堂場瞬一のレビュー一覧
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50年前の殺人事件の責任をとり、祖父は自ら命を絶った。それを止めることができなかった鳴沢了は、新潟県警に辞表を提出し、故郷を去った。
が、生まれた時から刑事の男は、警視庁多摩署で刑事として、現場に戻るが…
言われなき噂により、資料室に追いやられる。
ホームレス襲撃事件が起こるが、被害者が行方不明となり、同じく過去に起こした事件により、閑職に追いやられていた小野寺冴とコンビを組み、捜査をすることに。
捜査を進めるうちに、被害者のホームレスが元学生運動活動家だった事がわかり、公安の影が…
了と冴のロマンスはどうなるのか…
元学生運動活動家たちの動きから30年前のある事件が…
了が学生時代から世話になってきた先輩・沢口も関わりがあることが…
なかなか辛い展開…
了はどうなっていくのか…
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『仏の鳴沢』と呼ばれた祖父、『捜一の鬼』と呼ばれた父を継いで新潟県警捜査一課の刑事となった鳴沢了。
湯沢で殺された老女は、元宗教団体の教祖だった…
宗教団体に所属していた幹部らに話を聞くうちに、何かを隠そうとしている違和感を感じる…
祖父や父からも50年前の殺人事件を調べることをやめるように言われる…
宗教団体で起こった50年前の殺人事件と今回の事件を関連付けて捜査を進めることとなるが、第二の殺人事件、さらには祖父も…
元宗教団体の幹部たちと祖父は何を隠しているのか?
犯人の目的は?
祖父の過去を知った了は…
正義にまっすぐに生きる了。
父はそれ故に了を刑事にはしたくなかった…
刑事が天職ではなく、刑事として生まれた、了。
続編が楽しみだ。
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「日本の警察」シリーズ第2弾。
刑事警察と公安警察という警察の二つの顔を、高峰と海老沢の二人の主人公を介して浮き彫りにする。
時は、占領下から脱し日本が独立国として歩み始めた
昭和27年。駐在所が爆破され、過激派の関与も疑われ、捜査一課の高峰たちの前に、公安が立ちはだかる。
高峰は、友人で公安の海老沢に密かに協力を求めるが、二人の立場の違いが徐々に明らかになる。あくまで犯人を逮捕することが仕事だと主張する高峰に対し、海老沢は真相究明よりも公の安定が正義だとの立場を取る。
そんな二人の前に一人の検察官が現れ、今回の事件の根っこにあるのは破防法であり、事件の裏で糸を引いていたのは検察のある一派だと明かす。
そして、二人なら新しい警察を生み出せるし、協力し合うべきではないかと語り、現場の検察官として、それを望むとまで言う。
今回の事件で、袂を分かったかのような高峰と海老沢。二人は、検察官が望むような関係に戻れるのか。第3弾に期待したい。 -
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ネタバレ『検証捜査』とは
シリーズ1作目の検証捜査では
見ていた方向が同じだったのに
今作では、誰が悪なのか、誰を守るのか
その方向がバラバラだった
凛と神谷は『キズ』を抱えている
失うものは無いかのように突き進む2人と、
警視庁と道警と、
警察庁と、
3方向にストーリーが描かれている
警察庁に飼われていた平田
ブランに飼われていた珠希
2人は大きな物を守る為に捨てられた命でだった
珠希は、珠希の祖父の代から継ぐ『スパイ』
祖父、父、珠希、3人ともが家族を守るために
自己を犠牲にして生きてきた
だがこの家族は、国から小さな犠牲としか思われていない
守る為が、守る為に捨てられた命
事件の中での犯人が悪である事には違いないが
それだけが悪なのだろうか
永井は、苛立たせるスパイスにはぴったり
事件の焦点が犯人ではなく
この先であること
永井らしい立ち振る舞いだった
凛と神谷
こんな関係になっていたのかと驚いた
どちらも強さと弱さが顕著なキャラクターでいい相棒
作中で近づいたり遠くなったりする距離感にリアルだなぁと感じた