堂場瞬一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
堂場瞬一氏のスポーツものは相変わらず面白い。
メジャーリーグに行く日本人選手もずいぶん増え、さらに大いに活躍しているのを目にするが、行くためには、それも好条件で行くには様々な準備が必要なんですね。
実力は当たり前だけど運も必要。
4打席連続本塁打。それも狙ってやる。
愛する人のため、愛してると気づいた人のため。
幼い頃から実力を認められてきたが、周りのこともきちんと気遣えるようにならないとあかんということで、人格改造にも取り組んだが、小手先ではやっぱりダメなんだな。
なんて脈絡もなく乱文に仕上がってしまった。
読後感はとても気持ちのいいものでした~ -
Posted by ブクログ
アメリカ大リーグを舞台の野球小説で、GM(ゼネラルマネージャ)が主人公という、かつてない切り口のお話。
スモールベースを掲げた新チーム編成で好発進したニューヨーク・メッツだったが、最下位スタートだったアトランタ・ブレーブスの猛追で、最終戦プレーオフの決戦までもつれこむ。
メッツを率いるのは、数字ですべてを計算しつくし、選手を駒だと言い切る若手でしかも日本人。
片やブレーブス率いるのは、経験と直感、人情の機微に通じた老練GM。
巻末の解説に、
ーービジネス書のコーナーにおいてもらいたい本ーー
とあったが、ビジネス書を読み慣れた読者には、ようやくラス前あたりで出てきた、
ーー「人を動かすのは -
Posted by ブクログ
野球の試合の1イニング、ピッチャーが20球を投げる間だけに起こるプレーを様々な登場人物の視点から物語る小説。新人投手がプロ初先発の試合でノーヒットノーランを達成しかけている9回のマウンドを舞台にした小説です。1試合、1シーズンなどの長い時間ではなく、実時間では30分にも満たない出来事を、これほど多様な切り口で描くことができるとは。サッカー、バスケットボールなどと違い、野球が1球ごとにプレーが止まり、選手、観客、みんなが考える時間がある故に成り立つ小説か。野球の好きな人ならどの視点からも「こういうのあるやろうなぁ」と思いながら読めると思います。山際淳司氏の「江夏の21球」を読み返したくなりました