堂場瞬一のレビュー一覧
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【警視庁追跡捜査係シリーズ第4作目】
今回は、行動派の沖田が足を骨折し、行動が困難になる。そのため、西川が行動派になり、沖田が書類を読み込むという展開になる。
第3作目では、心情的に沖田と西川の立ち位置が変わったが、今回は物理的に立ち位置が変わった。アナザーフェイスシリーズと警視庁追跡捜査係シリーズを読み続けている私としては、新たな展開として面白かった。
第3作目とこの第4作目で立ち位置が変わった二人が、自分のことと互いのことをより理解した感じがするので、今後の展開が楽しみ。
今回の5年をかけてわかった真相もまた悲しい。誰かを守るための犯罪はつらい。
部下であるさやかと庄田の個性もより描かれて -
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シリーズ第9弾の完結編!
大友鉄ともお別れかと思うと寂しい…
今回の事件は、昔 息子の優斗と同じ学校だった時の保護者から、娘が通う中学校の父兄が何者かに襲われたので、調べて欲しいということから始まった。
しかし、そこからは苦戦の日々。
死人まで出る事件に発展してしまう。
また、わかった事件の裏にある真実はかなり、衝撃的なもので、大友を打ちのめす。
プライベートでは、息子の優斗の成長が目まぐるしく、ホロリとくる。
堂場さんシリーズではかかせない楽しみである、他シリーズの登場人物もちょこちょこ顔を出す。
まだまだ大友と優斗の成長を見守りたかったけど、仕方ないなぁ。
2019.6.12 -
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著者は、文庫本書下ろしが多いが、本書の初出は単行本。
それだけに著者の意気込みが感じられ、時間空間的にもスケールの大きい大作となっている。
多作ゆえにマンネリ・ワンパターンと見られがちな警察小説に対し、本作は見事に一線を画す意欲作といえる。
物語の中心にあるのは、四千五百年前のバビロン文書。シュメル人の末裔というラガーン人が、予言に基づきバビロンの再建を企てる。
発端は、国際言語研究所の爆破事件。恋人に失踪とともに、主人公は否応なしにその騒動に巻き込まれてゆく。
ハードボイルドタッチに一人称で語られる主人公の行動。
一方、他の登場人物たちは、三人称で綴られる。その相乗効果もあり、いやがうえにも -
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最後の最後まで事件の構図が看破できずワクワクした( ´ ▽ ` )ノ
アカサギものということで、久々にMMK(モテてモテて困る)男・大友の真価をフル発揮( ´ ▽ ` )ノ
全シリーズ中、もっとも地味ながら屈指の出来だったかも( ´ ▽ ` )ノ
特にラスト、前巻からの伏線がズバリと決まってた( ´ ▽ ` )ノ
夏休み期間ということもあって優斗や聖子さんは今回お休みだけど、ぜんぜん気にならなかった( ´ ▽ ` )ノ
正直、シングルファーザー設定がじゃまになってきたかな?……(´ε`;)ウーン…
ストーリーのアクセントにはなってるけど、それは芝らとのつきあいだけで十分だし…… -
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ここ数巻 凡作が続いていたけど、本書はよかった( ´ ▽ ` )ノ
タイトル通り、まさに「愚者の連鎖」を巧みに描いている( ´ ▽ ` )ノ
これを断ち切るために警察というものがある、というテーマもしっかり印象付けられていた( ´ ▽ ` )ノ
ラストが肩透かしなのが このシリーズのお約束になってるけど、今回も……なあ(´-`).。oO
事件そのものはうまくまとまってるんだけど、(ようやっと馴染んできた)後山さんの「事情」が、ね……(。・_・。)
さんざん引っ張ってきた「思わせぶり」が、まさかあんなこととは……(´ε`;)ウーン…
まあ、懐かしのアイツがあんなふうになってたり