堂場瞬一のレビュー一覧
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ガラスのエース天才・須田と
優勝経験がなく"万年三位"の青山、
そして問題児の武藤。
オリンピックの最期の枠をめぐってかつてのチームメイトである三人の
それぞれの戦いについて青山視点で描かれている。
金持ちの須田、陸上界から抹殺状態の武藤、
オリンピック出場を目指している二人の狂気を見て
だんだんと変わっていく青山の心情。
そこに現れる、謎の男。
ドーピングという重たいテーマを含め
ランナーの心情にフィクションではあるがリアリティが感じられる。
堂場さんのこのシリーズは
本番のレースの時のランナーの心情が
本当に臨場感が感じられやめられない。
最期は衝撃的な終わり方となっ -
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西八王子署管内で衰弱した少年が保護された。
言葉も話さない…話せないのか…
入院していた病院から失踪する。
行方を追っていくうちに、日系ブラジル人であり、父親がひき逃げ事件を起こし、ブラジルに国外逃亡していることが、判明する。
そして、ひき逃げされ、死亡した少年が失踪した少年の親友であったことも…
鳴沢は少年が暮らしていた群馬・小曽根に向かい、少年の行方を追う。父親の起こしたひき逃げ事件に疑問が浮かびあがる…
あまりに悲しい真相…
そんな理由で我が子の生命を奪うなんて…
許しがたい…
カズキを救うことはできなかったのか…
ひき逃げ事件をちゃんと捜査していれば…
警察の落ち度が見え隠 -
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ネタバレ本作はSCU最上が主人公で、最上目線で描かれている
人気バンドグループが誘拐され、同行していたマネージャーが遺体で発見される
犯人は過去にバンドに所属していたメンバーの1人とされ事件解決へ向かう
新たに議員秘書の元に届いた脅迫文の対処をする中で
解決かと思われていた誘拐されたバンドグループとの繋がりが出てくる
真相はバンドグループの主要メンバー2名の恨みを晴らす為企てられたものだった
誰が被害者なのか、加害者なのか分からなくなる事件だった
人気バンドグループのマネージャーという立場で金の横領、メンバーの彼女に手を出すという
バンドグループのおかげで美味しい思いをして、悪事を働いた
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青木那奈は、15歳の少女。2回、父親が殺された。7歳の時にも、父親がなくなった。母親は病死した。今の父親は、母親の妹の旦那だった。二人には子供がなく、引き取ったのだ。那奈は、妹で母親をしているのに、感謝していた。2度目に殺された父親は、WEBデザイナー。早い時期からやっていたので、カリスマ的な存在。那奈には、松木優里が1度目の父親が殺された時に、犯罪被害者支援をした。それが優里にとっても初仕事だった。でも、今回青木那奈となった少女、中学3年生は、7歳の時とは全く違っていた。一切涙を流さず、芯の強い子なのだ。学校では、孤高の人とも言われる。勉強もできて、走るのも12秒台なのだ。陸上部にも誘われ
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平尾綾子 25歳。住所は中野区。北海道出身。都内大学理工学部を卒業し、就職したが1年で辞めた。そして、大学院のマスターをめざす。遺伝子関係の研究をする。上昇志向が強い女性である。
ネットに、自分の恥ずかしい画像が流れている。リベンジポルノだ。犯罪被害支援課の村野にその話が持ち込まれる。綾子の恋人は、二人いた。その二人の恋人があまりにも子供っぽい。自分中心主義。
東京被害者センターで、被害者支援のボランティアをする西原愛と綾子が襲われ、綾子は意識不明に。
西原愛は、村野の元恋人だった。事故によって、二人は別れたのだ。
平尾綾子の恋人は、北海道の高校時代の同級生で、猛アタックして、綾子を恋人 -
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月曜日の朝、豊洲の小学校の前の通学児童の列に暴走車が突っこんだ。妊娠7ヶ月の女性が亡くなった。園児なども含めて死者は5人。警視庁犯罪被害者支援課の村野が主人公であり、ラストラインのスピンアウト小説。主人公の村野は、自らも事件の被害者、交通事故に遭って怪我を負い、捜査一課から志願して犯罪被害者支援課に移動した。被害者の心に寄り添い、傷が癒えるのを助ける。正解も終わりもない仕事。警察において、犯罪被害者の心のケアをするという仕事があるのだね。
「100の事件には、100通りの哀しみがある」という表現がいい。
暴走車は、ボルボ。そして、運転手は逃亡する。ひき逃げ犯であり、荒木を割り出した。
ブレ