堂場瞬一のレビュー一覧
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日本の警察シリーズ平成編の第三巻。最終とあるのは平成編のことで令和編があるのか不明だ。
舞台は2012年。海老沢は目黒中央署の署長、高峰は捜査一課の理事官(ナンバー2)になったという設定。
大筋の事件は一つで大した事件とも思えないが二人のやり取りだけで読ませて行く。
しかし本当にこの日本に公安一課のような組織が残っているとは。現実にはこの設定からも10年以上たった。組織が変わったとは思えないがどうなのか。一所轄の所長が定年後の新たな仕事として公安の組織設定をするとはちょっと荒唐無稽に思える。
あと細かいが所轄の刑事課長が新聞記者と会っていただけで左遷される。ほんとか。怖い組織だ。 -
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これは一番時間かかった読むのに。
刑事の絆を強調しすぎな気もしたのだが、
それでも、裏切らなかったのは恒例のイライラさせる女性の登場です。
詐欺にあいながらも自分は被害者でないと言い張り、まだ犯人を崇拝する女。 誰かその女を止めてやれ、と思ってはみても西川刑事もお手上げ。 しかし考えてみれば人間とは、自分を唯一理解してくれたと思った相手を信じるという愚かさも浮き彫りにした内容。
今回も庄田も”らしくない”意地をみせるわ、三井もちょっと今までと違う面をみせるなどなかなか。
次回もイライラ系が登場する予感はあれど、まさかの響子がそれになるとか?
一服の清涼剤、鳩山係長に期待。 -
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有名俳優の男女が一人は死亡、一人は意識不明の状態で発見された。不倫の末の心中ではないかと世間は沸き立ち、ネットニュース、ワイドショー、ファンによる掲示板等、身勝手な憶測と推測とデマが錯綜する中、不穏な事態が次々に起こる。すべてそういった情報媒体の文章で構成されたミステリです。
これって現実でも本当にそう。どんな事件であっても、それが世間の注目を集めるものであるほどに、無関係な人たちにとってのエンタメにしかならないんですね。この物語をかたちづくっているのは少しの事実と、それを取り巻く大量の根拠のない噂ばかり。だれもが真相を追っているように見えて、ただお祭り騒ぎをしているだけ。そんな中で冷静な目を -
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ネタバレ前署長の突然死の謎(自殺隠蔽?)を解くべく、スパイとして鎌倉南署に送り込まれた後任署長・萩原の苦悩を描いた警察小説。
赴任するなり殺人事件が立て続けに発生するけど、主役が署長さんなので自ら捜査(聞き込みとか)にあたることはない、ってとこがちょっと新鮮に感じられた。
署長さんと言っても地方の小警察だから専用車が用意されてるわけでもなく、移動は徒歩か電車、たまにタクシー。なんか予想と違ってて(。・ρ・。)ヘー
400ページに至っても事件解明の目処は全くたたず、「これで本当に解決するのか? ひょっとして続編に持ち越されるのではなかろうか?」とヒヤヒヤさせておいて、残り60ページで過不足な -
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試合帰りの新潟成南高校野球部を乗せたバスが関越道で横転。
エース・里田は奇跡的に軽傷ですんだが、部員の半数が重傷に。
一方、2年連続新潟県大会準優勝の鳥屋野高校野球部は、監督のパワハラが発覚。多くの部員が退部し、廃部の危機を迎えていた。
鳥屋野高校野球部キャプテン・尾沢は、中学時代にバッテリーを組んでいた、里田に、『連合チーム』で甲子園を目指すことを提案する…
結果は見えてるんだけど。
『連合チーム』で甲子園。誰も本気にしない中、動き始める尾沢。
里田も…
周りの大人たちも動き始める…
もうちょっと、『連合チーム』に対する反発があるかと思ったが、意外とすんなり。
勝ち進むに従って、だ -
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ネタバレ感想
失踪課。現実には絶対にあり得ない課だな。事件にならないと警察は動いてくれないから。
しかし、尻上がりにスピード感が増していく展開は楽しめた。やっぱり主人公は何処か影がある方が読み手も感情移入しやすいのか。娘が行方不明になり、妻と離婚して酒浸りの生活だった高城も事件の進展と共に自分を取り戻す姿や良し!
あらすじ
警視庁失踪課は、失踪届などを主に処理するところで文章の整理が主な業務で警察署のやる気のない人が集められた部署である。室長の真弓は、手柄を挙げるべく、今はロートルで酒浸りの高城警部と、玉突き人事で赴任した愛美に、失踪人の詳しい調査をするように依頼する。
高城と愛美は、結婚間近で