堂場瞬一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
『小さき王たち』第3部。
高樹家と田岡家の争い、ついに決着。
コロナ禍の2021年。
高樹治郎の孫・健介は、東日新聞の記者として、因縁の新潟支局にいた。
祖父の命を受け…
田岡総司の孫・愛海もまたNBSの記者として、新潟にいた。父・稔の後継者として、地盤を引き継ぐという、祖父・総司の狙いのために…
決着は着いた…
健介と愛海によって。
結局、じいさん同士の喧嘩だった、長い長い。
50年も…
もっと早く決着できていたのではないかと思う…
和希が25年前の田岡の策略に嵌ったまま、立ち直れなかったことが残念すぎる…
あのままなんて…
50年もかけなくても…
なんと執念深いんだ…
結局 -
Posted by ブクログ
評価を付けるのは難しい作品だった。
緊迫する物語の合間に挟まれる、主人公と周りの人々の食事の描写が、登場人物たちが生きていることを感じさせた。またそのリアルな描写が読者の食欲をそそらせ、どこか現実離れした物語と読者をつなげているように感じた。「食べることは生きること。」食に全く興味がない人も一定数いる中で、主人公がそのタイプではなかったことは大きな救いだっただろう。
読み進めながら、砂の家というタイトルにはどんな意味が込められているのだろう?と考えていた。
もし砂でできた家で暮らしていたら、ざらざらしていて脆く、あまり希望は感じないだろう。しかし解説を読んで初めて、砂の家は意外と脆くなく、壊