【感想・ネタバレ】影の守護者 警視庁犯罪被害者支援課5のレビュー

あらすじ

北多摩で起きた交番襲撃事件。被害者は定年を間近にした益田巡査部長、銃による射殺だった。被害者遺族のケアのために現地に向かう村野たち支援課員だが、益田巡査部長の息子・智樹は捜査一課の刑事でもあった。捜査に参加したいと主張する智樹だが、冷静さを失っている彼を捜査一課は担当から外した……。息もつかせぬスピードと目まぐるしく展開する物語。警察小説の名手・堂場瞬一の真骨頂! 人気文庫書き下ろしシリーズ第五弾

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

この主人公、いい歳してどうしてこうも「やれやれ」なスタンスなんだろう……。
たまにどうにも気になる。

全体像はやっぱりすきだと思った。
久しぶりにこのシリーズを読んだけれど、厚さとか一見の武骨さに反して最終的になんか滑らかで良い。

0
2021年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

祖父・父・自身と3代続く警察一家

父が殺され、その捜査から外される本人
村野たちは被害者家族として関わるうちに、仇を打ちたいという思いをくみ捜査に加わる

隠蔽・恐喝と警察内部の話
仲間意識が強く、全体的に熱く、スピード感があるように思えた

村野さんの刑事時代の武勇伝が気になる

0
2025年11月08日

購入済み

影の守護者

今回は5年前におきた事件に遡って捜査されたので、途中容疑者がだれなのか?暗闇を歩いている様な感覚。一つずつ手がかりを辿り犯人に行き着くまでが読み応えあった。

#ドキドキハラハラ #深い

0
2025年09月01日

Posted by ブクログ

(2023年11月21日から27日にかけて読破)
北多摩団地交番で、警察官の益田護が射殺された。出動要請を受けて遺族に面会した支援課の村野だが、護の息子・智樹は、捜査一課の刑事だった。しかし、捜査の過程で、事件に使われた拳銃が、5年前の交番襲撃事件で奪われた拳銃と判明する。父の無念を晴らそうと、単身で犯人逮捕に息巻く智樹だが、村野から二人だけの秘密捜査を提案される。智樹の判断はー。冷静な対応が必要な刑事の中で、無駄に熱い刑事は、少し心配になる。

0
2023年11月28日

Posted by ブクログ

 北多摩で起きた交番襲撃事件。被害者は定年を間近にした益田巡査部長、銃による射殺だった。5年前にも、交番襲撃事件があって、警察官が射殺された。その警官が持っていた銃で、増田巡査部長は射殺されたのだ。5年前の事件も解決していない。交番襲撃の連鎖。
益田巡査部長の息子、智樹は、捜査一課。当然、親子関係なので捜査から外すのだが、息子の智樹は、犯人を挙げると言って、捜査1課の重森の意見を聞かず。
犯罪被害者支援課の村野は、暴走する智樹の子守りを任される。
 智樹のこれだけ、怒りっぽい性格だと、刑事はつとまらないと思う。それでも、村野は丁寧に智樹の犯人探しの行動を支援する。5年前に交番事件が起こった時に、その交番に勤めていた二人の警察官がやめていたのだ。
益田巡査部長は、一人の警察官が遅刻が多く、やめさせたのだが。逆恨みされることに。
益田巡査部長は、実に人間として優れているが、警察官としてはルールを越えている。
警察官の父親を尊敬していたが、そのことに、失望する智樹。ショックは大きい。
ふーむ。村野のサポートが、犯罪被害者支援課の枠を超えている。村野の人間臭さがなんとも言えない。支援課である責務の前に、人間なのだ。

0
2023年02月18日

Posted by ブクログ

いつものシリーズのようにハラハラドキドキしたけど、いい加減膝の手術をしなさい。リハビリをサボってるとか階段の昇降が辛い。とか。村野さんが療養中でも事件は解決します。(厳しく言うと亡くなっても)

0
2022年05月16日

Posted by ブクログ

北多摩署で起きた殺人事件交番勤務していた定年前の益田その息子も捜査1課の刑事父親を殺したのは元部下で何かにつけて面倒を見てきたがその部下に殺害される

0
2021年02月28日

Posted by ブクログ

今回は被害者も被害者家族も警察官だけに、却って複雑な心境が作用しているところが見どころです。
他シリーズの主役達が脇役で登場することがすっかり当たり前になってきたのは多作の堂場氏だからこそできる贅沢な演出です。

