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Posted by ブクログ
『刑事・鳴沢了』最終巻
前夜、会っていた、ライター・岩隈が殺害され、その容疑をかけられた鳴沢了。
自宅待機を命じられた鳴沢は、ひとり、捜査を始める。
そんな中、鳴沢がコンタクトとしようとした、公安部・山口も…
誰が何のために…
岩隈は何をつかんでいたのか…
警察内部⁇
十日会の残党⁇
ひとり、捜査を進める鳴沢…
誰が鳴沢の刑事としてのプライドを奪おうとしているのか…
何のために…
優美との関係はどうなるのか…
Posted by ブクログ
鳴沢了の自宅に青山署の刑事が来て、いきなり容疑者扱いされる。
最終巻は、冒頭から意表を突く展開で、鳴沢了の世界にたちまち引き込まれる。
了が会った後に情報屋が殺され、さらに会おうとしていた公安部の刑事も殺されるという異常な事態。
了を貶めようとする何者かの犯行に、自分の背中を守りながらの捜査を強いられる。
どうやら、第4巻『孤狼』での出来事が関係しているかのよう。
ハードボイルドな要素が一段と強くなり、頁置く能わずのとの思いで読み進めざるを得なくなる。
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻で集大成と言った所でしょうか。
かって鳴沢が関わった自称ジャーナリストが亡くなり、鳴沢が疑われる羽目になり、更に鳴沢も関わったことのある公安の山口が殺されたりと鳴沢の立場がどんどん怪しくなっていく。
過去に登場した人物たちが総登場します。個人的にはお坊さんになった今が登場してくれたのが、良かったです。勇樹が来日して、鳴沢に伝えたいことがあるというのも気になります。下巻に続きます。