堂場瞬一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
物語は静かに始まり、これは解決出来ないのではと思っていたが、警察の頑張りにより徐々に近づいていく。
そんなことまで警察がやっているとは思えず、実際にやっているなら警察は大変だなぁと感じた。
やはりシングルファザーは大変だと思います。
大友鉄は警視庁勤務のシングルファーザー。幼い息子を育てるため、捜査一課から刑事総務課へ異動して2年がたったある日、銀行員の子供の誘拐事件が発生。大友も、特捜本部に駆り出されることになった。犯人が要求する身代金1億円の受け渡し場所は、5万人がごった返す東京ドーム横の公園。犯人の特定は困難を極める。大友は久々の前線復帰に高揚しつつ、一方では事件の裏に“ある違和感” -
Posted by ブクログ
「忠告だ。影山には近づくな」。
川崎中央署の若手刑事・村上翼は、管内で起きた人質事件をきっかけに傍若無人なベテラン刑事・影山康平に目をつけられ、強引に連れ回されるようになる。
署内の誰もが”裏切り者”と敬遠する影山が、実は10年前に起きた未解決の殺人事件を独自に捜査し続けていると知り、村上も事件解明へと乗り出すが、その矢先、新たな殺人事件が発生。
被害者の身元もわからず捜査は難航するかと思われたが、村上は2つの事件のつながりに気づき……。圧巻の王道警察小説!
3年ぶりに著者の作品を読む。安定のクオリティだが、それ以上ではない。
今度出るらしい87分署シリーズの翻訳が楽しみ。 -
Posted by ブクログ
戦争とは何なのか。
実際に体験していない僕らには結局分からないかもしれない。
ウクライナ。イスラエル。
今も世界中で戦争は起こっている。それを「知っている」と「体験している」は到底分かり合えない程の差があるはずだ。
本作はミステリには珍しく戦時中が舞台。しかも終戦の約5ヶ月前の東京大空襲から始まる。この時期の犯罪を扱ったミステリはないように思うが、考えてみれば混沌としてただ生きる事に必死な時期であっても犯罪人はいるだろう。
本作は終戦間際の戦時中から戦後にかけての世相や市井の人々の変容を描きながら、ミステリに仕上げた興味深い作品だと思う。
不変の正義と国家の正義。
国家の正義として信じた役 -
Posted by ブクログ
2年ぐらい前に始まった新シリーズ。
その前に始まっていたラストラインがあまり好きではなく、新しいシリーズはもう読むのは止めようと思って、手を出さなかったが、続いている作品にやたら八神が登場するので、遅ればせながら読んでみることに。
舞台は架空の部署・特殊事件対策課SCU。
八神が捜査一課から異動して来てから、1ヶ月後から始まる。
事件の多様化を踏まえて、設置された部署だったが、捜査一課所属だった八神からすれば、暇極まりない。
新しい同僚たちも一癖も二癖もあり、キャップの結城も気が置けない。
そんな中、新橋駅前で銀行立てこもり事件が起きる。
事務所が近くにあることから、SCUとして初出動する八神