堂場瞬一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
無作為に選ばれる「国民議員」が最終決定権を持つ。政党も派閥もない。裁判員制度の議員バージョンという感じか。
面白かった。主役格の一人の女子大生が、選ばれたことをきっかけに政治に興味を持ち、自ら意思決定に関わろうとする姿にも好感。こんな若者が溢れたらいいなと。
荒唐無稽なストーリーかもしれないけど、この制度を推す政党を国民が支持したのは、それまでに堕落した旧制の政治家に失望したから。それは現代社会にも通名している空気のような気がしていて、だとすれば急激な変革が起こっても、面白いよねなんて考える僕は現実が見えていないのだろうか。
こんな民主主義の学校があっても、面白いよね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【刑事の挑戦・一之瀬拓真シリーズ第3作目】
今までの堂場さんの刑事物シリーズでは、主人公がベテラン刑事だったので、一之瀬が新米刑事ってことを感じられて、物足りなさもあるが、応援するような感覚になるから面白い。どうやらそろそろ捜一に移動になりそうだし。追跡捜査係の西川・沖田が大きな事件で一之瀬を信じて真相を託すようになるまでにどうやって成長していくのか楽しみにもなる。
2作目で悪戯と判断された爆発未遂事件があったが、今作では爆発事件が起きる。
事件が起きた会社が何か隠しごとをしている。公安と合同捜査となる。
その捜査中に殺人事件が起きるが、殺された被害者が1千万円を抱えていた。
そんな中、事件 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【刑事の挑戦・一之瀬拓真シリーズ第2作目】
千代田署の所轄刑事・一之瀬。1作目から1年くらいが経っているようだが、1作目に書いてあったように千代田署管内で住民は少なく、大きな事件がない、ということで、今作までは大きな事件はなかった模様。
そんな時に皇居ランをする人が狙われるという通り魔事件が起きる。
皇居周辺は、千代田署と半蔵門署の管轄があり、合同捜査になる。
半蔵門署には一之瀬の同期の若杉がいる。一之瀬は若杉が苦手で、若杉はなにかと一之瀬をライバル視する。でもコンビを組んで少しだけ一緒に操作するが、意外と一緒に動ける。
一之瀬は、走るのが苦手だが、皇居ランの捜査として走らされたり、3人目の -
Posted by ブクログ
ネタバレ【警視庁追跡捜査係シリーズ第9作目】
15年前に上野駅で起きた通り魔事件の犯人の垂れ込み電話を沖田が受ける。その人物山岡と待ち合わせするがすっぽかされる。
2度目の約束をすっぽかされている間に、山岡は殺害される。
西川は10年前に新宿駅で起きた通り魔事件を調べており、犯人の垂れ込みをした人物が山岡と知る。
追跡捜査係は10年以上動きがなかった未解決事件を中心に調べるが、今回山岡が殺害された事件を特捜と調べ始める。
山岡は被害者かと思っていたら、通り魔事件の犯人を脅して金をとっていた、という事実が驚愕。
また通り魔事件を起こした犯人も普通にサラリーマンしているのも怖い事実。ぞわっとした。
事件が -
Posted by ブクログ
ネタバレ【警視庁追跡捜査係シリーズ第11作目】
10作目は沖田の出番がなかったが、今回は追跡捜査係フル稼働で読み応えあり。
事件の発端は、10年前に殺人容疑で逮捕された容疑者が無罪となった。その容疑者から当時の捜査官に自分が犯人だという手紙が届く。
一事不再理のため、もし手紙が本当だとしても捜査はできないが、警察のメンツとして調べないということはできず、沖田が担当して動き出す。
一方、西川は神奈川県警に設立される追跡捜査係のアドバイザーとして動いており、4年間も未解決な殺人事件でそろそろ追跡捜査係案件になりそうな事件を研修として神奈川県警の刑事と調べ始める。
二人が違う事件を調べている、ということはど