0
2020年02月28日

Posted by ブクログ

シリーズ5作目。今回は被害者が警察官と云うことで、ちょっと毛色が違う感じだった。このシリーズはそろそろ店じまいしてもいいような気はする

0
2019年05月19日

Posted by ブクログ

事件の被害者は、交番勤務の警察官。
肥大者支援課の支援対象は、その妻と息子。そして息子は捜査一課の刑事だった。
犯人探しに躍起となる息子に振り回されながらも、支援課の仕事の一環と、村野は涸れに同行する。
地道な捜査活動により、犯人を追いつめるが・・・
最後になって、題名の本当の意味が明らかになった。

0
2018年09月06日

Posted by ブクログ

シリーズ初見。ストーリーは及第点。読む手は止まらなかったので「暇つぶしになった」の★3つ。余計な描写が多く隅々まで読む気にならない。伏線が分かり易すぎる。人物描写が甘いのか、魅力的な登場人物が少ないのが一番残念。グッとくるポイントも無かった。

1
2020年06月06日

Posted by ブクログ

今作の被害者は警察官。被害者家族である息子は捜査一課の刑事。身内の事件だから捜査を担当させてもらえない息子・智樹に村野が提案した秘密捜査。智樹の苛立ちをガス抜きさせる名案だと思った。それが最後にえッ!?となった。村野だけでなく読者である私も騙された。

0
2024年06月29日

Posted by ブクログ

犯罪被害者支援シリーズ第5弾。
今回は交番勤務の警察官が銃で殺された。
身内が殺されたと息巻く中、過去の交番襲撃事件とリンクする事態に。
被害者家族の息子も警察官。
三代に渡る警察官の家系だという。
息子の智樹は捜査一課所属で、父が殺された復讐心を露にしている。
それを止めるのが、今回の村野の仕事となる。
しかし、それがなかなか上手くいかない。
色々な人物に振り回されながらも、被害者家族に寄り添う。
今回は元恋人の愛との絡みが少なめ。

2022.3.2

0
2022年03月02日

Posted by ブクログ

梓の働きは被害者支援課としては正しいと思うが村野は明らかに逸脱しているだろう。ミステリーとしてはそうせざる得ないといのはわからないでもないがもっと一般的な被害者支援を描いても良いのではなかろうか。それと膝のくだりが多すぎる。さっさと手術して欲しいものだ。

0
2019年02月23日

Posted by ブクログ

犯罪被害者支援課シリーズ第5弾。
チラっと追跡捜査係の沖田氏西川氏も登場。
5年前に起きた発砲事件と同じ手口の事件が起きる。
銃撃され亡くなった警察官の過去の出来事とその家族のお話。
身内になるととたんに弱腰になるとされる警察の様子とそれに対抗する荒くれメンバー。このパターンはおなじみですが、今回は荒くれメンバーに協力してくれる仲間も多くみられて読んでて楽しかった。
個人的にはそろそろヒザの手術すればと思う。

0
2018年11月20日

Posted by ブクログ

シリーズ第5弾。
前作からは1年ぐらい空いてるかも。
今回の犯罪被害者の対象は現役の警察官。しかも、捜査一課の期待の星。内部に甘い警察官の特徴を出す為か、今回の村野の調子も今ひとつ。
交番での警察官の殺人事件がメインで描かれるが、発売から少し経って読んだこともあり、実際にも交番の警察官が犠牲になる事件が続いた。序盤は実際の事件とオーバーラップしてしまうこともあって、ハイペースで読んでいたが、後半になるに連れ、ペースダウン…
かなり早い段階で追跡係の2人の登場、意味のない食事への不満の羅列、そして村野だけが気付いてない感じのネタバレ感。うーん…警察官が犠牲になる警察小説はたくさんあるけど、それに比べても…うーん、ネタが尽きた感がいなめない。
かなりのハイペースで新作を発表して来た作者だが、ここへ来てシリーズの新作のペースが落ちて来た感じがする。しかも、以前から気になっているシリーズまたぎの登場人物のリンクの多様。最初からそういう作風の作家さんなら、楽しいけど、一匹狼の主人公に魅力がある作家さんだから、そこの頼って欲しくない。単なるわがままだけど…

0
2018年10月03日

Posted by ブクログ

主人公の設定が地味なので、無理やり操作に参加させている感が否めない。単体では持たなくなったのか、最近の作品はちょいちょい他シリーズのキャストが出てくる。ファンとしては嬉しいけど複雑。

0
2018年09月04日

Posted by ブクログ

今までの中ではいまひとつかな。犯罪被害者支援の側面が弱くなって、ただの警察小説になってしまったような。

0
2018年08月15日

「小説」ランキング