堂場瞬一のレビュー一覧
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ネタバレ舞台は終戦間近から戦後
『戦争』が『何を』変えるのか、作り出すのか考えられる作品
二部制で描かれており
一部の隠されたものは
平和な時代しか経験していない私には
情景が浮かばず、学校で習ったことを繋ぎ合わせ
そこに、物語の事件を追加していく
…難しい、読み終えられるか不安になった
二部の暴かれたものも
全く事件が繋がらず、この時点では星は2
主人公は高峰と、幼馴染の海老沢
高峰視点が多いが、海老沢もキャラ立ちしていて面白く
2人が主人公だと感じた
2人とも警察組織に所属して
高峰は刑事、海老沢は検閲の業務を行なっている
業務内の関わりはほぼ無く、
プライベートは非常に仲良し
終戦後は同じ組織だったとは思えない程、別の道へ
立て続けに起こる事件を解決しようと
高峰が海老沢に協力を仰ぎ
2人が傷つきもがき苦しみ、立ち向かう様はとても泥臭く、熱いものがあった
犯人も黒幕も暴かれた後、
今度は自身の道に立ち向かっていく様子に
嬉しさと期待が高まった
読み終えた時には、感じていた読みづらさは全く無かった
あそこにも触れたい!が多く、感想を書くのが楽しかった
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Posted by ブクログ
東日新聞の永尾賢治記者が竹藤樹生の法廷での受け答えに違和感を持った所から話が始まるが、永尾の執念が竹藤の疑惑を払拭するまでの過程が綿密に記載されており非常に楽しめた.17年前、竹藤はルーキーとして素晴らしい成績を収めたが、野球賭博に係わった疑惑で球団を追われ、その後普通の人として生活してきたが、突然居酒屋で人を殺した罪で逮捕され、裁判が続いていた.野球賭博の記事は永尾が書き賞ももらったが、この度の事件は腑に落ちない点が多すぎた.記者生活で培った人脈をたよりに永尾が次第に核心に辿り着く過程が面白かった.高校野球の裏面に重要な見落としがあり、それを永尾が探り当てた.すっきりした読後感が味わえる好著だ.
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ネタバレ今作の主人公は皆川
皆川に対してシリーズ1作目とは違う印象を受けた
1作目『検証捜査』では、浮いていた神谷と(嫌々)付き合う人当たりが良い印象
今作では突っ走っていく、我が道を行く漢!九州男児!(九州男児の皆様不快に感じたらごめんなさい)という印象
物語の始まりが犯人死亡という警察の失敗で、挽回し共犯を見つけ出すと奮起している様子からこの印象になったのかもしれない
作品内の時間経過が分からないのが良い
休みをとる描写は複数回あるが、皆川の犯人を見つけたいという焦燥感を感じられる
大人達の欲に塗れた誘拐事件
被害者の祖父が警察に息子(被害者の父)は何を聞いたのかと問い合わせをする
おかしい、怪しい
でも人間関係は繋がらない
やはり闇サイトかと、
繋がらない人間関係を『闇サイト』で繋げたところが前作と同じで少し雑かなと思った
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選手としての実績は1軍半、5年ぶりにスターズの監督に出戻った・樋口。
金は出さずに、口は出す、大リーグかぶれのIT系企業社長の40歳のオーナー・沖。
大リーグかぶれのオーナーの意向が盛り込まれた、周囲に高層ビルがそびえ立つ形状で『ザ・ウォール』の異名をとる『スターズ・パーク』。施設やサービスの魅力で観客増を目論む…
金儲けのために、お気に入りの選手を使えって、介入してくるオーナー、それはないよなー。
シーズン中に選手と会食したり…
選手にノルマを課して、ダメならトレードとか…
でも選手を見る目は全然なし…
最後はKOカクテルで、寝ててくれて、よかった。ナイス、GM。
オーナーの現場介入にも負けず、身の丈にあった堅実な采配が実を結んで、よかった。
やっぱり野球は勝たないとね、オーナー。
箱だけではリピーターは来ないよ、オーナー。 -
Posted by ブクログ
やはり、選挙小説は面白い。
書中「選挙は祭りだ。非日常の世界が繰り広げられ、巻き込まれた人間は異様な興奮を経験する」とあるとおり、投票日というクライマックスに向かって、嫌が応にも盛り上がってゆく。
登場人物が、果たして当選するのか、それとも落選か、読者もまたその行方に興味津々となる。
元五輪メダリストの女性アスリートが地元に五輪招致を旗印に、知事選に挑戦する。対するは、4期16年を務め引退するはずが後継者不在で、再度出馬する現知事。
老練な選挙コーディネーターや地元のフィクサー、それに新聞記者が交錯し、挑戦者優位のまま投票日に突入する。そして、開票の結果は・・・・・・
地元紙の記者たちがカギとなり、地元紙と権力の関係がリアルに描かれているのは、著者の記者時代の経験からだろう。