堂場瞬一のレビュー一覧
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大手食品企業の広報・三上は、勤め先が所有するプロ野球球団パイレーツの球団広報への赴任を命じられる。パイレーツにかつて所属しメジャー移籍していたベテラン石岡が日本球界へ復帰していた。石岡の専属広報を命じられる三上。しかし石岡は頑なにマスコミ対応を拒み、メディアと石岡との板挟みに三上は追い込まれる。
選手間でも孤立する石岡が言葉を交わす数少ない一人がパイレーツに所属する若手外国人ジャスティスだった。あくまでマイペース、自分の成績だけを追求しているように見える石岡が、試合終了後にジャスティスの打撃練習に深夜まで付き合う様子を目にした三上は、二人の知られざる関係を探ろうとしていた。石岡残留という本社特 -
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追跡係シリーズ14作目。
他のシリーズが10作ぐらいで終わる中、なかなか終わらないシリーズ。
そんな追跡係にも再編の波が…
そんな再編の波が迫ったある日、八王子で5年間も被害者がいて、迷宮入りしている事件を西川と沖田の追跡係が関わることになった。
痛いは顔を潰され、指紋も残されていないが、同じ時期に行方不明になっていた男性が借りたレンタカーだけが残っていた。
行方不明の男性を発見し、周辺を洗っているうちに、コロナ禍で働いていたロマンス詐欺が発覚する。
詐欺の立件は大変だが、さすが堂場作品。その辺は簡単に自白。
手の込んだ詐欺グループのバスが、捕まる時はあっけなさ過ぎ。
広敷を大きく広げ過ぎて、 -
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2020年刊行、作家デビュー20周年あたりに位置する、いわば王道の警察小説となっています。
組織から外れたベテラン刑事と新人刑事が、やがてバディとして機能していく、ストーリーの骨組から王道。
導入のベテラン刑事による無理な逮捕劇に、どこか既視感を覚えます。堂場作品は本作が初読となりますが、その感覚は読み進めるほど強くなる不思議。
刑事の恋人、口うるさい上司、気遣う同僚と そうした登場人物も 意図的に「型」として配置されているように思えてきます。作中の人物同士の距離感や質感が丁寧に保たれているため、過去の警察小説の記憶をなぞるように、この物語へと入り込みます。懐かしさは、既視感の裏返しというよ