の打開を図る。
事件解決に大きな役割を果たした狙撃の名手下倉のキャラが良い。同期の麻奈美とともに、今後のシリーズにも登場しそうな気がするが・・・
「検証捜査」でチームを組んだメンバーのうち、まだ主役を演じていないのは、北海道警の保井凛だと思うが、次回作は彼女が主人公?

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2018年03月18日

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やはり警察シリーズは鉄板。愛着のある登場人物が出ると、安心感がある。それでいて前作を読まずにいてもスッと入ってくる自然な感じ。ボリュームはそれなりにあるが複雑すぎず読みやすい作品。

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2018年01月19日

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太陽の塔、USJなど、大阪の名所で連続爆破が発生。府警が混乱する現場に出動するなか、大阪駅で人質を盾にした立て籠もり事件が起こる。犯人は現金10億円と逃走用ヘリを要求。駅を封鎖した管轄署長の島村は、早急な解決を目指すが…。膠着した現場に、東京の神谷刑事から、驚愕の情報が入る。島村はある策を得て、巧妙に計画された犯罪に挑む!「検証捜査」の魂を継ぐ書き下ろし警察小説。

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2022年10月13日

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大阪が舞台の島村さんが時間いっぱいがんばってる話でした。射撃選手が現場に居るのもスゴかったです。犯人が何のために犯行をおこなったのか?などわからない点も色々ありますが、今回もテンポ良く読めたので★3かなぁ?と。

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2022年08月29日

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ネタバレ

大阪、大阪駅ステーションシティ、立てこもり、署長最後の日、複数のドローンによる火炎攻撃、銀行強盗、射撃選手。

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2022年01月22日

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シリーズものと知らずに手を出したため、登場人物同士のつながりがよくわからなかったが、それでも楽しめた。
大阪のシンボルとなる場所で発生する事件であるため、大阪在住の読者としては、想像しやすかった。きっと作者も、物語を考えながら、事件現場を歩き回ったのだろうなと感じる。作者の高揚も感じられる作品だった
しかし、登場人物の描き分けという点で、あまり魅力が感じられなかった。

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2020年11月09日

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検証捜査のシリーズ第4弾。今作は大阪府警の島村が主人公。太陽の塔にUSJで爆破が起き、更に大阪駅では人質を盾に立てこもり事件が発生して、駅を封鎖。もう大阪の名所が大変な事になってた。
警察署長最後の1日はとんでもない事件となったが、しっかり署長としての権限がある日に事件を解決させた島村、できる男だ。

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2020年06月11日

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太陽の塔、USJなど、大阪の名所で連続爆破が発生。府警が混乱する現場に出動するなか、大阪駅で人質を盾にした立て籠もり事件が起こる。犯人は現金10億円と逃走用ヘリを要求。駅を封鎖した管轄署長の島村は、早急な解決を目指すが…。膠着した現場に、東京の神谷刑事から、驚愕の情報が入る。島村はある策を得て、巧妙に計画された犯罪に挑む!

計画運休が実際に行われるわけだから、JR側の対応の描写が今一つ。もっと違う展開になってほしかった。これでは肩透かし。

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2020年01月26日

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神谷、凛、島村が登場するいわゆる捜査シリーズ。
検証捜査、複合捜査、共犯捜査に継ぐ作品。
島村が大阪の梅田署の署長最後の日を前に立てこもり事件が発生。東京の神谷刑事の事件とも連動し、息をのむ展開が続いていく。
警察小説を書かせたら天下一品、さすがです。

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2019年01月20日

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大阪の名所で連続爆破事件。同日に大阪駅でも立てこもり事件が発生。
事件の動機がはっきりしないままだし、試合の結果も出ないままだったので、不完全燃焼。解決の糸口も偶々できただけのように思えたので、いまいち盛り上がりに欠けた。

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2019年01月13日

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久しぶりに堂場瞬一さんの本を読みました

同時多発的に大阪のランドマークで爆発が起きる
そして人質立てこもり事件が大阪駅で発生
犯人たちの目的は
そんな中、公園で殺された男の正体は…

他のメンバーのお話の方が好きかなー

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2018年07月08日

Posted by ブクログ

大阪で同時多発テロが発生。
立てこもる犯人といくつものテロ事件に翻弄する府警のお話。
署長やら警備部長やら刑事部長やら教養課長から・・・やらやらやら・・・・登場人物が多い。
小説だとわかっているが・・犯人と根競べしすぎ感あり。

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2018年05月11日

Posted by ブクログ

シリーズ作とは知らずに読み始めてしまったのでよく設定がわからなかったが、かなり強引な一作。
ストーリーが散らかりすぎていてちょっとヘキヘキとしてしまう。

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2018年02月19日

Posted by ブクログ

シリーズ第4弾。
最初の「検証捜査」から何年経っているか、よく分からないが、今作の主人公は大阪府警の島村。梅田署の署長になり、あと1日で警察学校へ異動と言う日に大阪でドローンを使った連続テロが発生する。ドローンの複数襲撃で麻痺している大阪府警を嘲笑うかのように、次は大阪駅の立てこもり事件が起こり、管轄署の署長である島村が仕切ることに。
一方、警視庁の神谷は下赤塚で起きた殺人事件の被害者が、以前大阪府警がテロリストとして追い込めなかった人物であることから、独自で捜査を始める。
大阪と東京。2つの事件がどう絡んでいくのか?シリーズで一番の力作に500ページ超えを思わず一気読み!
堂場作品には珍しいタイプの劇場型事件で、いろいろ他の作家さんの作品と比べてしまうと、話に緊張感が足りない気もするけど、ま、許せる範囲として。残るは北海道警のみ。神谷と凛の関係も決着がつくことを期待!

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2018年01月04日

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