堂場瞬一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズものの良さは、シリーズを通しての時間の進行からの、人間関係の変化や個人の成長だと思っている。
さらには、シリーズ通しての謎などが盛り込まれると、なおのめり込むことができる。
※だから、永遠に●●歳な、ドラえもん的なシリーズものは、どうかと思ってみたり……。
その点でも!この「失踪課」のシリーズが好きなんだよなぁ……。
さて、本作。
いよいよ動き出した“高城の事情”から目が離せなくなった。高校球児の捜索など、おまけのおまけ……。
悲劇に直面してしまった主人公が、それをどう乗り越え、解決していくのか、次作を買うのが楽しみで仕方がない!!
★4つ、7ポイント半。
2015.02 -
Posted by ブクログ
ノーコン高卒ルーキー、初先発ノーヒットノーランを賭けて9回のマウンドへ。9回表の20球を巡る群像劇、ってことになるのかな。投手本人、キャッチャー、守ってる野手、打者、敵味方の監督、味方のピッチングコーチ、身売りを発表したチームの新旧オーナー、次期監督のオファーを受けている解説者、次期コーチ候補のOB、スポーツ紙記者、高校時代の監督、ビールの売り子、トレーナー、近所の中華料理店の大将。
さすが堂場瞬一、読ませるねぇ。独立した章にはなってないけど、相手チームのスコアラー(というか、マネーボールのポール・デポデスタ役)とかの物語も読みたい。
あと、20球ってのはやはり「江夏の21球」へのオマージュな -
Posted by ブクログ
ネタバレこのシリーズには珍しく密室トリックか?と思わせておきながら、
そこはぐだぐだになりながら、
事件解決までなだれ込むというのは、
ミステリーとしてはどうでしょう。
主人公をはじめとした刑事さんたちのプライベートにかなり興味があるので、
そのぐだぐだで怒ったりはしませんが、
見合い話の相手が事件の関係者という安直な展開の方が
ちょっと引っかかります。
それよりも、びっくりなのはラスト。
なーんだ、捜査一課に戻るのか。
お邪魔虫っぽい存在として、
または岡目八目的な立場で、
事件を解決していくスタイルが面白いんだけどな~、残念と思いながら読み進めて、まさかの銃撃。
次作が楽しみです。 -
Posted by ブクログ
堂場瞬一による刑事もの第4弾。
相変わらず大友の煮え切らない態度が鼻につくが、それはさておき、本作ではいきなりスリの現行犯現場での取り押さえに駆り出された大友が、対象者がスリではなくひったくりをし、奪ったアタッシュケースごといなくなってしまうところから始まる。やがてそのスリ、平山は他殺体で見つかるが、アタッシュケースは見つからない。奪われた被害者からも届け出はない。殺人容疑で操作に乗り出す大友たちが行き着く真相とは。
アタッシュケースがなにものなのか、やがてわかってくるが、なぜそんなものをスリである平山が奪ったのか、なぜひったくりをしたのか、動機の部分はなんだかうやむやのままになった感じで、最