堂場瞬一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
犯人の視点と刑事の視点から書かれた、逮捕劇。振り込め詐欺の出し子を殺害した日向は、地元で高校の同級生・井沢に出会う。井沢も子どもを凍死させた彼氏を刺殺していた。井沢に半信半疑な中一緒に国外への逃亡を試みる。
この本のキーワードは雪だろう。地元の雪深さを嫌い都会に出てきたものの、殺人を犯して雪国を迂回して日本海を目指したが、日向は雪の中で井沢に殴られ、井沢は日本海までたどり着いたが警察に捕まりかけ日本海に散った(とみられる)。
気になったのは、2人が憎むほど地元が嫌いだったこと。そして、最終的には井沢の方が日向より一枚上手だったが、それは「空っぽ」だったから。だが、それらの深い根っこの部分につい -
Posted by ブクログ
ネタバレ猪突猛進の沖田が足を骨折してしまい、
深慮遠謀の西川が動き回る羽目に。
それぞれ、いつもと違う役回りに、
もうちょっと大人の歩み寄りを見せるかと思えば、
いつも通り。
まあ、それでも良いけど。
良くないのは、沖田のプライベートのうだうだ加減。
ミステリーとしても、なかなか面白かったが、
心理的な面が今一つかな。
容疑者の同棲相手が家族と不和になっていた理由もドラッグたらみということしかわからずじまいだし、
容疑者が自殺した理由も今一つ薬で精神不安定だったのと家族の安全を脅されたと聞いてもすっきりしない。
アナザーフェイスシリーズの大友さんがちらりと出てきたのは面白かった。