堂場瞬一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大正時代の雑誌出版をモデルにした物語。
フィクションとノンフィクションが混じってる。
菊池寛や芥川龍之介なんかは
名前は変えているものの実在の人物だから
大阪の薬問屋のぼんぼんだという志方も
誰かモデルいるかと思って探したけど
どうも架空のキャラのようです。
主人公の辣腕編集者・松川も。
その松川が、まず『市民公論』で働くも
編集方針をめぐって退社し
新雑誌『文學四季』を軌道に乗せるも
また意見の相違で啖呵切って辞め
最後は老若男女の読者に向けた
総合誌『エース』の創刊に関わることに。
雑誌という媒体が生まれた頃の
作る側の熱量がすごい。
菊谷…菊池寛の人物造形がなんか好き。
こんな社長 -
Posted by ブクログ
警視庁特別対策捜査官の二階堂悠真は、社会的に高い地位にある方が犯罪被害に遭った場合、あるいは罪を犯した時に担当する。
いわゆるセレブ担当刑事である。
セレブというか、そういう社会的に地位のある人とは縁がないので対応し難い…という大勢の刑事の間を取り持つという感じである。
セレブ出身だからこそ、扱いが上手いというのはわかる。
成金社長の盗難事件に高級官僚の息子による強盗、と立て続けに事件が起き、二階堂がどちらにも対応するのだが…
これが繋がっているとは…。
話のなかで、大友鉄がほんのちょっとだけ登場するのも面白い。
支援課の柿谷晶が女性版鳴沢了と呼ばれているというようなこともちょいと挟んで