堂場瞬一のレビュー一覧

  • 新装版 久遠(上) 刑事・鳴沢了

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    鳴沢了の自宅に青山署の刑事が来て、いきなり容疑者扱いされる。
    最終巻は、冒頭から意表を突く展開で、鳴沢了の世界にたちまち引き込まれる。
    了が会った後に情報屋が殺され、さらに会おうとしていた公安部の刑事も殺されるという異常な事態。
    了を貶めようとする何者かの犯行に、自分の背中を守りながらの捜査を強いられる。
    どうやら、第4巻『孤狼』での出来事が関係しているかのよう。
    ハードボイルドな要素が一段と強くなり、頁置く能わずのとの思いで読み進めざるを得なくなる。

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    2021年04月22日
  • 複合捜査

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    検証捜査の兄弟編とのレビューを見て読みました。
    当然、検証捜査特命班メンバーの桜内が主役だと思っていたのに、なんと主役はその上司、若林。
    部下に恵まれず、彼らの失態続きでほぼほぼ出世の道を絶たれてしまった気の毒な男です。
    が、この若林、それでめげる様な男ではありませんでした。
    空気を読まない、野心や情熱をたっぷり持ったウザいおじさん刑事だったのです。

    前半は、若林一人が空回り・暴走している感じが好きになれず、読むのも停滞してしまいましたが、中盤から後半、特にラストにかけては流石の迫力とスピード感で、あっという間に読み終えてしまいました。
    好きなれないキャラの主役若林でしたが、何

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    2021年04月22日
  • 沈黙の終わり(上)

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    コロナ禍に起きた小学生の死亡事件。行方不明になってから遺体となって発見されたという。事件を追ううちに過去に似たような小学生の行方不明や死亡事件が周辺地域で相次いで起きていたことをつかむ。全て未解決で、警察は早めに打ち切っていた。隠蔽?犯人死亡?果たして真相とは?
    2人の記者が真相を追う。


    堂場さんの作品というと、警察をメインにした作品が多いですが、今回の主人公は新聞記者。定年間際のベテランと若手が、垣根をこえて殺人事件を追います。

    記者ならではの洞察力や事件のネタを獲得するために奔走する記者の活躍を大いに楽しめました。ネタの裏どりや警察との交流など地道な取材である一方、遺族に強引に取材を

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    2021年04月22日
  • 共謀捜査

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    「検証捜査」で登場したチーム、今回はどうなるの?と心配でした。

    あとがきで「最後に一つ。私は一つの作品を書きながら、次の作品につながる萌芽を探す癖がある。それがはっきり見える時も見えない時もあるのだが、「捜査」には、次へつながる材料がはっきりとあった。
    それはおそらく、来年新しい小説として結実すると思う。
    新たな作品を読んで「こういうことなのか」と楽しんでいただければ幸いです。」と書いてありました。
    新しい作品、楽しみに待ちます。

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    2021年04月19日
  • 脅迫者 警視庁追跡捜査係

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    警視庁追跡捜査シリーズ 机上で緻密に情報収集する西川と体を張って足で捜査する沖田のコンビが未解決事件を捜査するシリーズ。今回は代議士や暴力団が関わる警察内部の隠蔽を2人が命をかけて追跡する。沖田の彼女が妊娠したとか西川の家庭問題で推理に調子が出ないとかキレ味悪いコンビだったけど話は面白かった

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    2021年04月19日
  • 新装版 疑装 刑事・鳴沢了

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    あと2話を残すばかりだった故、しばらくツン読だった鳴沢了シリーズの第9弾。
    行方不明の日系ブラジル人の少年ウィンドウズを探すという導入部。刑事課の領域から少し外れたかのような話に、この後どのように進展するのかと頁を捲る。
    彼と同い年である勇樹の面影を重ね、少年を探す了の行動に拍車がかかる。
    了の行く先々で出くわす、かつての相棒で今は探偵業を営む小野寺冴。彼女の依頼主は?
    やがて明らかになる真相・・・
    日系ブラジル人のコミュニティーという社会派問題も加わる。
    最終頁で、次巻へ繋がるかのような不気味な伝言が弁護士から寄せられる。次はいよいよ最終巻。

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    2021年04月15日
  • 骨を追え ラストライン4

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    ラストライン4作目は、「警視庁犯罪被害者支援課」とのコラボレーション作品、いわゆる企画物です。
    ラストラインは、今までも他作品の登場人物達が、名前だけのものも含めるとかなり登場していたので、お得感のある作品だなぁと思っていましたが、今回はガッツリとタックを組むわけですからね、岩倉と村野、2人の活躍がどういう展開を生むのか期待して読み始めました。
    物語は、10年前の女子高生失踪事件を軸に、家族崩壊を描くというなかなかヘビーな内容ですが、期待どおり読み応えがあり十分楽しめました。
    ラストラインは、西川・沖田コンビともコラボしているとのこと、そちらも早速読んでみようと思います。



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    2021年04月08日
  • 時効の果て 警視庁追跡捜査係

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    所轄の記憶力抜群の岩倉刑事と警視庁追跡捜査係の妻のコーヒーが世界一好きな西川刑事が時効となった事件の真相を追うお話。

    時効撤廃となる以前に時効が成立してしまっている事件の場合はどうやって捜査するのかがわかる一冊。(あくまでも小説)

    2人の刑事が捜査する様子が本当に細かくて情景が目に浮かぶ。
    この手の小説は何冊読んでも飽きない。

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    2021年04月03日
  • 共謀捜査

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    著者はシリーズでなくスピンオフと書いてるけど、検証捜査で始まったシリーズの6作目で、どう読んでも完結編。今回は、メインは神谷ではあるが、事件の中心は永井で、これでメンバー6人それぞれが絡む事件の集大成。コロナで後付け検証が出来なかったそうだが、フランス、スイスも舞台となる。最後にシリーズ通しての意外な裏が判明する・・・

