社長室の冬(メディア三部作)

社長室の冬(メディア三部作)

880円 (税込)

4pt

3.3

日本新報の記者・南康祐は、会社にとって不利益な情報を握る危険人物であるとみなされ、編集局から社長室へと異動させられる。その頃、新聞社に未来はないと判断し、外資系企業・AMCへの「身売り」工作を始めていた社長の小寺が急死する。九州に飛ばされていた新里が急遽東京に呼び戻され社長に就任するが、方々から徹底的な反発を受ける。外資との買収劇。不毛な社内抗争。紙かネットか。マスコミの存在意義――。新聞社の身売りを巡り、南が辿り着いた答えとは。

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社長室の冬(メディア三部作) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年11月28日

    大手新聞社が経営危機になりアメリカのWEBニュース会社に買収を持ちかけるが、先方が出した条件は紙媒体の完全廃止だったという設定は、決して小説の中だけではない今の社会を反映したものだと感じました。
    自分は昭和の人間なので、ネットニュースの軽薄さや素人が匿名で書いた無責任なコメントを取り上げる風潮に馴染...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月19日

    3部作の完結編
    記者から社長室に異動した主人公が自社をネットニュースの会社に売却する交渉を担当する話

    0

    Posted by ブクログ 2020年12月29日

    残念!
    途中違和感ありながらも読み終わって、解説読んでからの衝撃!
    3部作の完結編だった(笑)
    「警察回りの夏」「蛮政の秋」に続く完結篇とのこと!
    帯とか裏表紙に書いとけよ!

    ストーリとしては、
    日本新報の記者南は過去の誤報の責任?によって、社長室に異動。そんな中、日本新報は経営悪化により外資への...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年05月16日

    #読書 #読書好きな人と繋がりたい
    「警察回りの夏」「蛮政の秋」に続く、第3弾(最終編)。
    新聞社を 題材とした、社会小説。
    1作目と 比較すると、2作目、3作目は、展開が広く、なかなか 楽しく読めた。

    0

    Posted by ブクログ 2020年02月18日

    新報の南、AMCの青井の不思議な関係。
    過去の失敗より、これから自分のやりたい道を見つけることの大切さ。社会派なのに奥が深い。
    最後は地方局。初心に戻る。なかなか出来ないなぁ

    0

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