堂場瞬一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読書子が勝手に、題名から思い浮かべた筋と内容には、だいぶ解離があったが。
スポーツ小説や警察小説を次々と生み出している著者のジャンルとは、少し違った小説。
海外の勤務地で自爆テロに遭遇し死の恐怖を味わった主人公は、警察官を辞め喫茶店を営む。
舞台となる神田神保町には、度々訪れたこともあり、町の描写に親愛感を覚える。この地でテロや殺人が横行するとは・・・
主人公も、自分の街を踏み台にされたことに憤りを感じ、事件の真相を明らかにするべく行動を起こす。
最後はあっけない幕切れとなり、そこに至るまでずいぶんページ数を費やしたことか。些か冗長感が(笑)。 -
Posted by ブクログ
追跡捜査係シリーズ。
何作目なのか、よく分からないが、最近は沖田か西川、どちらかが不在のことが続いていたのだが、久々に二人ともがっつり活躍し、気合が入ったのか、いつもよりページ数も心持多め。
今作のテーマは「一時不再理」
10年前、無罪を勝ち取った被告から、「事件の犯人は、私でした」と言う内容の告発文が当時の担当刑事に送られて来る。
無罪を勝ち取ったはずなのに、何故今頃犯行を告白したのか。
「一時不再理」の原則から、表向き捜査が出来ない為、沖田たち追跡捜査係が動くことになる。
一方、西川は新設される追跡捜査係のアドバイザーとして、神奈川県警に赴いていた。
そんな西川は4年前川崎で起こった強盗殺 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【警視庁追跡捜査係シリーズ第10作目】
週刊誌の記事は31年前迷宮入りしたバラバラ殺人事件の新証言。内容は犯人と思われる。
時効が廃止する前に時効が成立してしまった事件で警察としては何もできない。だが警察としては、週刊誌に犯人を暴かれるというのは面白くない。
結局、警察はまだ調査していました、という名目がほしく、追跡捜査係に依頼がくる。沖田は別事件を追っており、西川が担当することになる。
時効は成立しているので、捜査ではなくあくまで調査だが。
この31年前のバラバラ殺人事件がきっかけで刑事になり、所轄にいるベテラン刑事の岩倉は、追跡失踪課にいたこともあり、西川に自分の調査に加われるようにお願い