堂場瞬一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
老舗トレーニング雑誌「ターザン」での連載をまとめた書籍。雑誌「ターザン」の趣向から肉体に関わるアイテムを使ったアスリートグッズ・エッセイかと思って読みはじめたが、読んでいると、ちょっと違う。
エッセイっぽいけど、私小説っぽい。主人公の「俺」はホントに筆者なの?登場する多くの編集者や友人は実在するの?ノンフィクションっぽいし、フィクションっぽい。表現しづらい。ジャンルとすれば、「ハードボイルド風私小説」か。
しみじみと思うけど、アラフォーを越えても「オトコ」を維持するのはいろいろと大変だ。若いころアテにしていた「勢い」はもはやなく、体型・健康に注意しつつ、身に付けるアイテムを選ぶセンスを日々 -
Posted by ブクログ
上巻を一気読みした勢いそのままに下巻に突入。さすがに、途中、中だるみの部分は有ったけど、下巻も面白く読めた。
北京オリンピックの時に話題になった高速水着レーザーレーサーを想起させる内容と、それに振り回される選手、メーカーの思惑など多重的に物語は進み、下巻も一気に読めてしまった。
個人競技である水泳の中でリレーをテーマの一つに据えて、リレーメンバーの心の動きなどもよく表現されているし、ラスト近く、メンバーの心が一つになる場面なんかは、涙腺の弱い自分はウルウルしてしまった。
クライマックスのリレーの場面も良かった。
陸上のリレーを扱った佐藤多佳子の「一瞬の風になれ」とある部分ではオーバーラップ -
Posted by ブクログ
ネタバレ…終わってしまった。
まだ続きそうな予感を残しつつ。
真相が判ってみれば、犯人の方もそれ相応の報いを受けていて
恨みきれないというか憎み切れないというか。
全てわかった時点で高城がとった挙動も賛否両論なんだろうな。
そういう割り切れなさやモヤモヤ感がものすごくリアル。
その一方で最終ページの愛美の叱咤は胸がすく思いだった。
失踪課には高城の居場所が存在する、という事実が
一筋の光明だった気がする。
前作の大友鉄の電話での登場に続いて
今回は再びの大友と追跡調査係のふたりが登場して
思わずニヤリとしてしまった。
失踪課のシリーズは終わってしまったけれど
アナザーフェイスや追跡調査係のシリーズ