堂場瞬一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アドベンチャーレースというスポーツをこの書で知った。
マラソンやトライアスロンに、山道を走るトレイルラン、それにオリエンテーリングを足したような、しかも一昼夜もしくはそれ以上をかけて競い合う極めてハードな競技だとか。
それでいて勝敗を決めるのは、個人ではなくチームというルール。
そんな過酷なレースを実況中継のように、著者は描き出す。
それだけでも立派なスポーツ小説となるが、贅沢にも警察小説もプラスされている。
レースに参加したのは、警察官で構成したチームP。
そのリーダーは、家族を人質に取られ、ある任務を誘拐犯から強要される。チームメートに打ち明けられず苦悩しながら、ゴールを目指す。
有力なラ -
Posted by ブクログ
鳴沢了シリーズ第4弾。
不審死を遂げた刑事に、行方不明になった刑事。
この二つの事案の捜索の密命を受けた了。相棒は、いずれ僧侶になるという超変わり種で、巨漢大食いの今敬一郎。
直情径行の了に対し、僧侶っぽい融通無碍の相棒。
見事にコントラストなバディ。この二人にそれぞれ因縁があり、絡んでくるのが、刑事を辞め探偵となった小野寺冴。
やがて見えてくるのは、警察内部の派閥争い。この事件の解決法によっては、派閥争いに油を注ぐだけ。
「拠って立つ柱を失った気分だった。腐った大地の上で生きている自分は腐っていないと言い切れるだろうか」と、思い悩む了。
そんな深刻な事件の本筋とは別に、大食漢の相棒との食事場