あらすじ
平成最初の大晦日。友人と飲んでいた作家志望の俺は、売り言葉に買い言葉でとんでもない約束をしてしまう――この本は、100人の物語(インタビュー)で繋がる! 新たな小説の手法に挑む問題作。
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Posted by ブクログ
だまされた!
半分以上、本当にインタビューした内容を書いていると思って読んでいた。
途中から、何かおかしいと思い始め、もしかしてすべて作り話?と疑いながら読んだが、真相はあとがきまで取っておこうと思い読み終えた。
やはり、すべてフィクションであった。。。
Posted by ブクログ
読んでいる途中で、これはいったいどちらなのか?と疑問に思うのだが、結論、そんなことはどうでもよい。
わたし自身は、感覚的にもっと前の時代を生きてきたと思ってきたが、そうではなかった。この時代の1年1年の空気雰囲気、それがどう今に繋がっているかを感じるのが、とても面白かった。
Posted by ブクログ
私は好きですねー!
小説版爆笑問題的な、
平成の時事ネタ集。
自分も平成を生きてきて、
こんなことあったなぁ、とか
この頃全然ニュースとか見てなかったな、とか
こんな前なんだっけ?とか
色々思いながら読めました。
令和6年、既に色々なことが起こってるけど、
この先日本や世界はどんなことが起こるのだろう。
Posted by ブクログ
平成元年から令和元年まで毎年
大晦日に渋谷のスクランブル交差点を行く人に、その年起きた最も印象に残った出来事をインタビューし、それをまとめた
…という体裁の「ノンフィクション風フィクション」
事件よりも社会現象やブームが取り上げられていることが多く、歴史の教科書に刻まれるであろう大きな出来事も社会現象もひとしなみに同じ扱いで、どれかに偏って紙幅を取ることもない。
なべて淡々とした構成になっているのが逆に
「あー、あんな事もあったな」と平成を振り返るに適していると思えた。
主に平成初期のインタビューで「将来は~なってそうですよね」と先を見越した意見が出ているのが悉く的中していて…フィクションだからそれも当然だが
市井の一般人にこそむしろ先見の明がある、という構成は読んでいて楽しいしどこか心強さを感じた。
Posted by ブクログ
「フィクション」となっていたけど、本当にフィクションなら、一人一人の一年を本当にあったことに沿って作るって凄い。
フィクションでないのならそれで、インタビューし続けるのも凄いと思う。
どちらにせよ、あーあったあったとなったり、最初の方に伊藤みどりの話が出て来て、最後の方で浅田真央ちゃんの話が出て来て、両方とも平成だったのかとなったり。面白かった。