堂場瞬一のレビュー一覧

  • 犬の報酬

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    序盤、あまり面白くないかなあと思ったのが率直な感想だけど、読み進めるにつれてXが誰なのか気になって気になって一気読み!

    誰の正義が社会の正義なのか…
    伊佐美の気持ちはぶっちゃけわからないけど、家庭を守るサラリーマンの皆さんはこんな気持ちで働いてるのかなあとも思った。

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    2024年04月06日
  • デモクラシー

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    色々試行錯誤してなんらかの問題提議をしたかった気持ちはよく分かる。この作者の筆力とストーリーならある程度、事実に立脚している風の物語が描けると思う。けど作者が変えたいと熱望しているほどの熱量が文脈から感じられない。多作だから厚薄はあるけど、政治ものだけにちょっと薄かったかな。

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    2024年04月02日
  • 焦土の刑事

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    戦争とは何なのか。
    実際に体験していない僕らには結局分からないかもしれない。
    ウクライナ。イスラエル。
    今も世界中で戦争は起こっている。それを「知っている」と「体験している」は到底分かり合えない程の差があるはずだ。

    本作はミステリには珍しく戦時中が舞台。しかも終戦の約5ヶ月前の東京大空襲から始まる。この時期の犯罪を扱ったミステリはないように思うが、考えてみれば混沌としてただ生きる事に必死な時期であっても犯罪人はいるだろう。
    本作は終戦間際の戦時中から戦後にかけての世相や市井の人々の変容を描きながら、ミステリに仕上げた興味深い作品だと思う。

    不変の正義と国家の正義。
    国家の正義として信じた役

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    2024年04月02日
  • 高速の罠 アナザーフェイス6

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    ネタバレ

    優斗くんが行方不明に。
    バスの横転事故。
    バスジャック。

    県を跨いで起こる事件に連携が上手くいかずもたもたするのは、まどろっこしく感じた。

    父親の面・刑事の面どちらも不安定な描写が多く、周りと違うスピードで進む大友さん。
    『これから』に気持ちが振り回されている。

    事件解決へ・大友さんの心情
    この2つが相まってスピード感が無い作品だった

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    2024年04月02日
  • 野心 ボーダーズ3

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    特殊事件対策班シリーズで今回は、朝比奈の視点からの一作。女性が上を目指すという点が過度に強調されすぎているとも思うが、ここのメンバーたちや他作のキャラも登場した展開はスピーディで良かった。

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    2024年03月27日
  • 焦土の刑事

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    終戦時の東京を舞台にした堂場氏には珍しいタイプの作品です。敗戦を境に世の中の基準が変わることに上手く対応できるできた人とそうでない人の対比や、戦地を体験して価値観が変わってしまった人など、もし自分にはだったらどう感じたのだろうかと考えさせられた。

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    2024年03月23日
  • ボーダーズ

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    2年ぐらい前に始まった新シリーズ。
    その前に始まっていたラストラインがあまり好きではなく、新しいシリーズはもう読むのは止めようと思って、手を出さなかったが、続いている作品にやたら八神が登場するので、遅ればせながら読んでみることに。
    舞台は架空の部署・特殊事件対策課SCU。
    八神が捜査一課から異動して来てから、1ヶ月後から始まる。
    事件の多様化を踏まえて、設置された部署だったが、捜査一課所属だった八神からすれば、暇極まりない。
    新しい同僚たちも一癖も二癖もあり、キャップの結城も気が置けない。
    そんな中、新橋駅前で銀行立てこもり事件が起きる。
    事務所が近くにあることから、SCUとして初出動する八神

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    2024年03月19日
  • 白いジオラマ

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    元引きこもりの孫・新城将は
    なかなか微妙な若者なのですが
    そうなってしまった背景は、なるほどという感じ…。

    元刑事「防犯アドバイザー」の麻生和馬は
    なかなか強烈な爺さんなのですが
    厳しさの中に、まぁ愛情も感じます。

    前半は、将の気力のなさに
    読むペースが上がりませんでしたが
    段々と、変化していく姿と
    捜査ならぬ調査の行方に、
    後半、スピードアップしていきました!

