【感想・ネタバレ】新装版 血烙 刑事・鳴沢了のレビュー

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Posted by ブクログ

鳴沢了シリーズはついに、アメリカへ!
研修のため、ニューヨークへ派遣された了。優美や勇樹と再会するが、その勇樹がバスジャックに遭いさらに誘拐されてしまう。
どこに行っても事件に遭遇する鳴沢了。「事件のほうが俺を呼んでいる」(笑)。
犯人は、宿敵トミー・ワン。
勇樹と犯人の行方を求めて、ニューヨークからアトランタ、フロリダへと、了がアメリカを縦断する。
疾走感に溢れ、ハードボイルドタッチがいや増す。
そんな展開の最中、了に小野寺冴から国際電話が突然に。かつてバディを組んだ今が、予ての予定通り警察を辞職し寺を継ぐという、この事件とはかけ離れた話。
これが何を意味するのだろうと思っていたら、クライマックスとなる事件最終場面で、その今から馬鹿丁寧な挨拶の電話。深刻な場面での、このおかしみに満ちた挿話に読み手もニヤリ。
事件解決後に語られる、了と優美との会話。なにやら暗雲が漂う二人の関係、今後どう展開するのだろう。

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2020年11月19日

Posted by ブクログ

舞台はアメリカのニューヨーク。
研修としてNY市警に派遣された鳴沢。
優美の息子が拐われ、それを追いかける。七海の親殺しの影がつきまとう。州を越える度に鳴沢の相棒が変わり、頼もしい仲間に恵まれる。
アメリカでは、州を越えると、刑事の力がほとんど及ばないのですね。

どんな家族であっても、身内は愛しい。コロナの今だからこそ、家族に会えない辛さを感じます。

そして、今が鳴沢へ挨拶の電話をいれるタイミングが面白く、思わず吹いてしまいました。

なんでこんなタフな人が所轄の刑事なのか、不思議でなりませんが、やり過ぎかんもあるからでしょうね。

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2020年08月30日

Posted by ブクログ

ニューヨーク市警で研修中の鳴沢了。
恋人・優美の息子・勇樹がバスジャックに巻き込まれたとの一報が…

現場に向かうが、バスジャック犯の遺体が…
勇樹は…

因縁のチャイニーズマフィア・トミー・ワンの影が…

なぜ、勇樹がトミー・ワンに攫われたのか…

ニューヨーク、アトランタ、そしてマイアミへ。
拐犯を追い、勇樹救出に向かう了。

徐々に明らかになる勇樹が攫われた理由…

七海、優美にとっての両親の仇、トミー・ワン。

了の勇樹を助けるという信念。
FBI、地元警察からやっかいもの扱いされながらも、
了の信念は、旧友・B.J、ホセを動かす。
異国でも了はひとりではない。

了の熱さは変わらない。

優美との関係に進展は…
なんだかもどかしい…
プロポーズするために、サプライズでニューヨークに行ったんじゃ…

了も優美はあと一歩が踏み出せない。
どちらかが踏み出せば、決まるような気がするが…
もどかしい。

了には家族という言葉は似合わないのか…








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2022年11月03日

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