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    2021年04月01日
  • 白いジオラマ

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    小田原、頓宮を舞台にする元刑事の麻生和馬と孫の元ひきこもり将が活躍するシリーズの2作目だが、1作目の「共鳴」を読んだのは10年前の話なので全然気付かなかった。でも、シリーズに関係なく面白く読めた。事件も陰惨な話でないのでホッとする。将君がだんだん前向きになってきた。もうひきこもりじゃないわ

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    2021年04月01日
  • 蝕罪 警視庁失踪課・高城賢吾

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    大変面白く読ませていただきました やはり失踪事案だけでは無く 様々事件が 絡んで より面白くされてます 常套手段では有りましたが読者としては面白いです
    with out traceは以前見てましたが 内容は余り覚えてません

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    2021年04月01日
  • 割れた誇り ラストライン2

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    今回もなかなか厄介な事件、さすが事件付いているガンさんです。
    しかも、自身(の脳)をつけ狙う組織に送り込まれたと思われるエージェントまで登場して、ややこしい事この上ない状況。
    それでも、実里という恋人の存在に支えられて、精力的に捜査に邁進するガンさんの姿は、決してスマートではないけれど高感度大です。
    毎回巻き起こる事件の内容もさることながら、実里との未来、川嶋との対決と今後のガンさんから目が離せません。
    堂場さんのシリーズはこれで2つ目ですが、今回もあっと言う間に読み終えてしまいそうです。




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    2021年03月31日
  • チームⅡ 堂場瞬一スポーツ小説コレクション

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    人間一人じゃ生きられないよね。とはいえ、プライドもあるし…。スポーツ選手に限らず、誰にでもあてはまる課題。

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    2021年03月28日
  • BOSS 堂場瞬一スポーツ小説コレクション

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    日米のジェネラル・マネジャーの違いを的確に表現した秀作。マッシー村上がシングルAからジャイアンツに昇格して約半世紀、野茂英雄がLAに飛び立って20年。日本人がMLBでプレイすることなど珍しくも何ともなくなった今だけに、次に期待したいのは日本人監督、そして日本人ジェネラル・マネジャーの登場だろう。未だ実現していない「日本人GM」という主人公を置くことで、読む者の感情移入を誘う仕掛けが心憎い。

    また、日米で"GM"と同じ名前で称される職業でも、役割が全然異なるということはしばしば報道される内容で、この小説ではMLBのGMの栄光と悲哀をうまく表現している。ストーリー展開も、最後

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    2021年03月28日
  • ラストライン

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    本庁捜査一課から所轄の南太田署に赴任した岩倉。
    赴任の理由は、サイバー犯罪対策課からその脳を狙われたから⁉︎
    ???と思われた方、早速読んでみて下さい。
    決して、異色の刑事物じゃありません。王道の刑事物です。

    赴任早々、事件勃発。
    捜査を先導する捜査一課の刑事と対立するも、粘りの捜査で真実にたどり着こうとする岩倉。
    定年まであと10年と言いつつ、精力的に捜査に奔走する姿は渋くてカッコいいです。
    家庭はとっくに崩壊していても、癒してくれる若い彼女がいたりと、私生活もなかなかやり手のようで、良い意味で色気のある男です。(ちょっと褒めすぎかなぁ)
    文春に連載されていた小説なんです

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    2021年03月27日
  • 凍結捜査

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    凛と神谷がいつの間にかそんな関係になっていた、というある予想できたとはいえ驚きの状況から始まるのですが、最初は単なる犯罪組織の揉め事に見えた事件が想像を超える大きな展開になってゆく。
    凛の一本気なところは身近にいたら扱いが難しいと思うけれど、小説で読む分にはとても好感が持てます。
    次作は更にスケールの大きい内容みたいなので、久し振りに検証捜査のフルメンバーが集結してくれないな。

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    2021年03月20日
  • 骨を追え ラストライン4

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    38久しぶりにすっきりとしたエンディングでこれまで複雑でモヤモヤして気持ちが少し晴れた感じ。多作だけどもうちょっとシリーズ集約してほしいなあ。

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    2021年03月19日
  • 愚者の連鎖 アナザーフェイス7

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    ネタバレ

    面白かった~!
    鷹栖が警察官になっててビックリ。
    高畑の相手は柴じゃないかなーって思ってたけどどうやら違うみたい。笑
    今回の事件については割と早い段階から死体遺棄事件の被害者や情報漏洩の犯人は予想できた。
    でも後山さん、、福原さんから後山さんに変わって個人的には後山さんのほうが好きだったので残念。。
    シリーズは残り2作、大友はこれからどうするのかなー?再婚はしないのかな?
    高畑の相手は誰かな?

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    2021年03月14日
  • 時限捜査

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    大阪で連続爆破事件が起こり、さらに大阪駅の時空の広場で事件が起きる。阪神間在住のため、どこも土地勘があるので想像しやすく読めた。動機とかはね、ちょっと??だったり

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    2021年03月06日
  • 新装版 雪虫 刑事・鳴沢了

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    主人公が事件を追う中で悩み、葛藤しながら真相に迫っていく。一方、父と祖父それぞれが胸に色々な思いを抱えている…。

    読み終えて、そういうことだったのか!と謎がとけました。伏線は張られているので、ある程度展開は予測できるのですが、過去何があったのか語られるので、なるほどなー…と。面白いです。

    ただ、ボリュームがある本で、前半から中盤にかけて展開が緩やかで、なかなか読み進められず…。終盤はあっという間に読み終わったんですが。個人的には前半がもう少しコンパクトか、展開に起伏があるとより好みだなと思います。

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    2021年03月06日