    なかなか変わったジャンルなのでは?
    続編もありそう?と思って調べたら…
    実は、この前に『共鳴』という作品があって
    今作が続編でした。失敗。
    そっちを先に読めばよかったです。

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    2024年03月16日
  • 守護者の傷

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    長々と書かれている割に事件がショボいし、主人公の加穂留の魅力のなさは致命的。神奈川県警ならあり得るかもしれんから荒唐無稽とは言えないが、それならもっと闇深く書いてほしいもんだな。

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    2024年03月15日
  • 鷹の惑い

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    派手さは無いけれど、捜査員達の静かな執念を感じる。昔に聞いた「魂を静かに燃やす」という表現がぴったりだと思う本だった。

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    2024年03月15日
  • ボーダーズ

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    ネタバレ

    特殊能力というのが想像より現実的なものだったので、逆によかったです。
    ただ、一作目だからか、最初から最後まで八神が戸惑っていたので、それを読んでいる方も結局最後まで戸惑うことになり⋯事件は解決したのかもしれないけど、なんとなくよく分からないという終わり方でした。。
    刑事ものは好きですが、あまり合わないのかも⋯
    と思いつつ二作目はもっと面白いんじゃないかと思う気持ちもあるので、いつかは読みたいです。

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    2024年03月14日
  • 検証捜査

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    警察のよくあるある小説。国民を守るより自分たちの組織に忠実である警察の問題点が喝破されている。警視庁に勤務してたが、ある事件を契機として伊豆大島に飛ばされた刑事が主人公。暇をかこつなか、ある日突然の辞令、目的も不明ななか、全国から集められたメンバーとともに、警察庁の特殊班に組み込まれる。神奈川県警で扱っていたある事件が冤罪の可能性があり、この被疑者と主人公は過去の事件で接点がある。特殊班のチームとの葛藤、過去の警視庁での縦のつながりが展開していくなか、二つの事件は繋がるのか、真犯人は誰か、の謎解きが進行し、読者は読みながら真相にたどりつく。極めて常識的な展開であり、読みやすいが、扱う闇は晴れな

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    2024年03月14日
  • ボーダーズ

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    初読みの作家さんでしたが、以前から気になっていた作品
    警視庁の新設部署SCUのメンバーそれぞれの特殊能力を発揮して事件に挑む!ってあったので、なんかアベンジャーズみたいだなって期待してました
    実際は現実味のある個々の能力でしたが、シリーズ1作目なので顔見せ興行的な感じですかね
    メンバーのそれぞれにスポットが当たっていって、シリーズに深みが出たらもっと面白くなるのかなって思いました



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    2024年03月05日
  • 1934年の地図

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    1934年、ベーブ・ルース来日時の全米野球チームの一員として来日したメジャーリーガーと通訳として出会った日本人との物語。
    1960年に再会してからの物語ですが、間にはさむ戦争が2人を苦しめることに。
    本当に戦争は誰一人のためにならず全ての人の心を苦しめる。
    お互いの文化やいいところいっぱい知って取り入れ、交流したいのに、国同士仲が悪くなったりするのは本当に悲しいなと思います。

    「想像力不足は罪だ。」
    相手のこと、気持ち、こうしたら今後どうなるだろう?そんなことを想像して、行動できたらな。

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    2024年03月04日
  • 守護者の傷

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    一気に読ませることは読ませるのだが、状況設定が今ひとつ、荒唐無稽に近い。神奈川県警ならあり得るか。。
    主人公二人の人物設定も今ひとつ魅力的でない。

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    2024年03月01日
  • 鷹の惑い

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    シリーズ物とは知らなくて読み始めた
    話にも入っていけた
    後半になるにつれて だんだんと面白くなってきた
    他のシリーズも読んでみたくなった

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    2024年02月21日
  • 相剋 警視庁失踪課・高城賢吾

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    ネタバレ

    シリーズ2作目

    消えた中学生
    依頼してきたのも中学生で
    ふわっとしたスタートに
    親の兄弟、父と叔父の派手な兄弟喧嘩と
    設定がなんとも言えない話だった。

    面白くない訳ではないが、兄弟喧嘩がそこまで発展するのか…と飛躍した話だと感じてしまった。

    身内の話で終わってしまい、依頼者である中学生らが置き去りになっているのも気になった。

    失踪課が目立ち邪魔者として扱われていくのと比例して、失踪課が打ち解けていくのが良い

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    2024年02月21日
  • 灰色の階段 ラストライン0

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    02月-09。3.0点。
    ラストラインシリーズ。岩倉の若い頃の短編集。
    大きな敵との対決前に、一旦閑話休題的な感じかな。

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    2024年02月19日
  • 悪の包囲 ラストライン 5

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    02月-07。3.0点。
    ラストラインシリーズ。
    岩倉のストーカーとも言うべきサイバー犯罪課の刑事が、殺害された。背後には「METO」の影が。。。

    大きな敵との対決が本格化。次作も期待。

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    2024年02月15日
  • 骨を追え ラストライン4

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    02月-05。3.0点。
    ラストラインシリーズ、再読。
    岩倉は立川中央署へ異動。廃墟のような家から、10年前に行方不明になった女子高生の遺体が。。

    支援課村野とのコラボ。

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    2024年02月13日