堂場瞬一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ堂場舜一さんの本との出会いは『アナザーフェイス』
アナザーフェイスシリーズは第3弾まで既読。
1、2はとても面白かったのですが、3はちょっと…
ということで、第3弾を読んでから3年もたっていた。
妻を亡くし、一人息子を育てることを優先し、捜査一課から刑事総務課に移動した大友鉄。
俳優顔負けのマスク。
大友にかかれば犯人は自ら犯行を自供する…
周りからはそう評される。
確かに刑事としてのセンス(?)は抜群なのだろうが、その風貌とは違う刑事魂と努力の人。
この『0』は若き日の大友鉄、最愛の妻を亡くし、刑事としてリスタートをきった大友鉄が描かれる。 -
Posted by ブクログ
全体としてみれば、警察小説といえるだろうが、上巻はまるで政治小説の感がする。
時は戦後17年を経過したばかりの、高度成長前夜の日本。
財界の重鎮がクーデターを計画?
ちょっと、あり得ないケースだと思うが・・・
彼の戦争体験が、その信念を納得させる。
「真の独立、真の民主主義を目指し、世界に類のない政治体制を整える」-そんな理想を掲げて、日本を変えなければならないと行動を起こす。
仲間を募り、計画を進めるが、彼の思惑を超えて暴走し始める若者たち。頓挫したかの計画。
そして、50年後の白骨死体の発見にどうつながって行くのか、下巻を読まねば。 -
Posted by ブクログ
題名から、新聞記者から見た警察の捜査とか警察官の行動とかを描いた警察小説かと予想して読み始めたが、見事に外れた。
本書は、著者の新聞記者だった経験をもとに、現在の危機的状況を危惧したメディア小説ともいうべき作品だった。
母子家庭の小山内姉妹が殺された事件から幕を開ける。
ネタ元の警察官から、犯人の情報を収集した記者は、本社栄転を懸け特ダネにする。それが大誤報となり、しかも背後に権力の恣意的な策謀が見え隠れし、事件は思わぬ展開に。
メディア規制、報道の自由等々の現状に対する著者の思いが込められたこの小説は、彼の警察小説あるいはスポーツ小説とはまた違った味わいである。
『蛮政の秋』『社長室の冬』と